HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カノンコードのベースライン♪

2019年03月08日 | コード奏法
Aちゃん(小5):
先週・今週と、歌集「歌はともだち」の中の曲を使って コード伴奏することを練習しています。
「知ってる曲、なんでもいいよ。好きなの弾いてみて」と言ってあって、Aちゃんが今日選んだのは「にじ」という歌です。
楽譜はト長調なので、メロディーを弾く時 ファのシャープに気をつけないといけませんが、左手のコードは ト長調だからといって 何ら構えることはありません。
出てくるコードを弾くだけです。

G、D、Em、Bm 、C 、G、A、D…

出ました、昨今の日本の歌の大半を占める「カノンコード」です。
まずはコードの基本形を確認したあと
「一番下の音を順番に下げて、メロディックにできるんだよ」と コードの転回形を使っていくことを教えてあげました。
ちょっと複雑になるけど、大丈夫、Aちゃんならやれます。
ほらね。
きれいなベースの流れができた。

Aちゃん、先週「歌はともだち」から選んだのは「旅立ちの日に」だったけど、これも たまたまカノンコードだったんだよね。

心地よく安心感のあるコード進行なので、Aちゃんが今後、この進行に慣れて、先生から教わらなくてもメロデックなベースラインを見つけられるようになったら、カノンコードの歌がたくさんあったのが ためになったってことだね。
だけど、それはたまたまそうなったんで。
作曲家の皆さん、いい加減カノンコードばっかに頼るのはやめて、もっと斬新な曲を作ってちょうだいよ、と思うヒバリ先生であった。