本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
うぬぼれ・尊大さ、ゆえでしょうか・・・・・・
- 「威嚇」をすれば、「相手は必ず恐れて後ずさりするもの」と勘違いしているのが毎度お馴染みの落語的な中国ですが、「バカにされる」という選択肢を除外しているのでしょうか。
- 「威嚇」は、「自分の弱みを隠そうとする表現手段」なのでしょう、少なくとも中国語では。
- 論理を重んじれば重んじるほど矛盾が表面化しますが、言論弾圧・報道規制でその矛盾を隠せると信じているのが中国共産党。
- いまどき「威嚇して有利にことを運ぼうとする」のは、中国・ロシアしかありません。
- 逆に言えば「うぬぼれ」という弱点を克服する目的で「威嚇」を多用するのは、中国語という言語の「構造的な問題」なのかも知れません。どなたか中国語に詳しいかたが論じるのを期待しております。
ただし日本人の場合、ある言語を客観的に学ぶことは難しいようです。
ある言語を学ぶことは、「自分の判断力さえその言語に沿ったものでなければならない」と考える人が多いからです。きっと「自分なりの考えをもつことは間違ったこと」なのでしょう。
ここでは近年の中国関連ニュースから2つの「威嚇」を御覧いただきましょう。
中国在住の中国人がノーベル賞を受けるのは、自然科学系も含めて劉氏が初。その授賞決定は、経済大国として国際社会での存在感を増す中国に対し、民主化と人権改善を強く促したものだ。ノルウェーでの報道によると、中国政府は、劉氏ら反体制派への授与が「中国とノルウェーの関係に影響を及ぼす」と委員会側に事前に圧力をかけていたとされる。今後、中国の猛烈な反発を招くのは必至だ。:2010-10-08 Hatena ブログ(Diary)
中国のあまりにもひどすぎる「威嚇・脅し・脅迫」
これは今(2016年)から6年ほど前、中国の一党独裁と弾圧を非難する世界の論調があり、ノーベル平和賞を中国獄中にいた劉暁波 (りゅう ぎょうは)に決めようとした頃の話です。
こんな時、中国共産党が「(これが決まれば)中国と(ノーベル平和賞を決める)ノルウェーの関係に影響を及ぼす」と威嚇したのは、いかにも独善的なせりふでした。
もしも中国語に言語上の問題があるとするなら、本人が意識することはないでしょうが、「いつも自分が正しく、他者が間違っている」という信念が何ともいえない「もののあわれ」を醸し出しています(笑)。
中国共産党は、これを伝えるCNNやNHKのテレビ放送を、一時遮断しました。
そうなんです、信じられないでしょうが、中国では「日常的」に中国共産党政府に不都合なことを、決して中国庶民には知らせないという報道規制があり、愚民政治を続けています。
異論を決して許さない、もし異論があれば、拘束・逮捕・投獄・処刑する、と威嚇しております。
こういうことをしているから、進歩がないのですね。
- 尤も昔から儒教は「改善や改良」を推奨しないことで支配者たちから広く支持を集めてきました。そんなことを認めると政権の矛盾が知れ渡ってしまい、王朝の崩壊につながってしまうからですね。
- もちろん共産党政権になっても、崩壊は絶対に避けなければならず、この傾向をしっかり温存しています。
中国社会は、地獄ですね!
そして、ある種の人たちにとっては、心地よい世界なのかも!
【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのヤサイ外相は19日、南シナ海問題に関する2国間協議を中国の王毅外相から持ちかけられたが、「仲裁裁判所の裁定を無視する」ことが前提条件だったため拒否したと明らかにした。地元テレビのインタビューに答えた。
ヤサイ氏は、先週に行われたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議へ出席するため訪れたモンゴルで、王毅氏と対談。「フィリピンの憲法や国益、国際法のルールにそぐわない」と、裁定を無視した二国間協議の提案を拒否したとした。
王毅氏からは「仲裁裁定に言及しそれに沿った議論をするなら、(両国は)敵対することになるだろう」と圧力を受けたという。:産経新聞 2016.7.19 20:32更新
またも出ました「さんかくやろう(三角野郎:八木節)」
いや、またも出ました威嚇の中国・・・・・・
自分が、参加して堂々と反論しなかったのに、その仲裁裁判所の判断を伝える外国のニュースが流れるや、NHKテレビを4回合計約2分間「遮断」(もっと柔らかい「中断」と表現するところあり)したらしい。
裁判を「無視」するなら、その結果を伝えるニュースなどどうでもいいだろう、と思うのは素人!
「無視」しながらも、弾圧支配の一角が崩れるのではないかと恐れているのが中国共産党とわかれば、これは誰にもわかりやすく伝わることでしょう(笑)。
♪いつものように、幕があき♪、中国共産党による報道規制が始まったのでした。
言語道断なのは、中国共産党が
- 世界中が中国を支持しているというニセ情報を流しながら
- 「仲裁裁判所が中国の主張を却下した」旨伝えるNHKニュースを中国北京で遮断したこと 〔NHK総合ニュース9 2016/07/13〕
- シンガポールでのアジア安全保障会議でも米国防長官カーターの演説を伝えるNHKニュースを中国国内で遮断したこと
こういう
「正直さ」「誠実さ」のかけらもない報道統制・弾圧国家が、日本のすぐ近くに、江戸時代ではなく「現代」にも存在している、という事実を真剣に考えたほうがよろしいでしょう。
また、こんな「報道」がなされないと、中国共産党の言動は「不可解」なまま放置されることでしょうが、報道されて知ってしまったなら、また別の判断を下す人が多いことでしょう。
心配なのは
このように「事実を知らされずに、中国共産党に都合のいいような宣伝文句であおられ」た中国人が、洗脳目的の「あきらかに間違った報道」をそのまま信用して軽率な行動に走る
のではないか、ということです。
それでも
中国人もバカではないから、「事実を理解している」
と擁護しますか?
中国では
報道検閲をしていて、違反すれば重大な犯罪として検挙・解雇・閉鎖・拘束・収監されるという事実を知っているのに、「事実を理解している」と信じ、それでも「黙っているほうが安全」だと考えていますか?
いやすでに中国人は
中国共産党政府がねつ造した「ニセ情報」に洗脳されて、直情的に無謀な行動を起こしてきました。恐れていたことは、すでに始まっていたのでした。
ですから「中国人は、事実を知っていたはず」とは買いかぶりではないか、と思うのです。
中国の主張を認めないと
- ノーベル平和賞に関係してノルウェーと中国との関係が
- 南沙諸島・西沙諸島関係でフィリピンと中国との関係が
悪化するだろう、となりふり構わず威嚇する中国共産党。
こんな前代未聞の「自己中心的」な国が現在も存在していることを、もっと深刻に受け止めるほうがよろしいかと思います。
ここでは
- 中国共産党という国の仕組みに、構造的な問題がある
- 中国語という言語に、構造的な問題がある
という疑惑を指摘しております。
さてさて、皆様はどう思われますか。