根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

梅雨明け→晩夏

2007-08-05 13:49:17 | エッセイ、コラム
いやはや暑い。
昼食をとったら無性に眠気が襲ってきた。
いま本格的な睡眠をとってしまうと、夜に眠れなくなることは分かっているので、少し抗ってみせるが、程なく軽い眠りに就いてしまう。

部屋の外では蝉が鳴いている。
既に晩夏の蝉のツクツクホウシまで鳴き出していて、梅雨明けはこの前だったのに、もう季節が無茶苦茶だ。
しかし、こう暑いと外出もままならず、下手に外に出て熱射病にでもなったらコトなので、しばらくは大人しくエアコンの効いた部屋で過ごし、気温が落ち着く夕方まで買い物に出掛けるのは控えることにしよう。

たぶん、こんな夏の午後なんだろうなのだと思う、白昼夢なんてものをみてしまうのは。
まったく脳みそもエラーを起こしてしまうだろう、こんな感じの暑さでは。

なぜか、私は白昼夢というとサルスベリの紅い花とリンクして考えてしまう。
陽炎が立ち昇るアスファルトに、青い空と入道雲、そしてサルスベリの紅い花、それが白昼夢をみる条件のように思えてしまう。
もちろん、尋常ならざる気温の高さもあるのだが…。


軽い仮眠をとって、朝、落とした珈琲を口にしたら少し脳が覚醒してきた。

さて、真夏に似合う音楽でもかけながら、読書でもすることにするか…。