高倉健、リー・ジャーミン、ジャン・ウェン、チュー・リン、ヤン・ジェンポー、寺島しのぶ、中井貴一(声のみ)出演。チャン・イーモウ、降旗康男(日本編)監督作品。
静かな漁村に暮らす高田剛一のもとにある日、東京にいる息子の健一が重病だとの報せが届く。しかし父と子の間には長年に渡る確執が存在し、そのために健一は父との面会を拒んでいた。息子ともう一度向き合うことを決意する高田。彼は、嫁の理恵から民俗学者の健一が、中国の有名な俳優リー・ジャーミンと交わした約束を果たすことが出来ず悔やんでいることを知らされる。そこで高田は、健一の代わりに彼がやり残した仕事を成し遂げようと、無謀にもたった一人で中国の麗江市へと旅立つのだったが…。(allcinema onlineより)
公式サイト
土曜日の試写会に行ってきました。東京国際映画祭で観たいと思っていたのですが、チケットが取れず観る事できなかったのですが、試写会が当たりましたので観に行ってきました。
試写会が土曜日だった事と、主演が高倉健さんであるためか、今迄にないくらい客の年齢層が高い(苦笑)。周りはみな、おじさんというよりおじいさん、おばさんというよりおばあさんに近いと思われる方々ばかり・・・。もちろん構わないんですが、並んでいる時圧迫感を感じました。係員に「4列で並んでください」と言われると4列じゃないと気がすまないらしく、友達が来るので空けておいて下さいと言ったにもかかわらず、「4列じゃないじゃない、おかしいわよ、この列」と繰り返し言ってました。もう面倒なので無視(苦笑)。
それから、映画上映中に「え?何?これじゃどこだか分からないじゃないの」と普通の声でしゃべるのは止めて下さい(笑)。ここは公共の場であって、あんたんちじゃないから(笑)。確かに私も同じ事を思いましたけど、それは心の中で言いましょう。他にも普通の声でぺちゃくちゃしゃべられると非常に気になります。人のフリ見て我がフリ直せ、ですね。どーしてもツッコミたい時は小声にします(爆)
実はこの日の朝はや~い時間に渋谷へ行き、「ギミー・ヘブン」の初日舞台挨拶の回を観るために並んでいたので、夕方にあったこの映画の試写会時、途中で寝てしまいました(苦笑)。高倉健さんだし、おそらく、のんびりした雰囲気の映画だろうから、キケンキケンと思っていたら、やっぱり(笑)。
ストーリーは上にある通りで、ほぼ中国での話が中心になっています。
重病である自分の息子が撮ろうとしていた「単騎、千里を走る」をビデオに撮るために、単身、中国に渡る健さん扮する高田ですが、言葉が通じない中でスムーズに行くわけもなく、付いてきてくれた通訳の人も日本語がおぼつかないため、日本語がちゃんと分かる通訳の人にいちいち電話で確認しなくてはならず、なかなか大変。
やっとリー・ジャーミンに会えたと思ったら、彼は投獄されていて、会うための手続きも大変だし、やっと会えて、舞踊を撮ろうとしたら、リー・ジャーミンは息子に会いたいと泣き出して、舞えなくなってしまいます。
やむなく、息子のヤンヤンに会いに行く高田。その村で、たった一人の旅人のために村中の人が集まり、歓迎の料理を出し、テーブルを連ねてくれます。
きっと自分がその立場だったら、感動するだろうなぁと思って観てました。
やっとヤンヤンをリー・ジャーミンの所へ連れて行く事になりますが、車が故障し、修理をしている間にヤンヤンが山の中でへ逃げ出してしまいます。後を追い、迷子になってしまう高田とヤンヤン。二人っきりで言葉が通じない中でのヤンヤンとの交流。ヤンヤンは憎たらしいけれど、所作が可愛くて、憎めません。笑えるシーンもあります。
結局、高田だけがリー・ジャーミンの元へ帰る事になります。しかし高田はすでに本来の目的を達成する気持ちは薄れていて・・・・・・。
途中、寝てしまった割には、泣けましたね。やはり親子の情に訴える映画は泣けてしまいます。静かで、特に奇をてらったところもない映画ですが、人の優しさを確認できる映画ですね。
現在、中国との関係があまり芳しくなく、中国映画(香港・台湾含む)に興味を持ち始めた自分としては、とても悲しいことですが、辛い過去にばかり目を向けるのではなく、今を生きる人達が、お互いの文化や人を理解し、尊重しようとすれば、もっと良い関係ができるのではないかな・・・と考えたりしました。
静かな漁村に暮らす高田剛一のもとにある日、東京にいる息子の健一が重病だとの報せが届く。しかし父と子の間には長年に渡る確執が存在し、そのために健一は父との面会を拒んでいた。息子ともう一度向き合うことを決意する高田。彼は、嫁の理恵から民俗学者の健一が、中国の有名な俳優リー・ジャーミンと交わした約束を果たすことが出来ず悔やんでいることを知らされる。そこで高田は、健一の代わりに彼がやり残した仕事を成し遂げようと、無謀にもたった一人で中国の麗江市へと旅立つのだったが…。(allcinema onlineより)
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土曜日の試写会に行ってきました。東京国際映画祭で観たいと思っていたのですが、チケットが取れず観る事できなかったのですが、試写会が当たりましたので観に行ってきました。
試写会が土曜日だった事と、主演が高倉健さんであるためか、今迄にないくらい客の年齢層が高い(苦笑)。周りはみな、おじさんというよりおじいさん、おばさんというよりおばあさんに近いと思われる方々ばかり・・・。もちろん構わないんですが、並んでいる時圧迫感を感じました。係員に「4列で並んでください」と言われると4列じゃないと気がすまないらしく、友達が来るので空けておいて下さいと言ったにもかかわらず、「4列じゃないじゃない、おかしいわよ、この列」と繰り返し言ってました。もう面倒なので無視(苦笑)。
それから、映画上映中に「え?何?これじゃどこだか分からないじゃないの」と普通の声でしゃべるのは止めて下さい(笑)。ここは公共の場であって、あんたんちじゃないから(笑)。確かに私も同じ事を思いましたけど、それは心の中で言いましょう。他にも普通の声でぺちゃくちゃしゃべられると非常に気になります。人のフリ見て我がフリ直せ、ですね。どーしてもツッコミたい時は小声にします(爆)
実はこの日の朝はや~い時間に渋谷へ行き、「ギミー・ヘブン」の初日舞台挨拶の回を観るために並んでいたので、夕方にあったこの映画の試写会時、途中で寝てしまいました(苦笑)。高倉健さんだし、おそらく、のんびりした雰囲気の映画だろうから、キケンキケンと思っていたら、やっぱり(笑)。
ストーリーは上にある通りで、ほぼ中国での話が中心になっています。
重病である自分の息子が撮ろうとしていた「単騎、千里を走る」をビデオに撮るために、単身、中国に渡る健さん扮する高田ですが、言葉が通じない中でスムーズに行くわけもなく、付いてきてくれた通訳の人も日本語がおぼつかないため、日本語がちゃんと分かる通訳の人にいちいち電話で確認しなくてはならず、なかなか大変。
やっとリー・ジャーミンに会えたと思ったら、彼は投獄されていて、会うための手続きも大変だし、やっと会えて、舞踊を撮ろうとしたら、リー・ジャーミンは息子に会いたいと泣き出して、舞えなくなってしまいます。
やむなく、息子のヤンヤンに会いに行く高田。その村で、たった一人の旅人のために村中の人が集まり、歓迎の料理を出し、テーブルを連ねてくれます。
きっと自分がその立場だったら、感動するだろうなぁと思って観てました。
やっとヤンヤンをリー・ジャーミンの所へ連れて行く事になりますが、車が故障し、修理をしている間にヤンヤンが山の中でへ逃げ出してしまいます。後を追い、迷子になってしまう高田とヤンヤン。二人っきりで言葉が通じない中でのヤンヤンとの交流。ヤンヤンは憎たらしいけれど、所作が可愛くて、憎めません。笑えるシーンもあります。
結局、高田だけがリー・ジャーミンの元へ帰る事になります。しかし高田はすでに本来の目的を達成する気持ちは薄れていて・・・・・・。
途中、寝てしまった割には、泣けましたね。やはり親子の情に訴える映画は泣けてしまいます。静かで、特に奇をてらったところもない映画ですが、人の優しさを確認できる映画ですね。
現在、中国との関係があまり芳しくなく、中国映画(香港・台湾含む)に興味を持ち始めた自分としては、とても悲しいことですが、辛い過去にばかり目を向けるのではなく、今を生きる人達が、お互いの文化や人を理解し、尊重しようとすれば、もっと良い関係ができるのではないかな・・・と考えたりしました。