☆あまちゃんの毎日ガハハハ日記☆

三男児+夫との生活、代表を務める会http://shirouiryo.com/のこと、自分の日常を綴る日日是好日

日大光が丘病院撤退問題

2011-09-02 03:06:34 | 医療のこと
報道でもかなり見受けられるようになってきましたが、日大光が丘病院が撤退する、後継先が決まるのが今月中旬~下旬、ということになっています。

この問題に骨身を削って取り組んでいらっしゃる駿河台日大病院小児科・齋藤先生は

「現在の小児医療体制(日大光が丘病院小児科は、年間8,000~10,000人の夜間小児救急患者に対応し、それを総計20名以上の小児科医で維持している)を引き継ぐことは100%不可能です。この事は練馬区も練馬医師会も認めております。」

今日齋藤先生にお会いして来ましたが、練馬区内では日大光が丘でしか行われていない医療処置が多いこと(小児の問題だけではまったくありません!)、それを後継先の医療機関が引き継げるわけはないこと、日大光が丘から近い順天堂は年間の受け入れ小児夜間救急の人数を区切っており、それ以上については受け入れ不可、としているそうです。(そうでないと維持できない現在の小児救急体制は、十分に理解できます。)

目を真っ赤にして「あと数10分早ければ、あと数時間早ければ、助かったのに、という命をたくさんみている。そこで泣き崩れる親御さんをたくさんみている。そういうことをできる限り、起こしたくない。その現場を一度でも見てくだされば、双方のトップのお気持ちも変わるだろうに・・・」と。

また「今回の日大光が丘病院が撤退して、現在後継に名乗りを上げている医療法人の選定が決定した場合、練馬区だけでなく、東京都北西部と埼玉南西部の小児医療に深刻なダメージを来すため、この理不尽な撤退騒動を何としても食い止めないといけません。」

練馬の問題だけではありません・・・
取り返しのつかない重大なことが起きています・・・

現状を変えることは非常に困難なのかもしれませんが、(しかし諦めることはできません)現状を知り、住民みんなで関心を傾け、最後の最後まで共有しなければいけない、と
思います。

私たちは、「いち病院を守ろう」という活動はしていません。だから、存続ありき、の話ではありません。

日大存続ありき、ではなく、そこに住む、利用するひとが困らない道であるのならば、それでよいと思うのです。(それが日大存続、ということだといまの医療体制では
思いますが)

7月15日に問題点が明らかになってなぜこのギリギリまで私が動かなかったか、ということについてはいくつか理由があるのですが、後継先にしっかりとしたところが出てきて、それがしっかりと引き継ぐならばそれもよいのではないか、と考えていたこと(しかしそうではなかったこと)、やはり練馬の利用者のお母さん達から沸き上がってくる
ものが最もいいのだと思っていたこと、などなど・・・です。

現状を変えることは困難ですが、私たちがどんな思いでいるのか、利用者や利用者でなくても心を痛めている私たちがどんな気持ちでいるのか、知っていただくことだけでも進めたく思います。

是非、皆さんからの「ひと言メッセージ」、お願いいたします。
ama_kyo@@ag.em-net.ne.jp
までお願いします。@をひとつ削ってくださいね★

「出産育児一時金直接支払い制度」のときのように、すべてが逆転してうまくいく、とは思っていないのですが・・・あのときは担当してくださった方々が本当に心ある方だったので・・でもあの時だって逆転できると思っていたわけではなかったので・・・諦めず、できることをやろうと思います。

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