HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

中学生・Tくん

2012年05月23日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(中1):
先週、中学に入って始めての「中間テスト」を経験したTくん。
実はガラスのハートの持ち主な彼・・・ けっこう消耗したんじゃないか?
今日は、まったくピアノ上達してないんだろうな。いや、もっと忘れちゃってたり、下手になってたりするかも。
などと内心思い、ぜーんぜんTくんを信用してなかった先生ですが、Tはその予想を裏切ってくれたのでした。
確かに練習はしてなかったようだけど、Tももうヒヨコじゃなかった。
長年ピアノをチンタラやってたかのようなTくんでしたが、実は水面下(?)で、ゆっくりと実力をつけてきていたのです。
ささっと先週の手順を思い出すと、なかなかのいいタッチで ブギウギのリズムを奏でてくれるじゃありませんか。
調子が出てるので、次の部分へ進めてみると、去年までなら苦労したに違いない 右手&左手のカラミも、すぐにひくことができました。大人だ~

さて、Tくんや妹のTちゃん、そして現在中2のMちゃん・M3ちゃんがメンバー(っていうのかどうか)であるユニット「ウォーリーズ」で、今年は「イン・ザ・ムード」をやることになりました(M3ちゃんの希望で)。

Tくんは、中学に入ってまだ日も浅いし、サッカー部に入って練習も大変だろうし、との考慮を含め、ブギウギで鍛えたリズム&コードを生かして、エレクトーンパートを担当してもらうことにしました。
左手でコードを弾くだけでなく、オートリズムのON・OFFやリズムフィルインなど、足のボタンも駆使しなければなりません。
「エレクトーンやってね。このリズムが、全員のテンポとコードを支配するんだから、責任重大だよ。かっこいいんだよ」と言い含めると、Tくんニンマリしつつ、「コードだけでいいの?」と あっさり引き受けてくれました。
さっそく、エレクトーンでやってみると、さすがにコードは初見でスラスラつかめるし、スポーツマンらしく機敏に、足でのリズムマシーン操作もこなしていました。

初めてでこれだけできれば、かなり当てにできるかも。
先生が手取り足取り面倒見なくても、自分の持ち場をちゃんと努めてくれそうだ。
Tくん・・・大人になったね~
頼りにしてるよっ

お人形の夢とハーモニカ♪

2012年05月23日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小2):
7月の発表会では「お人形の夢と目覚め」を弾くことになりました。
この曲は 3つの部分からできていて、それぞれ「お人形の子守歌」「お人形の夢」「お人形の踊り」という小題がついています。
M4ちゃんは、「子守歌」の部分をクリアして、今は「夢」の部分に入っています。
静かな「子守歌」から曲想が変わり、楽しい気分がふくらんでくるような感じのかわいい曲。
M4ちゃんには、3つの部分の中で一番弾きやすいかな。テンポも音づかいも、今のM4ちゃんのレベルにちょうどいい感じだから・・・
ゆったりとした「子守歌」、いずれ出てくる、テンポの速い「踊り」と合わせ、変化に富んだ演奏ができるように、がんばっていこうね。

もう一つ、今年また、同じ2年生のNちゃんと二人でやろうと決めたもの。
それは「お話の朗読と音楽」です。
たまたま、この前にM4ちゃんが、レッスン室にあったハーモニカを見つけて プカプカ吹いて遊んでる姿を見て、先生が大受け!
「そうだ!それを発表会でやろうよ!Nちゃんにお話読んでもらってさ」
「え~~っ?」
たった今まで、ふざけてハーモニカを吹いていたM4ちゃんはびっくり。こんなフザけたこと・・・発表会でやったら笑われちゃうよぉ~ という戸惑いが、顔に現れています。
でも先生は大まじめ。
「M4ちゃんは好きにハーモニカ吹いていいんだよ。M4ちゃんのイメージで!」
たかがハーモニカ(しかもウチのは、百均で買ったヤツだ)だけど、イメージを膨らませれば いろ~んな音が出て、いろ~んな表現ができます。
M4ちゃんの遊び吹きをゲラゲラ笑って見ていて、その中に、なにかおもしろいものを感じたのです。
それで、さっきまでは夢にも考えてなかった「ハーモニカ即興演奏 & すてきな朗読」を 電撃のように思いついちゃった先生でした!

翌週、Nちゃんに「こういうの、どう?」ときいてみたところ、「うん、いいよ」との快諾を得ました。
Nちゃんは本が大好きで、朗読が すっごく上手なのです。
こんな二人のコラボレーション。期待できるじゃありませんか?!

どんなパフォーマンスができあがるか、楽しみだ~ v(^_^v)♪