HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

♯♯♯♯ 嬰ハ短調とホ長調

2017年06月18日 | レッスン日記(小中高生)
Sさん ( 大人 ) :
ショパンの「嬰ハ短調のワルツ」、それとポピュラー曲もやってみたいです、ということで 「ピアノで弾けるとかっこいい」というコンセプトの曲集から「イエスタデイ・ワンス・モア」を始めました。
今日は1人で練習してきたのを聞かせてもらったのですが、Sさん読譜力すごいなー、と感心です。

ポピュラー音楽のアレンジ譜というのは、独特なノリやリズムの揺れをそのまま記譜してあります。
そのため、クラシック譜面慣れている人にはとっても読みづらいと思うんですが、Sさんは丁寧に譜面を読んでいて、ゆっくりゆっくりの弾き方ながら、細かなリズムもきちんと合わせてあります。
予習でここまで音を取っていてくれたら、後はレッスンで フレーズの弾き方やノリのタイミングをマスターしていけばいいので、大いにはかどりそうです!

また、この「イエスタデイ・ワンス・モア」のアレンジはたまたまホ長調なんですが、奇しくも今 並行してレッスン中の「ワルツ嬰ハ短調」と同じ ♯♯♯♯ ( シャープ4つ ) の調号なのです。
この2曲とも、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、と7つある音のうち ド、レ、ファ、ソ、と半分以上が♯で黒鍵を弾かなければなりません。
すごーく複雑でたじろいでしまいそうですが、ピアノで弾く場合 黒鍵が多いというのは意外と弾きやすいキーなんですよ。
「ほとんど黒鍵ばっかり」と考えれば、手を黒鍵の上に滑らせていく感覚でOK。
ミスタッチも激減するはずです。
…ということを 前回Sさんにお話ししておいたところ、「今まで ド、レ、ファ、ソ、がシャープと考えていたのを ラだけシャープじゃないと思うようにしたら間違えなくなりました」と喜んでもらえました。
ショパンの好んだ「嬰ハ短調」のキー。
得意なキーになるといいですね!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。