ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

創作落語?大木氏セミナー

2008年02月21日 | 営業関係
    2月も下旬に入り、ここ2、3日は穏やかな天気が続いてます。こう天気の良い日が続くと、春ももうすぐそこまで来ているんだなぁと体で感じ始めてます。

 さて、先日地元商工会議所主催の経営革新セミナーが市内のホテルでありまして、向学の意味から社休の日に行って来ました。セミナーにしては長い3時間の講演でした。

 今、商工会議所は零細企業をはじめ、中小企業に対するこの手の経営革新関係の事業を国の奨励かなにかで進めているようです。今まではそういった関係の講演はあっても、資料にビジネス手帳や手助けとなる手引き書などが付いていたっけかな。いや、以前からあったかもしれません、私が知らないだけで。しかし、その手帳には従業員5人以下の事業所は中小企業診断士による無料の経営診断が受けられるなど、指導方針などの手引きが付いていて大変便利な手帳です。手帳は何か得した気分でした。しかも講演も無料で。

 景気動向に左右されやすい地方、特にここ延岡は昨年12月の求人倍率が0.52と全国の0.98に比べほぼ半分。つい先日も市内の大手建設業者が破産宣告で会社を整理していたことがニュースになってました。

 市内の企業も厳しい現実を突きつけられているようです。この日の講演では定員50人を超える受講者が熱心に講師の話に耳を傾けてました。講師は年間200以上の講演をこなしているジャイロ総合コンサルティング代表(中小企業大学校講師 日本商業コンサルタント協会専務理事)と肩書きも素晴らしい、大木ヒロシさん(58)。

 延岡商工会議所もこの講演会には切り札を出してきたようです。大木氏、経営セミナー等では知らない人がいないほど有名な方だそうです。残念ながら私は知りませんでしたが。3時間のうち半分が経営の話、残り半分は世間話あり、受講者にいろいろ尋ねたりして引きつけさせるなどユニークな話法ありで、結構楽しませていただきました。

 私の大木氏の感想と言えば、その話が“創作落語”的で、お笑いに近い状態。それをそう感じ取ったのは決して私だけではなかったと思います。半分の時間、大木氏の話にお腹抱えて笑ってました。朝の連続ドラマ「ちりとてちん」ではありませんが。それが良い悪いは別として。

 その話のなかにもキーワードがあったりしまして、さりげなく笑い飛ばして聞き流すこともありました。途中注意して聞いてないと、笑ってお終いってなこともありました。うん、今言ったのは営業につながると。話術、話法は実に聴講者を引きつける弁士でしたね。良い話聴かせていただきました。

 もちろん会議所主催の無料の経営セミナーでしたから受講できたのは事実ですし、夕刊紙にこの手の広告が出てなかったら講演があることも目にすることもなかったわけで、この大木氏にお会いできなかったと思います。その点でもう少し会議所の会員には積極的に案内すべきとも思いましたが。

 印象に残ったのは、特長のある名刺をつくって何枚も渡しなさい。「名前を売って会社の従業員の一人ではなく、○○さんの会社(代表者でなくとも)と言えるようになりなさい」と、まずは自分を売り込むことが一番の営業であることを力説。セミナーでもすでに営業は始まっていて、「隣の人に名刺渡しましたか」と。挨拶代わりにまずそういったところから切り開いていくことの大切さを知りました。

 今度は3時間みっちり“創作”なしの講演頼みますよ、大木さん。貴重な時間ですからと言う前に、眠気も起こらない引きつける講演でしたから、逆にメリハリが効いて良かったのかもしれません。

 ちなみに、大木氏の紹介ページは(大木さん、勝手に顔拝借しました。これも営業、次回の講演につながると思ってお許し下さい)。↓
http://www.kouenirai.com/search/detail-200706-2980.html

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