☆あまちゃんの毎日ガハハハ日記☆

三男児+夫との生活、代表を務める会http://shirouiryo.com/のこと、自分の日常を綴る日日是好日

シンジラレナ~イ

2007-03-30 23:35:15 | GYOGYO
すみません、ヒルマン監督。いただきました。

信じられません!!
携帯を拾ってくださった方がいて、いま電話がきました!!!!

なんていい方。もうシンジラレナイ。
いま(23時半)仕事中で、朝5時まで仕事とのこと。大変そう。(関係ないけど)

しかし本当にいい方がいるもんですね~

お財布も定期入れも落としたことがありますが、その度に出てきました。
この国すごいでしょ。どことは言いませんが、あの国やあの国で落とした物は一切出てきてませんよ。(いや、これ普通。)
何度も落としてしまう私は注意力が足りなさ過ぎですが・・・。今度から、ほんと、気をつけます。

やったやった。本当に。
もう携帯なんて持たない、って今日一日は豪語していたけど、やっぱり嬉しい。
何が嬉しいって、拾ってちゃんと届けてくださった。
「うち」という電話番号をみつけて、うちにかけてくださった。
しかも勝手に見てすみません、と謝ってくださるなんて、
すごぉいよいお方!!!!

明朝駅で待ち合わせしました。
やばい、恋に落ちたらスミマセン。(だはっおバカ~)
目印は、『子ども2人連れ』ですけど

携帯紛失!

2007-03-30 05:31:40 | GYOGYO
タイトル通り、携帯落としました。
昨日携帯にメールをいただいている方がいたら・・・すみません。
保育園から新宿御苑に向かう途中で、ポケットに入れたはずの携帯が・・・なかったもうガーンです。自転車ですから、落としても気づかなかった模様。前回の携帯水没から1年経ってません・・・アホぅです。御苑で友だちと待ち合わせしていたのですが・・・アナウンスで呼び出してもらいました。・・・すみません。

携帯を落としたときはがっくりしたんですが、そのお友だち親子に1時間近くかけて御苑内で会えたときには、もう感動して、携帯をなくしたことなんてどうでもよくなりました。(直ちゃん心配かけてごめん・・・)それに帰り道ずーっとヘレヌイが探してくれていて、それもなんだか本当にジーンときちゃって、携帯をなくしたことなんて今日はものすごくちっぽけに感じています。(いや、ほんとちっぽけなんですけど、不便です)

携帯はしばらく止めてあります。出てこなければ、また購入して、再開します。
気になるのは、今後遊ぶ約束をしていたお友達・・・ブログ見てたら、連絡くださいね~。

しばらくご連絡はこちらへお願いします。↓
herenui@mail.goo.ne.jp
(もちろん私のEメールアドレスをご存知の方は、そちらにお願いします

おっと、言い忘れちゃった。御苑の桜、最高ですよ~ほんとウットリ。

なぜ、医療?訂正

2007-03-29 02:01:54 | 日々子ども
以前に載せた『なぜ、医療?』について、何人かの方からメールでご意見、ご指摘いただきました。ありがとうございます。いただいたご指摘・ご意見から、間違えに気づいた点、などはフォントを変えて、修正させていただいています。宜しければご確認ください。(『なぜ、医療?その1』『その2』『その3』

海外にいる友人からも、メールで意見を頂戴しました。現地で子どもを診てもらうたびに、日本の医療はつくづくいいなぁと思っていたのだけれど、今はそうでもない?と心配されてのことだということ。これからは関心を持って追っていくよ、とありました。ありがとう。

私がしたいこと。それは・・・
医師を責めることではない。
ましてや母たちを、親達を、責めているのではない。
マスコミを責めているのでもなく、行政を、国を責めているのでもない。
(以前はそうだったときも確かにありました)
どこが悪いか、何が悪いかという『犯人探し』はもう十分。特定の誰か、何かを傷つける気など毛頭ない。
あとはどうしたら改善できるのか、という建設的な議論が必要だと思っています。

いろんな所で声をあげることで、ご意見いただけること、嬉しく思います。ご意見いただける人とのやりとりを通じて、私もこういう風にすると親側もわかりやすいな、とかこういうスタンスだと行政には通じにくいな、とかヒントを得たり、しています。

母親学級で沐浴の仕方を習うように、医療の基礎知識を、と言いながらも、まったく病気などしたことがない(というかまだ産んでない)親御さんにいたずらに心配を煽るようなことになってはいけないし・・・。どの段階でどんな形で知識をつけていくことが必要か、またどういったサポートが必要か、多くの方からこれからもご意見をいただきながら進んでいこうと思っています。

チラホラと

2007-03-26 11:16:49 | 日々子ども
9時にヘレヌイを保育園に送り、その後マタイと近所の神田川沿いの桜を見ながら歩いています。(マタイはずっとご就寝(^-^))1時間近くぶらぶらと歩いたとこで、しばしの休憩です。チラホラですね~まもなくですね~と会話すること軽く10人以上。皆さん顔がほころんでます。やっぱり桜って、いいですね~☆チラホラじゃない木も随分ありました。今日のこの陽気でまた一気に咲きそうです。
昨日は群馬へお墓参りに行ってきました。寝る前によくじいちゃんばあちゃんにありがとうと言ってますが、改めてありがとうと。昨日はじいちゃんばあちゃんの人生に思いを馳せました。ばあちゃん(父方)は子どもたちを戦争や病気、交通事故で亡くし9人産んだ子もばあちゃんを看取れたのは私の父を含め5人。じいちゃん(母方)は私たちが小学生になってもよく四つん這いで跳び箱をしてくれました。いま思うと、あの時のじいちゃんて80を超えてます。最近、私が、ヘレヌイに体当たりされて、痛いだ重いだなんて言ってるのが、恥ずかしくなりました。ほんの数十年でガラッと世の中変わりました。が、じいちゃんばあちゃんが残してくれたもの、少しでも受け止められたらと思います。
あ、マタイが起きました。急いで帰って仕事、仕事。つい春は散歩が長引きます(>_<)


なんの縁だか

2007-03-24 21:47:29 | GYOGYO
高校時代の旧友が二人(+お子が3人)遊びに来てくれました。

なんの縁だかこの三人、同じ年に結婚してね・・・なんの縁だか同じくらいの子どもがいてね・・・なんの縁だか色違いの服着てね・・・(偶然です。気持ち悪いよね

変わらないものってあるよね。その変わらないものの中で成長もあり。いいもんだ。もう少しチビたちがでっかくなったら、一杯、といきましょう。

お互いいろいろ抱えてるものもあるけれど、それを感じながら逞しく生きている古友を見るのはいいもんだ。二人とも美しいゾ。

進級

2007-03-21 00:24:02 | 日々子ども
ヘレヌイが4月から、保育園ばら組からさくら組へ進級します。(関係ないけど、ばら組って結構すごいですよね。薔薇ですョ

今までは年齢ごとのクラスでしたが、4月から3・4・5歳児合同クラスになります。(活動によって共に行ったり別に行ったりします)
お部屋も今までの小さなお部屋から、ホールとよばれる大部屋へ。

その進級の慣らしが始まっています。
ヘレヌイはちょっぴり不安な様子・・・
今日担任の先生に『慣れるまで、担任のどちらかがかならずヘレヌイ君につくようにしています』と。(微妙な不安の様子をかぎとる先生方。いつもよく観て下さってありがたい

先日もお風呂で『大きいおにいちゃんたち優しいんだけど、一緒に遊ぶのあんまり好きじゃないんだ・・・』とポツリ。
連絡帳を読んでも、乱暴だったりする遊びにちょっとついていけてないようです。
でもだからといって、朝行くのを嫌がるわけじゃないし、そういう点は随分成長したんだなぁと思っています。お迎えのときのホッとした顔をみると、我慢も随分しているんだろうなぁとは併せて思うけれど。

私は入学、とか進級、そして就職、とか新しい世界に入っていくことは昔から大大好きだったのですが、姉と話していたら、大学入学まで入学というものは不安だった、とのこと。そうか~。2歳違いの姉妹なので、たいてい姉がいる世界に入っていく私は不安などまるっきりなかった。姉のお陰かな。長男長女の方がこういった点は過敏だというのはよく聞く話。もちろんそうじゃない子もいるわけで。

それも個性だと思う。次第に慣れていくだろう。ハハは見守っているヨ。
そして4月からは次男坊も入園。二人一緒となれば、互いにとって、いいはず。

なぜ、医療?その3

2007-03-19 02:41:06 | 医療のこと
そんなヘレヌイの経験から、いくつか思ったことがあります。

その2の繰り返しとなりますが、うちは消防署(歩いて2~3分)も大学病院(自転車で10分程度)も近い方だと思います。夜中、車で10分~15分走ればたどり着く総合病院がいくつもあります。これに関しては相当恵まれている方だと思います。

それでも痙攣止めを打って痙攣を止めるまでは40分近くかかりました。もっと遠い方だったら?命はどうだったのでしょう。後遺症が残った可能性も、確実にあがったであろうと思います。
悪性の中耳炎で入院した際も、(この時は救急車ではなく自分達で病院へ向かいました)明け方4時の待合室は溢れかえっており、診察までに2時間、病室にたどり着くまでには6時間以上かかりました。その間熱は40度を越えたまま。悪性とはいえ中耳炎ですので、命に別状はなく、私たちが痙攣重積のとき真っ先に診ていただいたように、今回は後から到着されてももっと症状の悪い方を待ってのことでした。

中耳炎について、ちょっと触れると0歳~2歳になるまで、毎日耳鼻科に通っていました。仕事が終わり、お迎え、その後耳鼻科へ。特に赤ちゃんのときは気が抜けない状態で、毎日18時ギリギリで診察していただいていました。でも、就寝後、鼓膜が破れてしまったり、破れる手前の水が溜まった状態で痛がったり、ということがよくよくありました。その度に『子どもが急変するのには、6時間あれば十分』という先生の言葉を思い出しました。小児医療は、特殊なのだと聞かされました。

以下は、小児科医の友人から聞いたことです。
『以前、埼玉医大の先生が試算されていたが、小児集中治療室が、整備されれば全国で年間500人の子供の命が助かるといわれている。』

産科で言えば、国会の予算委員会でこういったことが取り上げられています。
(以下抜粋です)
『岩手県の花巻市、唯一の県立総合病院の、産科休診により、今では病院と診療所が一箇所ずつだけ。妊娠がわかった時点で予約しても、もうだめ、妊婦さんは盛岡や北上市までいかなければいけない。花巻市というのが、東京23区よりも広い。(!)新幹線も止まる。ところがそんな町でお産ができない。妊婦さんが健診で隣町までいくのに自分で車を運転する。こういう実態がある。隣町の遠野市では、雪のある時には3時間もかかり、間に合わずに車の中で出産した例が一年に一回も二回もおこっている。これは岩手に限ったことではなく、いまや全国的に起きていること』

ドドド素人の私が取り上げる理由。それは『24時間働き続けているパイロットが運転する飛行機に、子ども達を乗せたくない』からです。
具体的に言うと、こういうことです。↓(以前の記事でも紹介した小児科医である友人からのメールです)

『日本でのman powerは極端に不足しており、同じ仕事を北米の人員の半分以下でこなしているので、ここだけの話ですが何時事故が起こってもおかしくないのが日本の現状です(だれも寝ないで重症患者の治療をしたいとのぞんでいませんがそういう状況を強いられています)。新しい分野に充分なお金をかけず、やろうとしているのですから、最初はやる気満々の医者もmotivationを保てないのが日本の現状です。皆さんは、寝ないで24時間以上働いていたパイロットの飛行機に乗りたいでしょうか。医療の現場は、それが日常的に行われています(充分な人員とお金も配置せず、行ってきた付けが、明らかに来ていて、一般の人は、あまり気づいていないかもしれませんが、医療の崩壊は、産婦人科、小児科ではすでに顕著になってきています。多くの医者がmotivationを失っています』

日本の医療、特に小児医療では日常的に、24時間休まず働き続ける医師が子ども達を診る、ということが起きています。ミスが起きないように、子ども達を安心して診ていただけるようにするために、医療界の整備が必要だと考えています。先生方に休むときはしっかり休んでいただき、本来の業務に集中して万全の態勢で臨んでいただきたいと思っています。

もちろん一人一人は小さな力ですが、たとえ小さな力でも放っておいては悪化する一方です。勉強会や講演会に参加して政府に働きかけをし続けていく一方で、どの自治体の母親学級でも沐浴の仕方を習うように、まずは母親学級で小児医療の基礎が学べたらいいと思っています。やみくもに休日夜間、軽症で受診することをなくすこと、これが先生方の負担を軽くする一歩だと考えています。小さな小さな声ですが、NGOやNPOに働きかけを行っています。もちろん、これが根本的な解決になるとは思っていません。けれどもできることだけでもしていかないと、と思っています。すでにこどもの城で行われた『赤ちゃんの医療』プログラム、見学に行ってきました。参加者のママさんたちはそれはそれは熱心ですが、参加者の数がそれほど多くないこと、基礎の基礎とはいえ2時間余りでどこまで学べるか・・・。まだ問題は山積みです。そして予防医学もちょこちょこと勉強を始めていますが、これもなかなか難しい分野です。

中耳炎で入院したとき、小児科の先生に『お母さんの何かうちの子いつもと違う』『なんか変』理由もないこの感覚が一番頼りだったりする、と聞いたことがあります。自分の子どもの様子を普段からよく知っておくことがとても重要だと聞かされました。

またまた長文になりました。読んでいただいた方、ありがとうございます。

本日の画像は、まだ鼻タレ程度で病気知らずのマタイ。ヘレヌイ同様、痙攣をしたり中耳炎を繰り返したりするのか・・・それだけではありません、ほかの病気も。防ぐには。またそうなった時の親の対処は。笑顔を見ながら考えます。

なぜ、医療?その2

2007-03-18 03:42:20 | 医療のこと
長男ヘレヌイが0歳9ヶ月のときに、痙攣重積を起こしました。我が家はT医大までは自転車で10分、T女子医大の方でも車で10分の距離です。消防署までは歩いて2~3分。それでも救急車を呼んで病院へ到着、治療を受けるまでに30分以上かかりました。30分以上、ヘレヌイは痙攣を起こし続けました。唇は紫、救急車が来ても最初は受け入れ先がなかなか決まらないようでした。けれども痙攣を起こしてから15分以上が経った時点で、急に救急隊の方の態度が変わりました。至急至急、と言ってくださっています。すぐに一番近くのT医大が受入を受諾してくださり、搬送されました。夜中の待合室も診察室も子供さんたちで溢れかえっていましたが、緊急だからと真っ先に診て下さいました。最初はお若い女性の先生が。痙攣止めを打ってくださいました。脈も30まで落ちました。その先生が『まずい、まずい・・・』とおっしゃいました。その後4人の先生が駆けつけてくださいました。看護師さんもその場にいた方ほとんどが対応してくださっていました。その間も電話がジャンジャン鳴っていました。電話に出ている看護士さんは『いま、重症の子が来ています。早くても40分位はかかる』とおっしゃって何人もの受入を難しいと、説明されていました。

主人と顔を見合わせ、『重症の子かぁ・・・』とつぶやきました。

痙攣止めを打って、どの位打ったかは定かではありませんが、痙攣を始めてから40分以上が経過した時点で痙攣は止まりました。眠っているためもありますが、もちろん意識などはありません。

その後先生があれこれ説明してくださいました。病名は『痙攣重積』。いわゆる子ども達がよく起こす5分位で収まる『熱性けいれん』とはまったく違うものであること。血液検査から脳波、CTやMRI、その他諸々の検査をする。今の時点ではなんとも言えない。なんとも言えないが3週間程度の入院の予定。そしてちゃんと目が覚めるのか尋ねても、それすらお返事いただけませんでした。そして、その表情はとても暗いものでした。その後T医大は完全看護だとのことで、帰されました。

帰り道。あぁ、これは重い病気なのだなあ。もう一度あの笑顔が見られるの・・・そう思いながら家路に着きました。

その夜は『痙攣重積』について、家にある小児医療の本を見てみたりネットで調べたりしました。調べれば調べるほど、気持ちは重くなります。ほとんど重い後遺症のことが書かれていました。でも後遺症が出てもどうなっても、とにかく命さえあれば、と切に願った夜でした。またあの笑顔が見たいなぁ。強く思った夜でした。

翌日も意識はないまま、仕事に出ました。仕事している間、何も言わなくてもいつもの元気がない、と何人ものお客様から励ましの温かい声をいただきました。
午後になって発疹が出たことで、症状は一気に好転しました。突発性発疹による痙攣、とわかりました。CTも血液検査も異常なし、先生方の昨日の暗い表情も一変、とてもそれはそれは嬉しそうに話してくださいました。この知らせを伝えることが待ち遠しかった、という表情でした。

ヘレヌイも目が覚めて、頭は包帯ぐるぐる、手も点滴がいっぱいついている状態でしたが、元気に泣いています。お腹がすいても意地でもミルクを飲まず、おっぱいを待っていたとのこと。(保育園に通っていましたから、哺乳瓶がダメという訳ではありません)

私を見たときのヘレヌイの嬉しそうな顔。顔は泣いたせいか薬のせいか腫れてぼこぼこでしたが。

結局当初3週間といわれた入院、検査結果もすべて異常なしでわずか5日で退院できました。

あの日、真夜中に診察してくださった先生方、ありがとうございます。その後どの先生方にも一度も会うことは叶わず、お礼を言いそびれてしまいましたが・・・。真夜中待合室に溢れかえる子ども達、そして焦る親御さんたち。今でもあの緊迫した空気を思い出します。あの待合室での、診察室での、緊迫した空気を思い出すことが今の私の医療整備を訴える小さな声の原動力になっていると言えます。
そして、最初に診察してくださったまだ若い女医さん。痙攣が始まってから30分以上経過し、痙攣止めを打っても止まらない上に脈が落ちていく子を前にお気持ちはいかばかりかだったと推測します。そしてあの『まずい』という正直な思いが、私たち親にも状況のまずさを伝えてくださるうえで十分に役立ったと思っています。時に医師のポロリと出た本音というのは、素人である私たちにはやっと状況を理解する手助けになりもすると思います。

長文になりました。読んでくださりありがとうございます。
この体験と中耳炎で入院した体験から思ったこと、それはその3で。
画像は当時のもの。包帯や点滴がはずされてほっと喜んだときのものです。(むくんでいますね)

なぜ、医療?その1

2007-03-17 02:18:52 | 医療のこと
なぜドドドド素人の私が取り上げるか、です。まったくの医療従事者でもなんでもありません。でも二人の息子を持つハハです。

医療崩壊(特に小児)について、調べていくうちに、知れば知るほど『明けない夜明け』と絶望に近い気持ちも出てきました。
自分ひとりが動いたところで、何ができる?そう思ってしまうこともありました。
けれども何もしなければ悪化する一方・・・どこに道はあるのか。
考えては手探りで出口を探す。そんな感じでした。
けれども、読売新聞社会部記者鈴木敦秋氏の『小児救急~悲しみの家族達の物語~』を読んで、『進むべき道』が見えた気がしました。

○自分の子どもを含めた子ども達の安全を守るために、小児科医の人手不足や激務による過労をなくしていかなければならない。
○子ども達の安全を守るために、小児科医の置かれている現在の状況を把握し、政府に改善を働きかけていかなくてはいけない。

医師は誰でも、目の前にいる人を救いたいと思っているはずです。過酷な状態で働き続けている状況では、ベストを尽くせるわけがない。そのことに集中していただける環境をつくること、それが重要であると私は考えます。

この本には、大切な我が子を亡くされた親御さんたちが出てきます。その方々が、医師の環境を守ることが、再発防止に繋がる、こんなに悲しい思いを二度と誰にもさせないことに繋がる、と訴えておられます。(特に岩手の頼ちゃんの悲劇は、あまりのショックにしばらく本を読み続けることができませんでした・・・向き合うにはあまりにつらい現実です)

そして激務によって、自死に追い込まれたあまりにも悲しく痛ましい中原医師の、家族のお話も出てきます。そして3月14日、この死が過重労働によるものだったとして、労災認定が下りました。奥様ののりこさんは、だんな様である中原医師の願いであった小児医療の改善運動に積極的に取り組まれています。小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会では、国が控訴を取り下げるよう、署名をして早急に送ってください、とあります。私もに参加しています。もし署名にご協力いただける方がいたら、同封させていただきますので、ひと声かけてください。

医師側は医師側で夜間救急に訪れる母たちを『コンビニ利用』だと批判し、親側は親側で『(明らかなミスでなくても)何かあればすぐ訴える』
これでは何の解決にも改善にもならないと思います。
双方がお互いの立場を思いやり、理解して、崩壊寸前の(すでにしているとの声もありますが)この状況をなんとか改善していかなければ子どもの安全は保たれないと思うのです。

もちろん双方、改善できるところは努めなければいけないと思います。
昨日もブログ
『休日夜間における小児患者の9割以上は入院の必要がない軽症の患者であり、救急医療の対象者となるものは限られているのが実情である。 いわゆるコンビニ受診が小児科勤務医の精力を奪い取っているのは医師なら誰しも否定できないものです。』こうありました。
9割以上、入院の必要がない。と改めて聞くと、やはり親御さんたちにもうほんの少しでも知識があったら、と思うところもあります。が、実際、仕事でまだ旦那さんが帰らずひとり熱でひぃひぃ言ってる子どもを前にお母さんが何でもないの言葉が聞きたくて、駆け込んでしまう気持ちも痛いほどわかります。

友人の小児科医の言葉です。
『小児医療については、お母さん方からの援護射撃が特に大切です。
小児科医にとっては励みになりますし、政治に対しては大きな力になりうると思います。』

長文になりました。読んでいただき、ありがとうございます。
その2では、子どもの安全を考えるきっかけとなった0歳9ヶ月での息子ヘレヌイの入院について、触れたいと思います。

芽が!

2007-03-13 15:08:16 | 日々子ども
昨年の母の日にヘレヌイからもらった、アジサイ。冬の間はすっかり葉を落とし、枝もなんだかなあ~大丈夫かな~という感じで、冬を越せないかもと思っていました。
そうしたら・・・
ちゃんと青々とした葉が出てきました。こんなにたくさん、一気に。
嬉しいっ!!!
あのもうダメになりかかっていると見えた枝になんともみずみずしい葉がついています。生命力、感じます。

今日は以前働いてくれていたスタッフの女の子(大学への入学で地方へ行ってしまった)が、お友だちとお店に遊びに来てくれました。久しぶりに会えて嬉しかったです。すっかり成長して(キレイになって!)、大学生っていう感じでした♪さらに、そのお友だちがちょうどお仕事探している最中で・・・即決!
4月には千葉へお引越されるそうなので、それまでの短い間ではありますが、3月が特に人手がものすごく不足していたので、助かります。仕事をアルバイトさんにお願いしたり、マタイをこの間お願いした区の方に預けたり、母にも来てもらったりしながらあと数週間を乗り切れそうです。よかった×2!!

預ける、ということ

2007-03-12 03:52:26 | 日々子ども
土曜日は初めて身内&お友だち以外の、区のサービスを利用して子どもを預かっていただくことになりました。

我が家で、です。ちょっとドキドキ。でも安心してお願いできる方でした。今も近くの園で17時~19時、おもに延長保育の補助をされている方。いうなればプロですね。

3ヶ月ならまだわからないし、泣かれないでしょう~と区の方もその方もおっしゃってましたが、いえいえ、うちは上下ともに、人見知りの時期の早さだけ(?)は超一級!?早々に(生後2ヶ月位)人見知りが始まって早々に終わった(4ヶ月位だったか)長男。次男はまだいつ終わるかわかりませんが・・・でも『ママがよくわかるのね』と前向きに捉えていただくと、ホッとします。そんなわけで泣いたことは泣いたようですが、あと4~5回はこの方にお願いする予定なので、そのうちに慣れてくれるといいなと思っています。

私の方はといえば・・・仕事に集中できました!だって、預けた以上気をもんでいても仕方ないですから。実は両親の会社にお願いしているときは、会社が忙しい時に泣いたりしていないだろうか・・・と気をもんでいました。終わる時間が近づくとはらはらして、急いで片づけしてとか・・・。でも今日はお任せしている以上、この時間はお任せしていいんだ!と腹をくくってか?、本当に没頭して仕事ができました。これは新しい発見。でも今読んでる本にも同じようなことが書いてあった。やっぱり身内であるからゆえの甘えもある分、遠慮もある分、明確にこうしてほしいとか言えなかったりもある。

仕事復帰したはいいけど、預け先の確保がままならず、それでちょっと疲れたり。お願いしたのはいいけど、両親に『今日は(仕事が)忙しかったんだよ』と言われれば(←悪気なくデス)気を遣って疲れたり、予定より早く帰されてしまって仕事が中途半端になったり・・・。

両親にもすまないことしました。会社で仕事していますからね。

そんなわけで預けてよかったです。4月からはヘレヌイと同じ保育園に通いますから、さらに安心は増しますが、とりあえずこの一ヶ月間も乗り切れそうです。よかった~

せつない

2007-03-09 02:46:37 | 医療のこと
神奈川帝王切開賠償訴訟の記事を読みました。

引用させていただきます。
『母親は97年2月24日午後9時ごろ、胎児の心拍数が一時的に低下する症状が表れ始め、同40分にも再発したため担当医師が帝王切開を決定。午後11時ごろ、帝王切開で男児が生まれたが、手足のまひや発達遅滞の後遺症が出た。
 三木裁判長は「午後9時ごろには既に胎児の心拍数が一時的に低下する症状がみられ、帝王切開の準備を始めるべきだった」と指摘。さらに「帝王切開決定から実施まで約1時間16分要し、遅きに失した』

ちょっと言葉にならないものがあります。

21時に一度心拍が低下、40分に再度低下したため、医師が帝王切開を決定し1時間16分で男児を出産。決断が遅かったのが、低酸素性脳症による重い後遺症が残った原因だ、とする判決です。

この医師の決断、遅かったのでしょうか・・・決断してから1時間16分の間にすべて整えて、出産を終えて・・・

自らの分娩を振り返ります。
マタイが産まれた12月5日の携帯を見ています。マタイの心拍が低下した際、帝王切開になると夫クワさんにメールをしているため、時間の確認です。
病院到着は12月4日23時44分
一度目の心拍低下は、1時22分
二度目の低下は、1時38分
二度低下したので、帝王切開の可能性があるからと至急夫(+ヘレヌイ)が病院に来るよう言われました。
到着は2時過ぎです。
この後心拍は安定したので、自然分娩でとなり、皆さんご承知のように陣痛がきてからはスーパー安産で出産しました。

つまり、今回の判決だと、一度心音が低下した時点で帝王切開の決断をするように、とみてとれます。

私は二度低下して、三度目を待ちましたが(待ったというとちょっとおかしな言い方ですが)なかったので、自然分娩となりました。
私自身、二度の低下後、先生にもし『帝王切開になります』と言われても、もう一度位様子をみては、と言わなくても思ったかもしれません。

実際産婦人科の先生のブログで『本当に帝王切開にする必要あったの?無駄にお腹を切られた』というようなことを言われたことがある女医さんがいたようです。

しかし、経過も観察できない。これは非常に微妙な問題です。

誰かが悪いから、何かが悪いから、ことが起きることばかりではないと思うのです。人が頑張ってもあがいても、どうすることもできない領域ってあると思うのです。私自身、誰かを責めているわけではなくて、けれどもこの判決はいかばかりか・・・。せつない思いがこみあげてきます。

ひと段落

2007-03-08 17:52:37 | GYOGYO
今日は、区の子育て支援サービスに登録してきました。マタイは4月から保育園ですが、あと1ヶ月乗り切るのはなかなか難しく・・・新しいスタッフも求人を出しても見つからず・・・託児所も考えましたが、いい方がいたら、とまずは登録することにしました。説明会に参加。

びっくりするほど時間がかかりました。
小さい子ども達はみんな飽きてしまい泣いたり大きな声を出したりしていましたが、そんなことにはめげず、説明は延々と続く・・・途中、あまりの長さに私が吹き出してしまいました(本当に失礼)隣のママさんも大きな声ではぁ~あ、と。そこで意気投合して、おしゃべりに小さな(小声の)花が咲いてしまいました。大昔から、授業中はこそこそいたずらしていましたが、久しぶりにそんなときを過ごしました。すっごい(こっそり)盛り上がったのにね、なんでちょっと遠いからと連絡先聞かなかったんだろか。後悔です。

でも、でも、いい方をご紹介いただきました!!保育園の補助をしているという方で子どもが大好きで人気の方だそう。時間もぴったり、おうちも近いのです。まだお会いしたことはないですが、マタイをかわいがってくださいますように。お会いして問題なければ、早速土曜日からお願いする予定です。預かっていただく先、のことについてはここ数週間いつも頭を悩ませてきたのですが、ひと段落となるといいなあ。

不満を言っちゃいかんよね。
私が好きなフォトエッセイストの方と作家さんが相次いで、急逝されました。ドンと胸をうたれた気分。まだとてもお若く、お二人とも女性で身体には十分気をつけてらした方。当たり前なんだけど、限りある命・・・。

今日は朝からちょっとした言葉に傷つき、青空に慰められ、またまた傷つき、でもやっぱり最後はハナマルな一日でした。浮き沈みしながら、進め~♪進め~♪

検診

2007-03-07 06:10:29 | 日々子ども
昨日はヘレヌイの三歳児検診でした。先月の予定だったのですが、仕事で受診できず、昨日受診しました。視力がひっかかりました。右目だけ、ちょっと弱いみたい。再検査です。クワさんが弱視なので、遺伝しちゃった・・・かな。ちょっと心配です。何度も繰り返していた中耳炎による聴力の心配は、(これまで診てくださっていた先生方がおっしゃっていた通り)なさそうです。すごく混んでいて、13時に着いて15時までかかりました。づがれだ~・・・(ハハがね)でも上も下も同級生という方がいらして(下は女の子さんでしたが)、お話できたのでそれは嬉しかったです。

マタイは一昨日で3ヶ月を迎え、6250gになりました。6250gって、この間中国で産まれたギネス記録三番目の大きい赤ちゃんと同じ体重。この状態で産まれてくるとは・・・ママ頑張りましたね~

帰りはインドカレー屋さんでナンを食べて帰ってきました。カレー2種とヨーグルトがついて、790円。お安い!ヘレヌイは甘口のベジタブル(日本のカレーのようでした)、私は中辛のバターチキンをチョイス。近頃すごくよく食べるようになったヘレヌイと一緒だと、ナンの食べ放題は嬉しい男二人が成長するにつれ、ナン食べ放題のインドカレー屋さんはますます重宝しそうです。

競馬場へ☆

2007-03-05 11:17:34 | お出かけ
子どものいるお客さま方からいろんなイイ情報をいただいている我が家です。

今回は、競馬場へ。乗馬したり、アスレチックしたり、ミニ新幹線もあるとか。全部無料で、すごくいいと聞いて行っていました。

ほんと、すごいです。
全部タダ~さすが競馬場です。

アスレチックすごいです。普通のもフワフワのもあります。
JRAのHPにファイル形式のものがあるので見てみてください。ふわふわのトランポリンとか・・・普通200~300円しますよね?ミニ新幹線とかも。(大人と子どもで乗れます)
おむつ替えや授乳も安心の、ベビールームもあります。

開催日は、入場が200円らしいのですが、この日は違ったので入場料もかかりません。ただ乗馬は、大学関係の大会が行われていたので、できず。これは残念でした。

どの家族も、広い広い芝生にお弁当ひろげて、一日ゆったりのんびりです。
(ファーストフードやレストラン等いろんなお店も入っていたみたい)
近所にお住まいの方いいなぁ。

ヘレヌイが何よりはまっていたのは、アンパンマンとその仲間たちの石像です。石像の周りに砂利が敷いてあるのですが、そこにいたお友だちがアンパンマンに砂をかけたら警備員の人が最初注意しました。それ以降は、ヘレヌイが飛んでいって注意してました。警備員の方も別の箇所に移動してしまうほどです。
あれあれ。

走り回り転げ回り、暑くて汗いっぱいかいてすごく楽しかったみたい。これで旦那さんがギャンブルしない人だと無料のまま帰れるのでとってもお得。うちはギャンブラーなので、しっかり負けてお金をいっぱい落としてきたみたい怖くて金額は聞けません。でも子どもたち(ヘレヌイはもちろん、6歳の女の子も一緒に行ったのですが、本当に楽しかったと言っていました)は超喜んでいたし、パパはパパで楽しめる競馬場、オススメです。