☆あまちゃんの毎日ガハハハ日記☆

三男児+夫との生活、代表を務める会http://shirouiryo.com/のこと、自分の日常を綴る日日是好日

子どもらを被害者に加害者にもせずに・・・

2010-07-28 15:37:16 | GYOGYO
《東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)の第16回公判が27日午前10時前、東京地裁(村山浩昭裁判長)で始まった》

母親との関係、過去について話しています。


母子というものについて、改めて考えます。ものすごくチクチクと、ジクジクと痛みます。痛むじゃ説明つかないな。。。

何度もこれまでブログでも挙げてきましたが、タガタメ
『子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう?』
『でももしも被害者に 加害者になったとき・・・』
ということを考えます。

今日はちょっと別に探していることがあったのだけれど、その間に初めて読ませていただいた日記で、自分の中で考えていたものとカチンとあうものがありました。
児童精神科医の先生のブログの中から

***

お母さんたちには「保護者」としての役割から一歩降りていただいて,背負わなくていい肩の荷から解放されていただきたいなぁ,なんて思っています。

それはきっとお母さんのサボリではなくて,こどもたちの自立を手伝う大事な親の役割だと思うから…。

***
(ここだけ抜粋しても、前が大切なので、リンク先を読んでください。すみません。)

任せてみる。放っておいてみる。
知らんぷりじゃなくて、ちょっと遠くから。
自由になる。自分が自由になる。子どもも自由になる。
なに1つこうあらねばならないことなんて、ない。
とわたしは思うんだけどな。。。

羽をつけて、自由に、楽しく飛んでいたい。感謝だけを忘れずに。
ま、母親としてはかなり役不足、落第点な私だけれど、ね。

いま読んでいる本でも「人間、挫折してナンボ」ってことが書いてあって、そうなんじゃないかって思う。大人になるまでの過程において、『自分で挫折』して、ナンボじゃないのかな。
ま、七転び八起き、七転八倒が小学生の頃から座右の銘の私が言っても、説得力ないか。はは。

みんな知っていると思うのだけれど、もし聴いたことがない方がいたら、是非聴いてみてください。コチラ→タガタメ。です。

タガタメ 【Mr.Children】


ディカプリオの出世作なら
さっき僕が録画しておいたから
もう少し話をしよう
眠ってしまうにはまだ早いだろう

この星を見てるのは
君と僕と あと何人いるかな
ある人は泣いているだろう
ある人はキスでもしてるんだろう

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?

タダタダダキアッテ(ただただ抱き合って)
カタタタキダキアッテ(肩叩き抱き合って)
テヲトッテダキアッテ(手を取って抱き合って)

左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ

この世界に潜む 怒りや悲しみに
あと何度出会うだろう それを許せるかな?
明日 もし晴れたら広い公園へ行こう
そしてブラブラ歩こう
手をつないで 犬も連れて
何も考えないで行こう

タタカッテ タタカッテ(戦って 戦って)
タガタメ タタカッテ(誰がため 戦って)
タタカッテ ダレ カッテ(戦って 誰 勝って)
タガタメダ タガタメダ(誰がためだ? 誰がためだ?)
タガタメ タタカッタ(誰がため 戦った?)

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすために まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは
相変わらず 性懲りもなく
愛すこと以外にない

タダタダダキアッテ(ただただ抱き合って)
カタタタキダキアッテ(肩叩き抱き合って)
テヲトッテダキアッテ(手を取って抱き合って)
タダタダタダタダ(ただただただただ)
タダタダキアッテイコウ(ただた抱き合っていこう)

タタカッテ タタカッテ(戦って 戦って)
タガタメ タタカッテ(誰がため 戦って)
タタカッテ ダレ カッテ(戦って 誰 勝って)
タガタメダ タガタメダ(誰がためだ? 誰がためだ?)
タガタメ タタカッタ(誰がため 戦った?)

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4 コメント

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Unknown (ショコラ)
2010-07-28 21:22:11
リンク先を読みました。
紹介ありがとうございます。

精神科医の先生のおっしゃってることは、まさにその通りだなと思います。「遠藤さんの子育ち理論」も究極的にはそういうことを言っています。
子どもに自分で自分のことをさせ、自分で考えさせるためには、親が何でもやってあげたり、何でも決めてしまったりするのではなくて、子ども自身が「自分でやった」「自分で考えた」と思えるようにすること、子が「自分でできる」という自信を持たせることが大切で、その鍵は生活経験をどのように積み上げさせていくかにあり、それは確かに庇護者としての役割を「サボっている」「楽をしている」かのような感じではあるのですが、それなりに技術のいることでもあります。

母親の役割というのは実に重要だと思うのですが、この加藤被告の母親はリンク先を読む限りダメ母の典型だな~と感じました。やるべきことをやらず、やってはいけないことをやっている。非常にわかりやすい例だなと。

『あなたの子どもを加害者にしないために』という本があるのですが、これは酒鬼薔薇聖斗事件の少年Aの親(特に母親)の問題点を追究してるんです。これも非常にわかりやすい。

どちらの母親も極端なんです。普通じゃない。。加藤被告も少年Aも本当に可哀想です。こういう母親にならなければ大丈夫(そして普通にやっていたらここまでひどい母親にはならない)だろうと私は安心しています。
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Unknown (AMA)
2010-07-29 00:44:15
ショコラさん

私も随分前ですが、その本、読みました。

この二組の母子関係を個人の問題としてこのお母さんが悪い、と捉えることはできない、と感じています。

どうしてここまでしてしまうか、何がそうさせているのか、旦那さんとの関係は、社会に問題はないのか…考えます。

タガタメにもありますが、一方を裁けない、とも思います。

遠藤さんの講座、以前、日記を拝読しました。とてもためになりました。ありがとうございます。
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Unknown (ショコラ)
2010-07-29 19:25:43
>どうしてここまでしてしまうか、何がそうさせているのか、旦那さんとの関係は、社会に問題はないのか…考えます。

AMAさんもお読みになっておわかりかと思うんですが、『あなたの子どもを加害者にしないために』の中尾氏によれば、世代連鎖だとのことですよね(氏のブログhttp://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-1173.html#comment_formなどの記事にも詳しく載ってますが)。
母親がこうなってしまったのは、彼女にも母親に受け止めてもらえなかったという飢餓感や怒りがあり、自分が優秀な孫を育てることで母から承認されたいためだと。。

だからやはり、「母親」のあり方とその周辺の環境設定が大切だということだろうと私も思います。まずは、母親が、自分の母親との間の問題を自覚すること。そして、その連鎖を断ち切ること。具体的には、子を受け止めてやること、できるだけ子を評価する立場をとらないようにすることが大事なのでは、と思います。ここが、遠藤さんの理論とも通じるところです。
遠藤さんは「子を褒めない」ことを提唱されています。母親は淡々と指示を出し、真似で返し、ひたすら子を受け止めることに徹する。それだけで十分だと。

話は戻りますが、生後すぐから子の「基本的信頼感」を築くことこそが、一番簡単に、子を連鎖から抜け出させる方法に他ならないと思います。
子が泣けばおっぱいをやり、おむつをかえてやり、あやしてやる等プラスの反応をしてやる。非常に簡単でシンプルですよね。
そいういう意味では「抱き癖がつくから抱いてはいけない」とか「小さいうちから厳しくしつけなければならない」とか言われていた少し前よりは、今はいい時代になってきているのかも?と思ったりします。

私自身も、自分の母親に対して「本当はこうして欲しかった」というのはありますし、皆ある程度そういったものは持っていると思います。でも自分で問題を自覚すれば連鎖を断ち切ることはできるんじゃないかなと思います。
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Unknown (AMA)
2010-08-05 05:56:32
ショコラさん

すっかり遅くなってしまってごめんなさい。
夏休みボケしてしまっていました。

「子を評価しない、ひたすら受け止める。それだけで十分。」

本当に難しいことだと思います。
頭でそうしてやらなくちゃな、とは思いますが、褒めない、評価をしない、ということはなんと難しいことかと感じます。

彼らが感じたいものを丁寧に与えていきたい。
日々葛藤しながら育てています。
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