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ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

瑞鳳殿

2008年01月09日 15時08分18秒 | 仙台藩と伊達家のお話し
4話続くこの記事は、一つにまとめました。

     こちら 「瑞鳳殿」


伊達政宗については、以前記事にしましたが、今回はその廟所である。

仙台市青葉区霊屋下にある瑞鳳殿に行って来ました。 この住所の霊屋(おたまや)もやはり、

ここに廟所があるから、その地名になったのかも知れませんね?








駐車場から坂道を上がると左手に瑞鳳寺がありますが、これは後ほど触れましょう。

そのまま階段を上ります。

石造りの階段は。戦災をのがれ藩政時代からのもので、杉並木は樹齢370年余のものもあるそうです。





階段の途中には昔の「お手水」の跡地がありました。
それと聞いた話ですが、階段の踊り場又は階段の幅が広いのは、お参りに来る女性が、着物の裾の乱れを整えるとか・・・?
そしてこの階段は、伊達家62万石を表したものと言われます。

階段ですが、坂道を登りつめ、8段の石段を上がると3段にわたる石畳の踊り場に至ります。
左の緩やかな石段は62段になっています。
石畳も隙間無く敷き詰められ当時の石工技巧は見事なものです。


話は、戻ります・・・現在のお手水です。



いよいよ瑞鳳殿に入って行きます。   たどり着くまで、三つの門がありました。
涅槃門(ねはんもん)です



次の門は名前が無かったと思います。




瑞鳳殿は、1636年(寛永13年)70歳で生涯を閉じ翌年に、ここ経ヶ峰に造営されたのです。 実は、政宗がここに建てろと言い残した理由、幼名を梵天丸とした理由、政宗出生の秘密がここに繋がるのです。それは、いずれ紹介していきましょう。

昭和6年に国宝に指定されましたが、昭和20年の戦災で消失、昭和54年に再建、
平成13年に改修が行われ、創建当時の姿に甦りました。

それでは、桃山様式の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築を御覧下さい。







ちょっと見にくいですが、柱の彫刻獅子頭も復元されてます。

つづく



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