Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ナショナル・トレジャー

2005-10-22 22:09:49 | 映画(な行)
ニコラス・ケイジ、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ボイド、ダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン出演。ジョン・トータルトーブ監督作品。

先祖代々ゲイツ一族に伝わってきた、秘密結社フリーメイソンにより守られた秘宝。その秘宝の謎を解く鍵をついに一族の末裔ベンが発見。だがその鍵はアメリカの独立宣言書の裏に書かれているという。そこでその秘宝を求める悪党とベンが独立宣言書を奪いあうことになってしまう…。(ヤフーレビューより)

ウォルト・ディズニー配給の映画で、いかにもハリウッド映画!という感じの映画でした。
なかなか楽しめましたよ。なんていうか、この手の映画はやはりハリウッドだよな~と思えますね。
なぜかハリウッドがやると、インディージョーンズシリーズみたいに、ちょっとファンタジックな感じなのに、あまり嘘っぽく思わないというか、観てる方もいつの間にか入り込んでしまいます。使ってる金が違うしね~~
CGも素晴らしい。ハラハラドキドキのさせ方も上手い。
最初は一緒に宝を探していたのに、ちゃんと仲間割れして(笑)、追いつ、追われつの展開に。
こういう宝探しの話しってラストに宝は見つけるんだけど、結局、洞くつとかが崩れて、宝もオダブツというパターンが多いけど、そういう意味ではこの映画はちょっと意外でした。
宝が見つかるシーンは、なかなかいいシーンだと思います。もちろんCGなんだけど、あれ、大画面で観たら、ちょっと感動するかも。さすがハリウッド。

ニコラス・ケイジは今まで観た中では、結構かっこいい方かなと思ったんですけど、なんででしょう(笑)
ストーリーは謎解き(結構あっさり解けるのが、微妙に気になったけど)含め、単純に楽しめましたが、ヒロインとのキスはイラネ、と思いました(笑)。
そういう流れになってはいましたが、唐突な感じで微妙な気持ちがしましたよ。

ところで、宝探しって、どこか憧れますよね。特典映像を観ると、実際に宝探しをしている人がインタビュー受けたりしてて、しかも、本当に宝を見つけたりしてるらしく、驚きましたが……
なんていうか、ロマン?みたいなのがあって、興味が湧きます。
以前、TVで「徳川埋蔵金」を捜せ、みたいな番組があって、結構長い間やってましたけど、ま、埋蔵金なんか出ないだろうなと思いながらも、心のどこかで何かをちょっとだけ期待したりして、いつも観てました(笑)
本当に見つかってたら、放送前にニュースになるだろうとは思いつつ、世紀の瞬間を見逃したくないな~なんて思ったりして。

レンタルですけど、特典映像が結構付いてて、そっちも楽しめましたよ。

NANA

2005-10-01 13:17:03 | 映画(な行)
中島美嘉、宮崎あおい、松田龍平、成宮寛貴、平岡祐太、玉山鉄二出演。大谷健太郎監督作品。

公式サイト

家の近くの映画館で観て来ました。タダ券で(笑)
でも、観る直前まで凄く凄く迷いました。
「NANA」を観るか「容疑者 室井慎二」を観るかで。
こんなに迷ったのは久しぶり。最初は「NANA」を観るつもりでいたのですが、観た友人が「監督は好きだけど、この映画はあまり好きじゃなかった」と言っていたのがずっと気になっていて。
私が好きなタイプの映画は絶対に「容疑者 室井慎二」の方。
踊る大捜査線はTVシリーズが大好きで、映画版も1作目は絶賛してた私ですが、映画2作目を観て、首をかしげてしまい、結局、「交渉人 真下正義」は観ませんでした。
「容疑者 室井慎二」は監督が違うとはいえ、観た人の感想はマチマチ。暗くて重い話だから好き嫌いがあるんだろうけれど…

すごーく迷った末、結局最初に決めていた「NANA」を観ることにしました。
映画館の人が「NANA」でいいんですね?と聞いてきたので、ちょっと微妙な気持ちがしましたが(笑)

金曜日の夜なのに、観客が私含めて4人しかいませんでした。最初は貸しきりかと思った(笑)しかも私はタダ券で入ったので、誰も金出してないのに、フィルム回すのか、とちょっと映画館が気の毒に思ったくらいで(苦笑)。

さて、映画ですが、私が思っていたよりずっと楽しめました。
友人から聞いていたのと同じ感想を持った部分も結構ありました。
まず、とにかく宮崎あおいちゃんがひたすら可愛い。
彼氏の家に来て、フリフリのエプロンで掃除をしている姿を観て、ドン引きしましたが(爆)、しばらくして、そういうキャラなのかと納得し、そのうちあおいちゃんがとっても可愛く見えて来て、果ては、漫画からそのまま抜け出してきたようなこんなキャラをほとんど素のように演じられるあおいちゃんは、もしかして才能ある子なんじゃないかと思えてきたくらいで。
そして、中島美嘉演じるナナが歌っているシーンやトラネスのライブのシーンで、ステージを観ている時の表情がとてもいい。
実際、いいライブを観ている時ってああいう表情すると思う、あの表情から、あおいちゃん演じる奈々が、どういう気持ちでいるのかが、バンバン伝わってきました。
あおいちゃんの演技をちゃんと観たのは、初めてかもですが、私が楽しみにしている映画「ギミー・ヘブン」にも出演するので、その時の演技も楽しみになってきました。

それから中島美嘉。彼女の事はほとんど知りませんが、上手い演技は観た事ありません(爆)「偶然にも最悪な少年」では、あまりの大根ぶりに呆然としたので…
ほとんど期待してませんでしたが、観ているうちに慣れました(爆)
でもさすがシンガーだけあって、歌は上手いですね。劇中で歌う曲も凄く印象的。
ところで、あの厚化粧はもともとなんですかね?映画の中だけですかね?CMとか観てると、いつもあんな感じがしますけど、マスカラとか濃すぎじゃないですか?あれがいいの??あんなに化粧しなくても十分綺麗な人だと思うんですが…

そんな中島美嘉よりももっと衝撃的だったのが、平岡祐太くん。どこで観たんだっけ?と思ったのですが、「スウィング・ガールズ」で出てた役者さんですね。
あおいちゃんと二人での部屋のシーンでの平岡くんの演技を観て、それこそドン引き。私は自主制作映画を観に来たわけじゃないですけどっ!(怒)と本気で思いました。平岡くんってあんなに演技下手だっけ…?最初はワザとやっているのかと思いましたが、他のシーンでも全然ダメ。どうしようかと思いました、マジで。嫌だったのかな、この映画出るの(苦笑)。

時折入るあおいちゃんと中島美嘉のモノローグはあまり気に入らなかったし、いかにも少女漫画的なストーリー(原作が漫画なのでしょうがないんだけど)なので、ストーリー展開がうんぬんと考えるのはあまり意味ないなと思いつつも、ラストの方では、だんだんこの二人(もちろんナナと奈々)の事が好きかもーと思えてきたので、私はこの映画、まぁ楽しめたのではないかと。「容疑者 室井慎二」の方を観ればよかった~と後悔するには至りませんでした。

ただどんな映画が好きな人に薦められるんだろうと考えるとうーん…
原作は未読ですが、原作ファンにも評判は悪くないらしいですねぇ。原作好きな人、あおいちゃんファンは観て良いのではかと。
続編制作が決定したそうですね。
うーん。観に行くかどうかは、その時決めます(笑)

NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

2005-09-25 13:21:18 | 映画(な行)
忍者ハットリくんこと、服部カンゾウは、父ジンゾウに最後の修行として課せられたのは「主以外には誰にも知られずに、現代の江戸で暮らせ」というものだった。さっそく東京にやってきたカンゾウは、小3のケンイチを主に選ぶ。カンゾウの忍術の数々に驚きながらも、ふたりの間には友情が芽生えていくのだが…。(amazonレビューより)

知らない人はいないと思いますが(笑)、藤子不二夫の「忍者ハットリくん」が原作の映画ですね。
子どもの頃、アニメを観てましたが、この映画を見始めて、基本的なストーリーをほとんど覚えていない事に気付きました。

なんで、ケンイチくんの家にいるのか?
ケムマキがハットリくんのライバルな事は覚えているが、どんな位置付けだっけ?(凄く嫌な奴?それともライバルだけどちょっとは骨のある奴?)

基本的なストーリーは覚えていないものの、なぜか基本的な忍術は覚えているという(笑)
忍法ムササビの術とか空蝉の術とか分身の術とか…
ああ、それそれ!みたいな(笑)
そして、テーマ曲もやはり歌える(苦笑)。

しかし、慎吾くんの忍者ハットリくんはデカいですな(笑)
あんなデカいハットリくんが部屋にいたら邪魔です(爆)寝る時は天井ですから、まだマシですが。
ふんどし姿には笑いました。そしてケンイチくんの部屋は360度回転するしくみになっていたそうで。凄いですね。あれは面白い。
ケンイチ役の子は、この映画が、映画デビューだそうですが、観た事ありますね。ハットリくんに大してそっけないシーンの演技が良かった。後半になるにつれて、セリフが棒読み(そしてちょっとなまってるような?)になるのは、ちょっと残念でしたが。
ラスト、黒影をぐいぐい押すシーンはなかなかの物でした。

ケムマキ役のゴリは、なかなか良かったですね。この映画を観る前日か何かにTVで「落ち武者」を観たばかりだったので、ギャップが物凄かった(笑)

ところで、黒影と聞いて赤影を思い出すのは、私だけですね、そうですね…(笑)

ストーリーはまぁ説明する程の事もなく、単純明快。分かりやす過ぎて、ファミリー向けだなという感じです。可もなく不可もなく。
ストーリーよりも個々のシーンを楽しんだ方がいいかと思いました。
何気に何度も出てくる瀬戸朝香が気になりました(苦笑)。

ニュースの天才

2005-08-02 13:57:20 | 映画(な行)
ヘイデン・クリステンセン、ピーター・サースガード、クロエ・セヴィニス出演。ビリー・レイ監督作品。

“THE NEW REPUBLIC”誌編集部で最年少のスティーブン(ヘイデン・クリステンセン)は次々と特ダネを発表。だがある日編集長のチャック(ピーター・サースガード)は彼の書いた記事に疑問を感じ始める。(ヤフーレビューより)

製作総指揮にトム・クルーズの名前があります。トムが若ければ、この手の映画に出そうな感じもする。意外と社会派な映画にも出てるよね。

「スターウォーズ」のアナキンが天才ジャーナリストになってました(笑)。
実際にあった記事の捏造事件を元にしている映画で、主人公のスティーブン・グラスも実在の人物。しかも、存命。それを映画化するってのも凄い話。

スティーブンは、編集部の会議で、ネタを面白おかしく話すうちに、記事を捏造するようになってしまいます。最初はほんの少し、面白く書いただけだったのでしょう。でもそのうち、記事のほとんどが捏造に。
同僚たちは、スティーブンが掴むネタ、そして記事に毎回期待するようになり、無言のプレッシャーもかかったのかもしれません。
ところが、そういう事はいつかバレる時が来ます。
少年が大手の会社にハッキングしたという記事に疑問を持った記者が出てきます。大手という会社を調べても、上がってこない。
問い合わせを受けた編集長がスティーブンに事の詳細を尋ねても、シラを切るスティーブン。そしてどんどん嘘を重ねていきます。大手の会社のHPを作ったり、代理人を弟にやらせたり・・・。
最初はスティーブンの視点で描かれていた映画は、途中から編集長のアダムの視点に代わります。なので、スティーブンが嘘をついていると思いつつ、もしかして本当なんじゃないの?と思ってしまったり。それくらいあたかもネタが実在するかのように嘘を重ねます。
最後は見ていて辛くなるくらい。
まわりの同僚はスティーブンをかばい、編集長は問いただすという構図が、社内に生まれていきます。
嘘って、最初は自覚していても、「自分は嘘をついていない」と弁明をするうちに、本当に嘘をついていないと思い込んでしまうことがあります。子どもにありがちなんですが(苦笑)。

ヘイデンはなかなか好演していると思います。
ところが特典についていた映像に本人が出てました(笑)。本人がインタビューを受けた番組が特典に入ってたんです。
本人には叶わないわな(苦笑)。
追放されてからカウンセリングを受け、今後、謝罪していくような事を言っていましたが、捏造記事を書いたことについての本を出版するそうで、出版社と契約し、多額の契約金をもらったそうです。
ん?なんか変じゃないのか?それって・・・


2046(上映会)

2005-04-22 17:13:59 | 映画(な行)
試写会ではなく、上映会です。4月27日にDVDが発売されるので、その宣伝を兼ねたものなのだと思いますが・・・
友人が当たり、未見でしたので、一緒に行ってきました。

トニー・レオン主演。木村拓哉、コン・リー、フェイ・ウォン、チャン・ツィイー出演。ウォン・カーウァイ監督。
公式サイトはこちら

1960年代の後半、香港の古びたホテルに住むチャウ(トニー・レオン)は、それまで自分が接してきた女性たちとの思い出やこだわりを胸に、ある近未来SF小説『2046』を書き始めていく。それは、失われた愛を見つけることができるという“2046”へ向かう謎の列車の物語。2046から帰ってきた者はいないという。ただひとりの男(木村拓哉)を除いては。そして今、男は再び列車に乗り込んでいた…。(amazonレビューより)

すみません。あらすじ自分では書けないっす(汗)。あらすじを見て知ったのですが、キムタクは、再び列車に乗り込んでいたんですね。帰ってくる途中なのかと思ってた。でも「2046」から帰ってきたのは、キムタクだけだと言ってるし・・・
うぉう。やっぱりちゃんと理解してないのね、私(汗)。別にトニーにウットリしてたからではないですよ(笑)

いきなり、キムタクのナレーションから入ったので、ちょっとびっくり。しかも、全部日本語(笑)劇中も日本人の役だからなのか、全部日本語。キムタクは撮影に苦労したとかって聞いたような記憶があるんですが、広東語が話せなくて苦労したわけではないんですね・・・。
ウォン監督は、独特の撮影をするらしい(あんまり知らないけど、脚本がないとかって聞いたような)ので、それで苦労したんでしょうね。もちろん、言葉の壁もあるだろうし。

トニーはステキなオジサマでした。さっき実年齢を調べて、驚いた。42歳なんですね・・・私がこの世で一番好きなミュージシャンたちと同年代。ってか、同じ年齢。うぉう。花の62年生まれ。そーかそーか。惹かれた理由が一つ分かった(笑)
ヒゲがある方が、ステキかな?オールバックの髪型が個人的にツボ。何度か劇中で、オールバックをキメている後姿が映るんですが、ポケーっと見とれてしまいました(笑)

で、ストーリーですが(笑)
思っていた程、ワケワカランという感じではなかったです。近未来の話というわけではなく、主人公が作家で自分の創作した小説の世界がSFだったわけですね。
恋多き男、というよりは、女遊びが盛んな主人公なワケですが、たった一人、愛した女性にはフラれてしまっている。んで、なぜ一緒に来てくれなかったのか、いつまでもイジイジ考えているわけですね。
書いている小説には周囲の人間が出てきます。住んでいる宿の主人の長女は日本人と恋をしているけれど、父親に認めてもらえない。チャウは文通の手伝いをしたり、電話をかけるようにアドバイスしたり、他の女性にも言われてましたが、優しい男性です。でも一度寝ちゃったチャン・ツィイーは突き放したりして。うーむ。

この映画、どこでも言われていると思いますが映像は素晴らしいです。出てくる女優さんもステキ。フェイ・ウォンは目がくりっとしてて、かわいい。アンドロイドのフェイもかわいい。
カリーナ・ラウって、トニーと付き合ってるそうで・・・(別に落ち込む所ではない・笑)この女優さん、日本の女優さんで似てる人いますよねー名前が思い出せないんですが、カリーナよりはずっと年上だったと思う。
コン・リーが一番印象的でした。出番は少ないですけど。トニー扮するチャウが愛した女性だからでしょうか。最後の別れのキスの激しさに凄く惹かれましたね。スー・リーチェンの涙も、この状況なら私でも泣くさ、と思ったりして。(なんで自分に置き換えるのか分からんですな)

ラブストーリーではありますが、全体的に嫌いなタイプの話ではないです。観ている時は、結構この世界に惹き込まれてたと思うので。
ただ、DVDで観た場合、寝る可能性あり。デカいスクリーンで観ても、中盤ちょっと危なかったですから・・・
もう1回観たら、もっと理解できるような気がするんですが、今度こそ寝てしまいそうです。

ちょっと調べてみたら、どうやら、「花様年華」という映画を先に観ると分かりやすいようです。さて、どうするか。観るべきですか?(笑)

21グラム

2005-03-20 18:05:19 | 映画(な行)
ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ出演。

ストーリー:クリスティーナは、ふたりの娘と優しい夫と幸せに暮らしていたが、その愛する家族を交通事故で失ってしまう。ひき逃げ犯は前科者のジャック。更生し、神を信じて真面目に働いていた矢先の不注意による事故だった。しかし、亡くなったクリスティーナの夫の心臓は、移植を待っていた大学教授のポールの命を救う。このことがきっかけになり、クリスティーナ、ポール、ジャックは引き寄せられるように近づく…。(amazonレビューより)

これまた時間軸があちこち行く映画でした。最近の流行りですか?
時間軸だけでなく、最初は話もバラバラで、何がどう繋がるのか分からないのですが、不思議と何の違和感もなく観る事ができ、自然に理解できました。
……何が違うんだ?エターナル・サンシャインと(笑)
こういう映画は家でじっくりDVDを観る方が性に合ってるのかもしれない。

それぞれの悲しみや苦しみに、涙なくしては観れませんでした。
ナオミ・ワッツの演技は初めて観たかも?綺麗な人だなぁと思って観てました。演技も悪くないです。
実はワタクシ、ショーン・ペン好きじゃないのです。どちらかというと嫌い。
それは別に演技の上手い下手とは関係なく、とあるハリウッドスターが彼についてのコメントしていて、それを読んだ時、一気に嫌いになってしまいました。ずいぶん昔の話しですが。
未だにそれを引きずっているんですが、私が好きなキーファー・サザーランドはショーンに恩があるらしい…。
ショーンの出ている映画は観ますが、彼のインタビューとかコメントを聞きたいとかは思わない。もちろん会って話したいとも思わない。(会えるわけないし、話せませんが・笑)

映画の中で時々出てくるセリフで「人生は続いて行く」というのがありました。
どんなに悲しい事や不幸が自分に降り掛かろうと、人生は続いて行く。
大切な人を失った人には辛い事ですね。
誰でも死ぬ時は、21グラムだけ軽くなる、というナレーションがありました。
その21グラムって何だろう。
それが何なのか解るような気もするし、解らないような気もする。

映画を観ながら、この映画に対して感想を持つというよりも、別の事を考えてました。
不良だったジャックが更正して、神を信じ、でも裏切られたと言っているセリフがあって。
何年も前に友人が言っていた事を思い出した。

「宗教を信じてる人って、ずるいと思う。祈ればそれで救われてしまうのだから」

人が死ぬのは、神の意志?だからしょうがない?車で人を引いてしまうのも、神に選ばれたから?しょうがない?だから苦しまないで、それを受け入れる?

今日は地下鉄サリン事件から10年。
「あれから10年、神もいないこの地上を、子供たちは走り続ける」
これは「カナリア」のコピー。

さっき、テレビで地下鉄サリン事件の特集をやっていた。
もう10年なのか、まだ10年なのか。
生き残った人達の人生は続いて行く。何かに傷付き、何かを背負って。