☆あまちゃんの毎日ガハハハ日記☆

三男児+夫との生活、代表を務める会http://shirouiryo.com/のこと、自分の日常を綴る日日是好日

●GW直前!風疹の流行をおさえよう●

2013-04-24 05:58:29 | 医療のこと
長いけど、長いけど、読んでください!!!
***

先日、「先天性風疹の根絶を目指して」セミナー(加藤茂孝理学博士・理研@和光)へ
行ってきました。
下線部以下にあるように、MMRワクチン(はしか・風疹・おたふく)の全員接種をしている米国では、
2004年に風疹という病気自体はなくなっています。(はしか・おたふくも同様に・・・)

日本のワクチン政策は確かにいろいろと問題があったし、今もある。
でも私達市民もリスクを恐れている間に、先進国ではなくなった病気が発展途上国同様に日本では流行している、
という現状があります。
特に風疹に関しては、MRワクチンの接種を推奨されていますが、
MRワクチンについては安全性は高いと言われています。
安全性についてはこちらの風疹QAに、記載があります。

こちらのページ(FM西東京・kirakira☆アヴェニューからの風疹特集文字起こし)も
大変わかりやすいです。

予防接種後副反応報告書集計報告書(平成23年度分)には詳しい報告があります。
報告書だと読みにくいですかね。平成19年度であればそのままWEB上で見ることもできます。


もちろん副反応はゼロではありません。ワクチンを打ったがために病気になるなんて、と思う気持ちも、わかります。
けれど、こうしてリスクを恐れている間に他国が次々と防げる病気の根絶を進めている中で、大流行を起こしている日本、というものをいま一度考える必要があると思います。
ワクチンで防げる病気なんて、病気全体で考えたら本当に本当にわずかだそうです。

話を風疹に戻します。先日のセミナー報告です。(医療者の方、誤りに気付いたらご指摘ください)

===
風疹にかかっても症状が出ないのは、小児が3分の1、成人15%
妊婦⇒初期の3ヶ月に胎児の目・心臓・鼻が作られるので、この時期にかかるとこれらの
臓器に障害が。耳だけは7ヶ月まで関係する。難聴。

風疹の流行期には、CRSが生まれる、過去の流行が物語っている。

日本と英国で「(妊娠の可能性がある)女性だけ防げばいい」と1977年ワクチンを開始。
米国では全員に接種し、2004年風疹はなくなったと宣言。
(その後、米国にならい、小児のMRワクチン接種がスタート⇒その結果、今年も小児の感染は非常に少ない)

日本の風疹は2010年に87例。根絶間近だった・・・
今年はすでに3400例を超えている。
ワクチン接種導入前風疹によると推定されている流産数 年間25000人程だった⇒
それが1000人いかない位にまで下がった が、・・・

全体の感染者の78.5%が男性
20~49歳の男性がそのうちの86%

(都内の年齢別患者報告数などはこちら
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/ )

今回の流行は「大人の男性」の流行。大人の男の病気!
男は妊娠しないからいい、じゃない!職場で家庭で、女性にうつす!


34~60歳の男性⇒1回も打っていない
25~34歳の男性⇒個別接種を推奨されていた期間(誰も打たない)⇒接種率は1%程

今流行っているウイルス。どこからきたか?
1E(遺伝子の型) 2001~2012 中国か東南アジアから 輸入感染症
2B(遺伝子の型) 2010~2011 ベトナムから、 2007~2012 インドから
それがいま土着として日本に広がっている。

アメリカではMMR接種開始後、
はしか・おたふく・風疹ともにすでに根絶した。
過去の病気になった
が今年もアメリカでは、CRSが3例出た。
なぜか?アフリカからの輸入感染症。


都内のワクチン費用助成について:

①理想的なのは「千代田、台東、荒川」:男女全員20~49歳が無料。

②文京、大田、葛飾:男女全員20~49歳を補助。

③中央、墨田、江東、品川、目黒、豊島、北
19歳以上の妊娠を希望する女性とその夫に全額無料

④足立、新宿、世田谷、中野、:19歳以上の妊娠を希望する女性とその夫に補助。

③④は本当の意味では、意味がない。妊婦さんに予防できても、周囲の流行を抑えることはできない。

(※助成に関して多くの自治体が「風しんワクチン含有の接種歴がない方」と明記が
ありますが、これについては自治体に問い合わせてみます。結果がわかったらまたお知らせします)

お住まいの自治体の助成状況については、こちらのページからお住まいの自治体の風しん助成に関するページに飛びます。
(とっても便利!)

職場・お住まいのお近くにある内科で打てるところも多いので、まずはお近くの内科
または小児科へ問い合わせを。
東京都「ひまわり」からも、検索できます↓
そのうえで見つからない場合は、こちらも参考に。


◆立川と東中野、川崎にある「ナビタスクリニック」はエキナカにあり、夜9時まで診療しているのでビジネスマンの方でも打ちやすいと思います。


◆臨海部ではとよす内科クリニックは、豊洲駅から1分です。
お昼は12時半までやっていますので、ランチを抜け出しての接種も可能です!
夜は18時半まで。

アビエスクリニックは大手町で19時まで受けられるそうです。


また以下、日曜日に打てるクリニックもあります!

◆千歳船橋駅から徒歩2分のかるがもクリニックでは、27日(土)はもちろんのこと、
4月28日(日)も接種可能です!


◆東高円寺駅から徒歩5分のひだまりクリニックでも、28日(日)接種可能です!

皆さま情報ありがとうございます。

4/24追記

稲毛イオンサティクリニック日曜日の午前中、打てます。

雑司ヶ谷赤ちゃんこどもクリニック
日曜日16時~17時、打てます。
※ちなみにこちらはGW、5/5のみ休診)
※しかも通常診察が毎日22時半まで


自由が丘駅から徒歩2分のメディカルプラザも日曜日の午前中、受けられます。


(他にも日曜日接種可能なクリニックをご存知の方がいたら是非ご連絡ください)
4/25追記:情報ありがとうございます!


3月に流行が始まり、区内保健所から「非常事態である」「会に協力してほしい」というSOSが出てから、多くの方へ、メディアや企業、医師へこれまでも情報を送ってきました。
GWに東京に人が集まり地方に分散しかねないこの時期、今から打っても免疫がつくのに間に合わない、と思わず、通常の風しんの最も流行期である6月が来る前に、少しでもおさえるべく勝手にキャンペーンを始めることにしました。

=====================
●GW直前!風疹の流行をおさえよう●
勝手にキャンペーン
20代~40代の男性の皆さん!!!27日(土)28日(日)にMRワクチンを!!!
●風疹対策プロジェクト●
~風疹の大流行に危機を強める様々な立場を越えた人の集まりです
=====================


現在の風疹に関する感染者の人数、地域分布、年齢分布など詳しくはこちらです。
http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2013pdf/rube13-14.pdf
NHKのストップ風疹のページも大変詳しいです↓
http://www3.nhk.or.jp/news/stopfushin/

心を込めて☆7月12日こぶたラボ共催講座

2012-07-04 14:25:36 | 医療のこと
皆さま、またまたご無沙汰しています。
ついつい・・・ツイッターで済ませてしまいますね。
長々と読んだのに、結局告知なの?っていう展開が苦手なので、はじめに言います。
告知です!


栗橋病院で始めた事業『医療市民マイスター』は全講座7回を終えて、20~60代の様々な経験をもつ17名の熱くて優しいマイスター達が誕生しました。

縦糸が医療従事者、そして横糸が私達医療市民マイスター、織りなす布で患者さんを包んでいく、という思いで、この栗橋病院での事業を*Orinas*と名付け、この7月3日から事業を開始しています。

現在は準備段階で実際に患者さんの前に出ていくのはもう少し先ではありますが、Orinasとしての活動が少しずつ始まっています。

いろいろ・・・課題はモリモリですが!頑張っていきます。

そして最近、驚いたこととしては、私が日々周囲の子ども達とかかわっている
「第四の居場所作り」のことで、
とても大きな反響をいただいたことです。

マイスター小児医療のことではなく、こんな身近な日々の暮らしのことで反響をいただいたことにビックリ!(マイスターや小児医療も同じくらい反響ほしいーと思ったとか思わなかったとか・・・笑)

でも、「誰のことも責めずに目の前の人に向き合う」そして「心を込めてする」という意味では、小児医療マイスター第四の居場所作りも子育てもわだっち@和田商店街もみーんな同じ自分の大切なこと、です。

というわけで(どういうわけだー!はい、ここから告知です
私の大切な活動、小児医療を守る活動。
ひとりでも多くの親御さんが夜間、病気のわが子を前に心配でたまらない気持ちではなく、ほんの少しでも安心して過ごせるように・・・(必要なときは即受診できるように)そのために学ぶことの大切さをお伝えしています。

いまの会のメンバーの基礎固めともなった、こぶたラボさんで共催講座をおこないます。
是非、来て下さいね。
いつもよりもさらにさらに心を込めて、大好きな場所で大切なことをお伝えしたいと思います。
乳幼児の親御さんには知ってほしい、子どもの病気と事故についての大切なこと、
まとめてギュギュッとお伝えします。

こぶたラボとの共催講座

「子どもの病気・怪我~自宅での処置から救急にかかる目安まで~」
日時:7月12日(木)13:30~15:30
場所:北新宿生涯学習館 3階 視聴覚室
講師:小林真澄先生(朝霞台中央病院 小児科部長)


家でのケアグッズの準備や救急にかかる場合に、それまでお家でできる処置など、
ママが知っていると安心できる情報をたくさんお伝えします。
赤ちゃん・お子さんと一緒にご参加ください♪
詳細はこちら


頭を打ったこととその後のこと 母だけ学ぶことは矢面に立たせること!?

2012-05-21 12:01:24 | 医療のこと
先日、5歳の息子(久々にこちらでマタイ、と呼びます)が頭を打ちました。
初めての外科的な受診で、いくつか学んだことがあるので、ここでシェアしたいと思います。長文ですが、よろしければ。

5月6日、GWの最終日でした。

群馬の叔母が来てくれて、朝からお花の種を植えたり、そのうちに雨が降ってきて、家の中でかくれんぼをしたり、のんびりと過ごしていました。

16時が過ぎて、雨もやみ、叔母がせっかく来たのだから何か買ってあげたい・・・といつものように言ってくれて、子ども達3人は喜んで外出。私はなんかかやと家事をしていたように思います。(3人連れて歩くことはとても大変なのに、近いコンビニだからと、70近い叔母一人に行かせてしまったことをその後、若干反省・・・明らかに、母、サボりました。)

後から聞くと、雨の後だったので滑りやすいと上の子は走るマタイを止めに行ったりしたようですが、結局マタイは走ったままコンビニへ。つるっと滑って頭を打ちました。
その瞬間、わあっと泣いたとのこと。そして痛がったとのことでした。
その後、何とか泣きながらもいくつか商品を選び、購入し、帰宅。

おもちゃを選んでいるときにも頭を打った話をするとわかんない、と答えていたとのことでした。

帰宅後も、さりげなく頭を打ったときのこと、その打った場所のことなど聞きましたが、打ってない、というかこんなもの(おもちゃ)絶対選んでいない、とのこと。

明らかにその時間の記憶が飛んでいるようでした。

私の高校がラグビーが強いところでしたので、脳しんとうを起こした選手が、試合後に試合のことをまるで覚えていない、という話はよく聞いたことがありました。

それと似たようなことかな?と思いながら、まずは会の講座で配布している「小児救急 こんなときはどうするの?」の「頭を打ったとき」のページをめくりました。
すぐに救急へ行くべき症状は、
○意識がない
○けいれんを起こしている
○鼻や耳から出血している

と書かれていました。これはすべてNOでした。

夫はこぶができていないから心配、受診したほうが・・・と言いましたが、これは会の講座で、頭を打ったときこぶが出来ているか出来ていないかは心配な状態かどうかには直接関係ない、と聞いていました。
(つまり、こぶができていても心配なことはあるし、こぶができていないからといって心配だということではない、ということです。)

そのことを伝えると、へえええ。と夫も叔母も納得しました。

その後、夕飯の支度。まだ若干頭を痛がっていたので、好きな物を作ってあげようと思い、マタイに聞くと、カレー。

カレーができあがると、「カレーが食べたいなんて言ってない」とのことでした。(ねぎとろ丼が食べたいと)

普段こういうことはない子なので、ちょっとあれ?と思い、やはり記憶のほうに何らかの衝撃があったのかな、と推測しました。

家にある「小児科のお医者さんからママたちへ」の「頭を打った」ページをめくり、確認。
大丈夫な目安にはこうありました。

1.頭を打った直後に大声で泣いた
2.そのあとで、嘔吐やけいれんがない
3.泣き止んだあとはケロリとしている
4.打ったところにへこみがない

すべて○でした。
(但し書きがあります。それは末尾に記載しますね。)

名前や日にちが言えないようだと心配、という項目があったので、自分の名前と保育園のクラス名やお友達のお名前などを確認。これは問題ありませんでした。

顔色は若干青くて、頭を少し痛がる程度。

前日、お腹が痛いと言っていましたので、お腹の痛みをこのくらいとすると(手を広げ)、いまの頭の痛いのはどのくらい?と聞くと、その半分にも満たないくらいの手を広げていました。

吐いたり、時間の経過とともに頭の痛みが落ち着くのではなく痛がるようになったら、すぐに救急外来へいこうと思い、そのことを二人に伝え、子を寝かせました。
痛みは時々あるようなものの、強い感じではありませんでした。

心配で心配でたまらない、ということはありませんでしたが、頭の中には小学生のころだったでしょうか、のぼり棒から落ちて翌日死んでしまった小学生のニュースがあり、当時とてもショックを受けましたので、「吐いたら迷わず行こう」と思っていました。

翌日、月曜日に一般病院の脳外科を受診。コンビニでの出来事は覚えていない、その後の夕飯時のこともお話し(もちろんメモに書いて持参しました)、また名前やクラスなどは頭を打った直後から問題なく言えることもお伝えしました。
(お母さん、パーフェクトー!と言われました。笑)

その後、CTを撮りました。異常はありませんでしたが、二日間は安静にしているように、そして目を離さぬようにと言われ、また「1日に5~6回吐くようだったらすぐに連れてきて」とのことでした。
1回でも吐いたら行こう、と私は思っていましたが、「子どもは頭を打つとよく吐くので、まあ、5~6回吐いたらで」と言われました。(さすがにこれは親としてはもうちょっと早めに行くかな、と思います。)

2日間保育園をお休みさせて、様子見をし、何事もなかったので、よかったです。
頭の痛みは身体の打撲と一緒なので心配ない、そのうちによくなるとのことでした。
子どもは頭を打つとよく吐くので、食べたがらない時は無理に食べさせないように、と注意を受け、いただいたペーパーにも当日のお風呂は控えるようにと並んで、そうありました。
これは私はちょっと判断ミス。(なのでパーフェクトではありません。)
無理やり食べさせたわけではないですが、ちょっぴり頑張れ~と励ましたような気がしています。

私の両親は夕飯時の話を聞いて、救急を受診するよう私に言いました。
ひとつひとつ私が判断した基準となることを話して、最終的には親のあんたが決めることよね、となりましたが、「心配」というのはなかなか厄介な生き物だと感じました。

心配をどこかになすりつけずにいるためには、それなりに学ぶこととそしてそれをきちんと伝える技量が必要なのだなと感じました。

『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会は、親が診断を下す、という活動では決してありません。
けれども、子がいますぐに行くべき時か様子を見れるのか、そこを親が判断する。
しかしそれだけではなくて、周囲(旦那さんや奥さん、実両親、義両親)からの助言にある意味では対抗、抵抗する、というのはなかなか大変なのかもしれないな、と思った出来事でした。

つまりお母さんだけを集めて講座をしてお母さんだけが理解できるようになっても、それはやはり彼女たちをある意味では矢面に立たせること、といったようなことがよぎりました。これについてはずっと考え続けています。
パパママ講座もやっていますが、共有することの大切さ、を改めて痛感しました。

そして使ったツール(本や冊子など)はあくまでも補助的ツールです。
そっと触ったり顔色を見たり、遊んでいる様子を見守ったりしていたのが、一番の決め手、元気な様子が一番の決め手、でした。

どんなツールであれ、結局ツールに依存してしまうと、また判断を誤ることもあるなと思いました。
いろいろ感じたマタイの出来事でした。

大事に至らず、本当によかったです。(今でも頭を打ったことは覚えていません)

※誤解を与えやすい個所など、補足説明が必要でしたら、ぜひコメント欄にお願いします。※

『小児科のお医者さんからママたちへ』
P.67 頭を打った
<本文中の続き>
ただし、頭を打った直後は大丈夫でも数日間は要注意です。
数時間から数日後に嘔吐があったり、頭痛がとれなかったり、ことばが不明瞭になったり、転びやすくなったりしたとき、あるいは元気がまったくなくなったり何か変だと思ったら、脳神経外科やCTなどの設備がある総合病院を受診してください。


追記(6/5)
一時的に記憶がなくなる、記憶が飛ぶ、ということはよくあるのですか?と質問を受けました。
転倒した直後の記憶が飛んだこともその後の夕飯時のことも、頭を打った後にはどちらもよくあることとのことでした。



参加者アンケートより 保育園児の保護者向け講座

2012-04-17 11:06:55 | 医療のこと
親になったらみんなに知ってもらいたいー!ほんとにむちゃくちゃ役立つよー!と強く思っていて
こんなこと
やっているわけですが、なかなか、なかなかどうして、伝え下手!
思いばっかり熱くって皆さんを引かせること、はや5年・・・

私の熱弁より、参加者の声が届くかなー?なんて思って、皆さんのお力お借りする次第です
長いですが、読んでねー

以前行った、保育園児の保護者向け講座のアンケートより
今週末、さいたまでも保育園児の保護者向け講座あります!(末尾に掲載)


通園している保育園の園長先生も一緒に聞いていただいたので、今後の園生活がとても心強い
と思いました。たくさんの保護者や先生に参加していただいて、保育園全体で、このような知識を
共有できるとよい
と思いました。

そんなに深刻に悩まなくてもいいことがほとんどということ。初めての子だから特に心配しすぎて
しまうので。保育園に通わせる親としての心構えができてよかった。

夫と一緒に参加でき、双方で理解できてよかった

今はまだ病気をしたことはないが、今春に保育園入園を控えているので、今後の心構えができた

親が子どもの緊急事態の時にどう動いたらよいか、学ぶこと、知識を持っておくことは大切だと
思いました。

赤ちゃんを産んだばかりのお母さん、またこれからお母さんになる妊婦さんにこのような講座を
受けてもらったら、本当に役立つと思います。もっと早くから知っておきたかった

とても内容の濃い2時間でした。今回のお話を胸に刻みながら、子どもの病気と付き合いたい
思います。

子どもには何か起こってからどうすればいいのか調べていたら手遅れということもあるので、
今日勉強することで心がまえができ、冷静に対応できそうです

病院ではなかなか聞きづらいことが、詳しく聞けてとても良かったです。

子どもをいつも見ていられるのは親か保育士、常に子どもの様子に気を配り、何かあったときは
あせらずしっかり対処することが大事
だとよくわかりました。

全身状態を見るという最も重要なことが伝わって良かったと思う。病気に対して少し安心感が持てた

予防接種について医師の話が詳しく聞けたのでとても良かったです。何気ない日常で子の全身状態を
きちんと把握していくことも大切
だと思いました。

保育園の対応もすべて正しいわけではないと、小児科の先生からお話が聞けたこと。



いよいよ春めいてまいりましたね。
今春、新しいスタートを切るという方も多いのではないでしょうか?
そこで、当会が開催する
保育園児の保護者向け小児医療講座をご紹介させて頂きます♪

保育園・幼稚園にお子さんを通わせている保護者にとって
“子どもの病気”は常に頭を悩ませる問題ですね。

「保育園に通い始めてから病気ばかり…」
「今日は仕事休めない。熱は下がったから保育園連れて行って大丈夫?」
「保育園お迎え後に発熱。もう小児科は閉まっているし、救急に行った方がいいの?」…etc.

保育園や幼稚園などの集団生活が始まると病気や感染症にかかる機会が多くなります。
熱が下がらなかったり、咳や鼻水が長引いたり、発疹が出たり…
子供の心配な症状に、病院を受診した方がいいのか、保育園に連れて行っていいのか、
不安を感じたり迷ったりしたご経験はありませんか?

集団保育でかかりやすい病気や感染症の基礎知識を中心に、
病院を受診するかどうか・保育園を休むかどうかの判断の目安、
お家でのケアの方法(お薬の飲み方)など、
診察の時はゆっくり質問出来ない疑問を小児科の先生に分かりやすく説明していただきましょう。

もちろん、専業ママやお子さんが集団生活を控えているパパママにもお役立ち情報満載
日頃の疑問や不安もしっかり解消!!
日曜日の開催ですので、ぜひご両親ともにご参加ください

=========================================================================
『知っておきたい!保育園児と病気の付き合い方~いつから保育園に行っていい?』

【日時】2012年4月22日(日)  10:30~12:30 (受付開始 10:00)

【場所】小鳩保育園
  ※JR南浦和駅東口より徒歩3分ほど(弁天公園前にあるピンクと緑色の建物です。)
  ※地図 (住所:さいたま市南区南浦和2-42-18
        
【講師】田中 秀朋 先生 (あかちゃんとこどものクリニック院長)
  ※クリニックHP

【定員】35名(先着順)
  ※1歳以下のお子様は同伴受講OK。

【参加費】1000円

【託児費】 無料!(先着20名)
  ※託児は3ヶ月から未就学までのお子様がご利用いただけます。

【お申込みはこちらへ】 

  ※受付後、こちらから「受付確認メール」をお送りいたします。
   お申込み後、1週間経っても連絡がない場合、
   何らかの不具合の可能性がございますので、お手数ですが
   下記のお問合せ先まで、ご連絡くださいますようお願いいたします。

主催:『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会
=========================================================================


4/22(日)『知っておきたい!保育園児と病気の付き合い方~いつから保育園に行っていい?』

2012-04-04 22:09:40 | 医療のこと
『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会の、久々の埼玉での、講座です!
講師は、人気のクリニック あかちゃんとこどものクリニック・田中秀朋先生。
会にはお母さんに寄り添いきる先生、戦うことも恐れず医療や社会と真っ向向き合う熱い先生など等
いろんな先生がいらっしゃいますが、田中先生は、「バランス」の先生。
そんな田中先生のお話で、病気とも保育士さんともうまく付き合うためのヒントが見つかるハズ!です。



いよいよ春めいてまいりましたね。
今春、新しいスタートを切るという方も多いのではないでしょうか?
そこで、当会が開催する
保育園児の保護者向け小児医療講座をご紹介させて頂きます♪

保育園・幼稚園にお子さんを通わせている保護者にとって
“子どもの病気”は常に頭を悩ませる問題ですね。

「保育園に通い始めてから病気ばかり…」
「今日は仕事休めない。熱は下がったから保育園連れて行って大丈夫?」
「保育園お迎え後に発熱。もう小児科は閉まっているし、救急に行った方がいいの?」…etc.

保育園や幼稚園などの集団生活が始まると病気や感染症にかかる機会が多くなります。
熱が下がらなかったり、咳や鼻水が長引いたり、発疹が出たり…
子供の心配な症状に、病院を受診した方がいいのか、保育園に連れて行っていいのか、
不安を感じたり迷ったりしたご経験はありませんか?

集団保育でかかりやすい病気や感染症の基礎知識を中心に、
病院を受診するかどうか・保育園を休むかどうかの判断の目安、
お家でのケアの方法(お薬の飲み方)など、
診察の時はゆっくり質問出来ない疑問を小児科の先生に分かりやすく説明していただきましょう。

もちろん、専業ママやお子さんが集団生活を控えているパパママにもお役立ち情報満載
日頃の疑問や不安もしっかり解消!!
日曜日の開催ですので、ぜひご両親ともにご参加ください

=========================================================================
『知っておきたい!保育園児と病気の付き合い方~いつから保育園に行っていい?』

【日時】2012年4月22日(日)  10:30~12:30 (受付開始 10:00)

【場所】小鳩保育園( http://www.kobato.net/ )
  ※JR南浦和駅東口より徒歩3分ほど(弁天公園前にあるピンクと緑色の建物です。)
  ※地図:http://mf1.jp/oSydCP (住所:さいたま市南区南浦和2-42-18)
        
【講師】田中 秀朋 先生 (あかちゃんとこどものクリニック院長)
  ※クリニックHP: http://www.akachankodomo.com/pc/

【定員】35名(先着順)
  ※1歳以下のお子様は同伴受講OK。

【参加費】1000円

【託児費】 無料!(先着20名)
  ※託児は3ヶ月から未就学までのお子様がご利用いただけます。

【お申込みはこちらへ】 

  ※受付後、こちらから「受付確認メール」をお送りいたします。
   お申込み後、1週間経っても連絡がない場合、
   何らかの不具合の可能性がございますので、お手数ですが
   下記のお問合せ先まで、ご連絡くださいますようお願いいたします。

主催:『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会
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5周年 感謝を込めて

2012-04-03 00:13:05 | 医療のこと
『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会を始めてから、5年が経ちました。

ほかの先進国と同じように考えていた日本の小児医療、想像していたことと現実とのあまりの違いに衝撃を受け、会を始めてからまる5年。

本当にまだまだ道半ばですし、この”意外と!”伝え下手な私のこと、うまく伝えられなくて、はがゆかったり凹んだりしながら、それでも、今よりもよい小児医療を、医療を、次の世代へ渡したいと思って、微力ながら、超微力ながら、でも微力がゆえにみんなの助けをいっぱい受けながら、進んでいます。

そう。
自分の武器って、自分の強みって、なんだろう。ってここのところ考えていたのだけれど。

1つは、強い思い。
もう1つは、自分のために、この小児医療の環境改善という目的のために、ひと肌脱ごうという人の多さ、じゃないかな。と思った。(違っていたり、他にあったら教えてくださいー笑)

優れた文章が書けるわけでもないし、優れたプレゼンができるわけでもない。
強烈なカリスマ性があるわけでもないし、美貌が備わっているわけでもない。残念ながら。だはっ!

でもこの強い強い思い、やっぱりこれは持っている。確かに持っている。
今よりよいものを次へ残したい。
できることは限られているけれど、できることに取り組んで、少しでもよいものとしていきたい。

会員の方向けのMLでも書いたのだけれど、「我が子達が親になった時、あまりにも当たり前になりすぎて
いつか遠い昔に日本の小児医療の普及・定着のために汗水流したお母ちゃんたちがいたことなど、すっかり消えてなくなっているくらいになると、いい」と思っている。

過去のこと、としたいのだ。

もう1つの強み。
ひと肌ぬいじゃう人達の多さっていうのは、本当にあっぱれで、あっちからもこっちからも湧いて出てくるのです。
ありがたさに、しょちゅう涙腺緩む日々。ときめく、日々。
(結婚しても、子がいても、ときめきがあるって幸せだなあ・・・ん?)


代表がスーパーウーマンでないからこそ、みんなが手を出したくなるのでは?なーんていい風に考えて、
ありがたくみんながそれぞれの力を発揮して、私は真ん中でニコニコしているわけです。


ありがとう。仲間も先生方も会を応援してくださる方も。
大好きです。
心からの愛と感謝を込めて。

4月2日(ちょっと間に合わず3日だけど!)
『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会
代表 阿真京子

4月 始動です

2012-04-01 07:29:22 | 医療のこと
前回の投稿から2カ月・・・まずいです。
完全にTwitterにやられっぱなしのブログです。笑

前回投稿してからだいぶ経ってしまったのですが、この春新しく始めた事業
医療市民マイスター事業の本講座が始まっています。現在、2回目が終了したところです。
次回は、看護とは、病院の職業、院内見学、など。毎回、濃く充実した内容で、ひとつひとつ自分も身に着けていきたいと思います。(この後、薬のこと、患者にはわかりにくい言葉のこと、メディエーションの講習や在宅医療のこと、と続いていきます。単発でも受けられますので、よかったらぜひ~。)

皆さん、遠路はるばる来てくださって、まずそのことに胸打たれます。
時間もさることながら、交通費も毎回ばかにならないし、それでも参加してくださる方がたくさんいること。(新しいチャレンジで、未完成なことばかりなのに、参加者の方々のやさしい眼差しにほんと打たれます・・・。)
言葉だけでない「全面協力」をし続けてくださる病院の関係者の方々、身近で最大限の協力を惜しまない仲間たち、大切なことだと心を込めてお話くださる講師の方々・・・毎回毎回、胸打たれることが多くて、3月はときめいてばかり、胸いっぱいの日々で、なんだか言葉がうまく出ず、おかしな感じでした。
地に足がついていないというか、じっくり取り組むというところにいかなくて、いつもと違うふわふわした自分の状態。頭もまわらなくて。気持ちばっかり感動でゆっさゆっさと揺れる日々。

それもまた次の段階に進むのに必要なものだったと。

昨日一日、振り返ったり、思い切りしんみりしたり、味わっていて、「胸いっぱい」がようやくとれた気がします。スーっと。ぬけたかな。

さあ、本当の目標に向かって進んでいきます。
「私の夢」に付き合わされるようなことなく、振り回されるようなことなく、みんながそれぞれの「夢」を実現していけるように、最大限私も務めたい、まずは自分の花を開花させたい、と思います。

いつも応援を本当に本当にありがとうございます。

医療市民マイスター事業、いよいよ始まります!

2012-02-08 09:48:04 | 医療のこと
『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会を始めてから5年弱。
医師と患者家族との間に横たわる溝、
病院で起きている、ちょっとした悲しい出来事・・・
それらを間近で見聞き、感じてきました。

その後、NPO法人マドレボニータのマコ先生からご紹介いただき、
isb公共未来塾に事業プランを提出し、昨年採択されました。
このブログでも触れたことがあるかと思います。


病院と地域を結ぶ
医療者と患者をつなぐ
そんな役割のひとがいたら・・・

病院にかかわる多くの人が今よりほんの少しでもハッピーになるように
そんな願いを込めて、この事業をスタートさせます。

様々な方の大いなる協力を得て、やっとこさっとこスタートラインまで来ました。
でもまだまだ・・・これから、ここから・・・


病院にかかわる問題、大きすぎて複雑すぎて、手も足も出ない。
そんな風に感じたこともありました。

すべてを解決できるなんて思ってもいないし、何かを解決できるとも思いません。
でもちょっとしたヒント、誰かとつながる、どこかとつながるヒントが得られることで、
そんなちょっとした解決の糸口を一緒に探せるようなひと、そんなひとが
病院の中にいたら・・・

「心が通い合う医療」を目指して。

みんなで創っていくプロジェクトです。
是非、ご参加ください。(東京からだとちょっと遠いのですが!)


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  医療市民マイスター プレセミナー 「あったらいいな、こんな病院」
                      

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病院の役割や地域の実情を学んだあと、みんなが「あったらいいな」と思う病院について
アイディアを出し合い、理想の病院に近づけるために私たちひとりひとりが出来ることについて、
楽しく身体を動かしながら、ワークショップ形式で一緒に考えます。

◎第一部(13:00~14:00) 医療「はじめの一歩」

  講師 済生会栗橋病院 副院長・小児科部長 白髪 宏司 先生

  日本の医療の現状、地域の現状、救急指定病院や病院、かかりつけ医の役割、といった
誰もが知っておきたい、『知って役立つ医療のこと』を学びます。


◎第二部(14:15~16:00) みんなで病院について考えよう!

  講師 ナチュラルコミュニケーション 主宰 井上 美須加 氏

  私たちはどんな病院を望み、希望の病院に近づけるために一人一人は何ができるか、
楽しく身体を動かしながら、アートワークで掘り下げていきます。
理想の病院に近づける、一歩です。


【日 時】平成24年2月28日(火)13:00~16:00
【場 所】済生会栗橋病院 (埼玉県久喜市)
【対 象】地域にお住まいの方、病院の利用者・関係者・ボランティアの方、病院・医療に関心のある方
【参加費】500円(資料代・保険代)
【定 員】30名(お申込多数の場合は抽選とさせていただきます)
【主 催】医療市民マイスター協会
【協 力】済生会栗橋病院
【お申込】コチラ

 ※「内閣府iSB公共未来塾」採択事業


プレセミナーへのお申込み、医療市民マイスターについてはこちら→http://is-meister.jimdo.com/
医療市民マイスターの取り組みについては逐次WEBでお知らせする予定ですので、応援よろしくお願いします!

医療市民マイスター協会 代表 阿真京子







12/11 保育園児と病気の付き合い方

2011-12-07 05:55:40 | 医療のこと
下書きにたくさんある投稿をすっ飛ばして、今日は告知を。


今週日曜日12月11日(日)に開催の講座は、杉並区内の保育園父母会から企画があがってきた、保育園通園中の子を持つ父母を対象にしたスペシャルな企画☆かといって、父母会の方だけを対象にしたものではない、一般講座です。

講師はお母さんファン多し、の山本淳先生。
先日、すぎなみ地域大学の講師を私とご一緒に担当していただきましたが、何度も途中・・・爆笑しかけました。こらえるの、必死

ブラックで、とっても面白い先生ですが、それだけではなくぜんそくで悩む方にとても救いになった、と度々言われる「やさしいぜんそくの治し方」の著者でもあります

効果が低いとされる1歳未満のインフルエンザワクチン、保育園0歳児に必要?
そしてノロウィルスやロタウィルスなどの対処も一度しっかり覚えておくと、
家族間感染を予防するのにとっても便利です

また、今回もこども未来財団に申請が通りましたので、託児は無料です。
ご参加をお待ちしております

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杉並区家庭教育学級


保育園にお子さんを通わせている保護者にとって、
“子どもの病気”は常に頭を悩ませる問題。

「保育園に行かなければ、こんなに病気しないんじゃないかしら」
「ちょっと体調悪いみたいだけど、今日は仕事が休めない」
「時間がなくて小児科へ連れていくのもたいへん」…etc.

ふだんはなかなかゆっくり時間がとれない小児科の先生と、
保育園生活を送る上での病気との付き合い方をお話してみませんか?

保育園ママパパと、経験豊かな小児科医との座談会です。
気になっていたけどいつもの受診時には聞けなかったこと、
たっぷりお時間をとっておしゃべりしましょう☆

【講座タイトル】ママパパの気持ちがラクになる
保育園児と病気の付き合い方、小児科医のかかり方

【日時】12月11日(日)10:30~12:30 (受付開始 10:00)

【場所】ゆうゆう善福寺館 http://p.tl/vxFE
(杉並区善福寺2丁目26番18号)

【講師】山本淳 先生(星川小児クリニック院長)

【参加費】お一人につき1,000円(杉並区子育て応援券利用可)

【定員】35名(先着順)

【託児】無料
財団法人こども未来財団様へ助成金を申請、助成決定により、託児費は無料となりました!
0歳3ヶ月~未就学のお子様は託児をご利用いただけます。
※1歳未満のお子様は同伴でご参加いただけます。
(1歳以上のお子様の同伴は、お申込み時にご相談くださいませ。)

【お申込み】http://p.tl/dYpx ←のフォームよりお願いいたします。

【お問合わせ】info@shirouiryo.com 
『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会 事務局

共催 杉並区教育委員会
協力 今川保育園父母会、善福寺保育園父母会

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日大光が丘病院撤退問題

2011-09-02 03:06:34 | 医療のこと
報道でもかなり見受けられるようになってきましたが、日大光が丘病院が撤退する、後継先が決まるのが今月中旬~下旬、ということになっています。

この問題に骨身を削って取り組んでいらっしゃる駿河台日大病院小児科・齋藤先生は

「現在の小児医療体制(日大光が丘病院小児科は、年間8,000~10,000人の夜間小児救急患者に対応し、それを総計20名以上の小児科医で維持している)を引き継ぐことは100%不可能です。この事は練馬区も練馬医師会も認めております。」

今日齋藤先生にお会いして来ましたが、練馬区内では日大光が丘でしか行われていない医療処置が多いこと(小児の問題だけではまったくありません!)、それを後継先の医療機関が引き継げるわけはないこと、日大光が丘から近い順天堂は年間の受け入れ小児夜間救急の人数を区切っており、それ以上については受け入れ不可、としているそうです。(そうでないと維持できない現在の小児救急体制は、十分に理解できます。)

目を真っ赤にして「あと数10分早ければ、あと数時間早ければ、助かったのに、という命をたくさんみている。そこで泣き崩れる親御さんをたくさんみている。そういうことをできる限り、起こしたくない。その現場を一度でも見てくだされば、双方のトップのお気持ちも変わるだろうに・・・」と。

また「今回の日大光が丘病院が撤退して、現在後継に名乗りを上げている医療法人の選定が決定した場合、練馬区だけでなく、東京都北西部と埼玉南西部の小児医療に深刻なダメージを来すため、この理不尽な撤退騒動を何としても食い止めないといけません。」

練馬の問題だけではありません・・・
取り返しのつかない重大なことが起きています・・・

現状を変えることは非常に困難なのかもしれませんが、(しかし諦めることはできません)現状を知り、住民みんなで関心を傾け、最後の最後まで共有しなければいけない、と
思います。

私たちは、「いち病院を守ろう」という活動はしていません。だから、存続ありき、の話ではありません。

日大存続ありき、ではなく、そこに住む、利用するひとが困らない道であるのならば、それでよいと思うのです。(それが日大存続、ということだといまの医療体制では
思いますが)

7月15日に問題点が明らかになってなぜこのギリギリまで私が動かなかったか、ということについてはいくつか理由があるのですが、後継先にしっかりとしたところが出てきて、それがしっかりと引き継ぐならばそれもよいのではないか、と考えていたこと(しかしそうではなかったこと)、やはり練馬の利用者のお母さん達から沸き上がってくる
ものが最もいいのだと思っていたこと、などなど・・・です。

現状を変えることは困難ですが、私たちがどんな思いでいるのか、利用者や利用者でなくても心を痛めている私たちがどんな気持ちでいるのか、知っていただくことだけでも進めたく思います。

是非、皆さんからの「ひと言メッセージ」、お願いいたします。
ama_kyo@@ag.em-net.ne.jp
までお願いします。@をひとつ削ってくださいね★

「出産育児一時金直接支払い制度」のときのように、すべてが逆転してうまくいく、とは思っていないのですが・・・あのときは担当してくださった方々が本当に心ある方だったので・・でもあの時だって逆転できると思っていたわけではなかったので・・・諦めず、できることをやろうと思います。

思いのたけを

2011-07-28 03:01:49 | 医療のこと
今日はちょっと思いのたけを込めて、書いてみようと思っています。

小児医療の会を始めたのが4年前、それより2年位前、つまり6年位前から医療のことに関心を持っていました。

子どもの病気がきっかけでした。

それまでの私は、医療の世界なんて、まったく、て~んで、興味なし。

自分は年に一度の風邪もひくかひかないか、くらいだし。家族も本当に健康そのもので、病気にとんと縁がない家族で。

正直言って、子どもの頃から国際交流、ま、外国にしか興味がなかったのです。で、そんなことにガッツリ携わっていた20代。

子どもが産まれて一変。病気がむちゃくちゃ身近になりました。

そして私にとって大きなことが起きて(詳細は長くなるのでいつか講演に来て下さい)、関心を抱きました。

医療の世界をチラッと覗いてみて、驚愕しました。

この豊かな国で、こんなことが起きている????と。

で、なんだかんだ2年位調べて、こういう方法はどうだろう?って思って始めたのが会でした。

会を始める前も薄々感じていて、始めてからますます強くなった疑問は、一般の患者である私達と医療者である方々の気持ちや言葉がスンナリ通わないことでした。

なんで病気を治したいというゴールが同じなのに、こんなにも通じないのだろう?

教育にも問題があると感じています。
身体のことも、医療のことも、一般の私達はどこかで習う機会がほとんどないのです。

かたや、そればっかり学んで知っている方々・・・
溝があって当然です。

けれど、一般の私達がほんの少し知っていると、いいことがたくさんある世界なのです。

いろんな誤解や不満が生まれなくなります。

先日、母が入院しました。

大きな大きな病院の救急外来へ行った、と着いた後で聞かされました。
命に何かあるような症状でないのは明らかだったので、そこへ行かないほうが・・・と聞かされた後に思ったのですが、遅かったのです。

トリアージの末に、相当待たされて(当たり前です)、余計具合が悪くなってしまって・・・。と。

入院するよう言われて入った病室は、命からがら・・・の方々ばかり・・・
「こんな部屋にいたら具合が悪くなる」「個室に入らせて」と言い始めた両親・・・(ほんとすみません・・・)

ここは「三次救急なのよ」「救命救急センターに(両親が描いているような)個室はそもそもないの」と説明すること、1から・・・結局、転院したのです。近所の病院に・・・。(ふう。ごめんなさい。)

両親は「元気になったらまずは京子の講演会を聞きに行こう」と話してくれました。
「そうしてください」と私も話しました。

以前、救急のシンポジウムに来てくれたことはあるのですが、孫(うちの長男坊)の体験(命が助かった話)で涙、涙、となり最後までよく話を聞けなかったようです。苦笑。


いくらでも避けられることはあるのです。
医療者側に問題があることも、もちろんあります。
相手が勉強不足のときだってあるし、コミュニケーション不足のときだってあります。

でも私達も知っていれば、防げることが、山のようにあります。

今まで多くの講座を開催し、30回以上受けています。先生によっておっしゃることも違います。厳しい先生もいるし、やわらかい先生もいます。
でも知っていたほうがいいことがたくさんある、ということは変わらずあります。

「小児医療の講座」だけでは伝えきれないこともあります。

そして今回行う「市民メディエーター」の講習会、だけでも伝えきれないこともあります。

まだまだ様々な取り組みをしていきたいと思っています。

患者として、「知っているといいこと」の第一歩。
小児医療の講座を受けてくださった方には、第二歩目、となる講習会。かな。

ほんと「ひと言」で言うと『明日の診療に役立つ』のですが、とっても楽しいんですよ。

私が一番いっちばん大事にしていること、それは楽しいということ、です。

前々職を辞めるときも、前職をやめる日も、結婚式でも、話したこと。しつこく!

活動もしかり。
いつも、楽しんでいます。責任感とか義務感とか達成感とか使命感とかじゃ、ない。もちろん、「こういうことを二度と起こしたくない」といったもの、でも、全然ない。まったく、ない。

ただ、ただ、楽しい。楽しくなきゃ続かないもの。楽しくなきゃ夜を徹して作業したり調べたり・・・ここまで一生懸命になれないもの。
(日本語教師も、国際交流も楽しかったし、ラーメン屋も楽しかったなあだからこそ、どれにも一生懸命になれたのだなあ。どれも貴重な、本当に貴重な、甲乙つけがたい経験です

楽しいか どうか 

講習会も、楽しさを味わっていただけたら、嬉しいです。

↓以下、参加費、およびURL先、追記しました
是非体験しに来て下さい


____________________________

日本医療メディエーター協会認定
市民メディエーター設立準備委員会主催
市民メディエーター講習会のご案内

台風一過の涼やかさも束の間、
また暑さが戻ってまいりましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

東日本大震災の被害につきましては、
今なお胸の痛む思いです。
被災地での現状、日本全国に波及する影響を見ますと、
これからの時代に向け、改めて市民が主体的に社会に関わることの大切さを感じます。


医療におきましても、
市民と医療者が持つ「病気やケガをよくしたい」、「現在の健康と生活を守りたい」、
という共通の思いに立ち返りつつ、
市民側も医療者側もそれぞれの置かれた立場、気持ち、
そして医療そのものの状況を理解し、
手と手を取り合うことが、必要だと考えます。

これまでは、医療者を対象とされることが多かったメディエーション講座ですが、
このような思いから、今回、市民の方向けに開催する運びとなりました。

現在の医療の置かれた状況をともに理解し、
よりよくしていこうというお気持ちのある方に、
ご受講いただければと思います。

ご自身、ご家族が、病気になって医療の大切さに改めて気づかれた
一般の方はもちろんのこと、
医療者の方も、今回は市民の立場でご参加いただければ幸いです。

明日の医療と生活が一歩前進する、役立つ内容の講座です。
是非、ご参加ください。

======


日時 : 平成22年 8月 6日(土)

13:00~15:00 市民メディエーター講習会


講師 : 中西淑美先生(日本医療メディエーター協会理事・山形大学准教授)

参加費 : 資料代(500円)

会場 : 港区 生涯学習センター (ばるーん)      3階 304学習室

      〒105-0004 港区新橋3-16-3 電話03-3431-1606

     ■JR:新橋駅下車 烏森口徒歩3分
     ■地下鉄 浅草線・銀座線・ゆりかもめ:新橋駅下車 JR乗り換え口 徒歩4分
     ■地下鉄 三田線:内幸町駅下車 A1出口徒歩10分


お申し込み先 : お手数ですが、住所、氏名、ご連絡先(メールアドレス)を
ご記入の上、こちらのアドレス
shimin.mediation@gmail.com
までお申し込みください。

日本医療メディエーター協会のHPに掲載されました。こちらをご参照ください。

◆今回、託児のご用意はありません。
悪しからずご了解ください。◆

___________________

市民メディエーター設立準備委員会事務局
___________________


※メディエーションとは
 メディエーターが、当事者間の対話を促進することを通して、
認知の変容を促し、納得のいく創造的な合意と関係再構築を
支援するしくみです。
詳しくはこちらをご参照ください。

























8/6 新事業のキックオフ『市民メディエーター』講習会

2011-07-25 04:53:48 | 医療のこと
前回の日記から1ヶ月も経っているなんて。本当にびっくりです。
いろいろありましたが・・・本当にいろいろあって、ゆっくり振り返りたいので、
この1ヶ月のことはまた別の日に書きます。
37歳にもなりました。よ。

今日は、一歩、前進したことを。

昨夏「iSB公共未来塾」に応募し、
以前こちらの日記にも少し報告を記しましたが、
「患者ー医療者」架け橋事業の最初の一歩、の企画です。

改めて「市民メディエーター」創設に向けて動いております。

「患者ー医療者」を繋ぐ役割、のその先に「地域と病院を繋ぐ役割」など、
新たなステップを考えていくつもりです。これですべて完結、ではなくて、
まず、この一歩から。

時間はかかりますが、一歩ずつ進めていきますので、
ご興味のある方、是非「はじめの一歩」にご参加ください
楽しいワークショップとなる予定です。

◆今回、託児のご用意はありません。
悪しからずご了解ください。◆

____________________________

日本医療メディエーター協会認定
市民メディエーター設立準備委員会主催
市民メディエーター講習会のご案内


台風一過の涼やかさも束の間、
また暑さが戻ってまいりましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?


東日本大震災の被害につきましては、
今なお胸の痛む思いです。
被災地での現状、日本全国に波及する影響を見ますと、
これからの時代に向け、改めて市民が主体的に社会に関わることの大切さを感じます。


医療におきましても、
市民と医療者が持つ「病気やケガをよくしたい」、「現在の健康と生活を守りたい」、
という共通の思いに立ち返りつつ、
市民側も医療者側もそれぞれの置かれた立場、気持ち、
そして医療そのものの状況を理解し、
手と手を取り合うことが、必要だと考えます。

これまでは、医療者を対象とされることが多かったメディエーション講座ですが、
このような思いから、今回、市民の方向けに開催する運びとなりました。

現在の医療の置かれた状況をともに理解し、
よりよくしていこうというお気持ちのある方に、
ご受講いただければと思います。

ご自身、ご家族が、病気になって医療の大切さに改めて気づかれた
一般の方はもちろんのこと、
医療者の方も、今回は市民の立場でご参加いただければ幸いです。

明日の医療と生活が一歩前進する、役立つ内容の講座です。
是非、ご参加ください。

======


日時 : 平成22年 8月 6日(土)

13:00~15:00 市民メディエーター講習会


講師 : 中西淑美先生(日本医療メディエーター協会理事・山形大学准教授)


会場 : 港区 生涯学習センター (ばるーん)
      3階 304学習室

      〒105-0004 港区新橋3-16-3 電話03-3431-1606

      http://www.kissport.or.jp/sisetu/syougai/index.html#info

     ■JR:新橋駅下車 烏森口徒歩3分
     ■地下鉄 浅草線・銀座線・ゆりかもめ:新橋駅下車 JR乗り換え口 徒歩4分
     ■地下鉄 三田線:内幸町駅下車 A1出口徒歩10分


お申し込み先 :  お手数ですが、7月29日(金)までに
住所、氏名、ご連絡先(メールアドレス)をご記入の上、
こちらのアドレス
shimin.mediation@gmail.com
までお申し込みください。


___________________

市民メディエーター設立準備委員会事務局
___________________


※メディエーションとは
 メディエーターが、当事者間の対話を促進することを通して、
認知の変容を促し、納得のいく創造的な合意と関係再構築を
支援するしくみです。
詳しくはこちらをご参照ください。

初めての7/10「子どもの心のケア」

2011-06-12 03:41:09 | 医療のこと
いつも子どもの病気、健康について、講座を開催している
「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会ですが、発足4年、初めて「子どもの心」についての講座を開催します。

「先生から教わって終了」という講座ではなく、いつもと同じように、基本をおさえた上で、正解はないけれど、母達、父達、みんなで一緒に楽しく考えていけたら、と思います。

ぜひご参加くださいね




「子どもの心のケア」

この度、東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

震災後にお子さんにいつもと違う様子を感じたことはありませんか?
外で遊ぶのが怖くなった、物音に敏感になった、夜泣きが再発した、必要以上に甘えてくる・・・など、
子どもの心に多少の異変を感じるお母さんは多いと思います。

未曾有の震災を前に、親や周囲の大人たちが持っている不安や悲しみを、
子どもたちは敏感に感じ取っているのではないでしょうか。

夏休みに入り、家で親と過ごす時間が増える前に、
子どもたちの心に何が起きているのか、どう接して行けばよいのか、
「子どもの心のケア」についての講座で一緒に考えてみませんか?

*****************************************

日時: 7月10日(日) 10:00~12:00

場所: あんさんぶる荻窪 (JR荻窪駅より徒歩3分)
 
講師: 杉原桂先生 (多摩ガーデンクリニック 小児科院長)
 
対象: おおむね1才~低学年のお子さんの保護者

参加費: 1500円 杉並区子育て応援券利用可 (会員:500円)

定員: 35名

託児: 15名 (財団法人こども未来財団助成金申請中)

 ※6ヶ月~小学生未満
 ※原則1才以上は託児をお願い致します。
(メンタルな部分についてのお話なので、お子さんがご一緒に聴講するのはお控え頂くことをお勧め致します)
 ※0~1才未満のお子さんは会場に同伴でご参加頂けます。

お申込み: お申込みフォームよりお願い致します
 
お問い合わせ: info@shirouiryo.com (『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会)

*****************************************

※咳やくしゃみの症状がある方は、マスクを着用するなど咳エチケットにご協力下さい。

 また、発熱していたり、体調不良がある場合は、参加を自粛くださいますよう、お願い致します。

主催: 『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会 ホームページ


母乳調査 今後の対策について

2011-05-03 00:21:47 | 医療のこと
前回の日記、冒頭に記しました小児医療の会に依頼のあった件、というのは、母乳調査について、です。

[母乳の放射性物質濃度等に関する調査について]結果が出ました。

ご協力いただいた会の皆さま、友人、そしてそのご友人やご姉妹の方など、皆さま本当にありがとうございました。

今回の結果を受けて何か言うよりも、より広範囲で、さらに綿密に、さらなる追跡調査が必要だと感じます。

基準をはるかに下回る、とはいえ、東京都以外では、検出されていること、そもそも、その基準がどうなのか・・・

厚生労働省から、今後の対策について話し合う場にお声がけをいただきました。
GW中ですが、参加してまいります。

皆さんが感じているこの母乳が安全なのかどうか、この先も与えていて問題ないのか、それから不安に感じていることなど、もし宜しければ4日早朝までに私にお伝えください。
ama_kyo☆ag.em-net.ne.jp
です。(☆を@に変換願います)

何はなくとも、基準については、世界的に見て本当にこれでいいのか、というところをきちんとしていきたいと感じています。


ひだまりクリニック オープン☆★

2011-04-29 06:50:06 | 医療のこと
書きたいことがたまりに、たまりに、もうひとつおまけにたまりにたまっていますが、少しずつ書いていきます。

まず、なんといっても、真っ先に書かなくては!ついに、saya先生の
ひだまりクリニックがオープンしました

ひだまりサロン(現在は役所の指導があり、ひだまりクラス。経緯はブログで↑)としては11月~始まっていましたが、ついにクリニックへ
健診は月曜日・水曜日・木曜日の9時から16時まで、要予約とのことです。

病気でいっぱいの病院へ、健診のために元気な子ども達を連れて行きたくないですよね。それに健診のときはパパッと済ますのではなく、詳しく聞きたい。心配なこと、きちんと聞いて解消したい。これからのこと、どんな風に育っていくのか、1人目ならやっぱり気になる。3人目だって、うちのスーパーやんちゃ坊主、この先どないなるの???気になるよー

健診専門のクリニック。診療ではなく、予防に重きを置いたクリニック、他にはなくて、いろいろ役所とも苦戦しながら、前へ進んでいるsaya先生、頑張ってのエールをめいっぱい込めて

今までなかなかなかったクリニック。皆さんも是非、必要とされる方に広めてくださると嬉しいです