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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

花の生涯-梅蘭芳-(ジャパン・プレミア)

2009-02-26 15:01:25 | 映画(は行)
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レオン・ライ、チャン・ツィイー、スン・ホンレイ、チェン・ホン、ユィ・シャオチュン、安藤政信、六平直政出演。チェン・カイコー監督作品。

祖父の代から続く京劇の名門に生まれた梅蘭芳(メイ・ランファン)。早くに両親を亡くし不遇の幼少期を過ごした彼だったが、美貌と才能を受け継ぎ、10代にして女形のスターとして花開く。その後、海外で学んだ邱如白(チウ・ルーパイ)と出会った梅蘭芳は、彼の主張に感銘を受け、伝統的な京劇の世界にも革命が必要だと考えて実践していく。そんな2人は義兄弟の契りを交わし、強い絆で結ばれていく。そしていよいよ梅蘭芳が円熟期を迎えたその時、彼は京劇界きっての男形女優、孟小冬(モン・ツァオトン)と運命的な恋に落ちるのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★★☆
安藤くんの軍服に惚れ直す度:★★★★★

ジャパン・プレミア試写会へ行ってきました。意外とすんなりチケットが取れたので、席がガラガラだったらどうしようかと思いましたが、発売から1時間で売り切れたそうで・・・。
レオン・ライ、チャン・ツィイーが来日し、安藤くんと共に舞台挨拶がありました。
二人とも大スターなので、司会者の質問に当然のように、しっかりとした受け答え。
安藤くんは・・・と思いきや、驚くなかれ、しっかりとして受け答えをしておりました。
まるで別人でしたよ(笑)。
やはり中国へ行って撮影したことが、彼を大人に成長させたのでしょうか。それとも2年ぶりに安藤くんを見たから??
安藤くんは、中国語をかなり頑張ったようです。吹替えではなく、自分の声で演じていましたからね。中国の映画は、吹替えにすることは普通なので、安藤くんも当然、吹替えになると思っていましたが、日本語のシーンも多いため、中国語の所だけ吹替えというのも、不自然ですよね。それに、監督がチェン・カイコー氏。「PROMISE」の時も、真田さんやチャン・ドンゴンも吹替えにしませんでした。努力した人には、報いてくれる監督なのかも。安藤くんは日本人の役だし、中国語ペラペラの役とはいえ、大目に見てもらえるのかもしれません。安藤くんの中国語、もちろんネイティブには及ばない、ということは分かりますが、上手いかどうかはよく分からない(笑)。
思っていたよりも、出番が多かったです。予告観た感じだと、ちょっとだけかと思ってたので、個人的には満足です(笑)。
それに、それに。軍服姿の凛々しいこと・・・。おねーさんは、惚れ直してしまいましたよ!



ストーリーは、「さらば、わが愛~覇王別姫」よりも面白いと感じました。長い映画でしたが、飽きずに観られましたし。なんと言っても、ユィ・シャオチュンの演技が素晴らしい。歌と踊りとしぐさは、ピカイチでした。
チャン・ツィイーは、出番少なかったです。安藤くんよりも少ないんじゃないかと思ってしまうくらい。梅蘭芳の人生の中で一時しか出てこないので。

この映画、前売券なしで、2000円興行だそうで。自信満々なのか、興行が期待できないので、見に来る人から搾り取るのか(笑)。配給権料が高かったのかなー(苦笑)。