Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

鹿伏~三久安山~三宝

2017-11-10 | 日記
3か月前の「山の日」に下山につかった尾根の紅葉を見ようと、ついでに三久安山に登れるコースはないかと思い、
鹿伏から登ってみました。

車は鹿伏の国道29号線沿いの路肩が広かったので、そこに止めました。9時10分。
下山場所をはっきり決めてなかったのですが、この辺りに下山できればラッキー!程度に考えてました。

高倉神社へ向けてのんびり歩きです。


立派な神社でした。

林道が終点になると、荒れた谷をとりつき尾根目指して歩きました。
谷道の痕跡があったり、なかったり…

10時15分、目指す尾根の先端に到着しました。尾根の先端だけ藪で登りにくかったです。


急ですが、藪は最初だけで、あとは歩きやすい尾根でした。
木立の隙間から、氷ノ山が見えたり、木々が色づいていたり結構楽しめました。

11時主尾根に合流。
いつも気になっていた鹿伏の赤い杭のところでした。




ここからはお馴染みの極楽尾根です。
ブナはほとんど落葉していますが、そのおかげで眺めがとてもいいです。


藤無山と、須留ヶ峰がきれいに並んでいます。

11時20分三久安山頂上。かわいい森の精がお出迎え。


結構風が強いのですが、陽射しがとても暖かです。

お昼休憩して11時40分下山開始。

下山は北へもう一度極楽尾根を歩きます。
1012から1067にかけての紅葉が素晴らしくて、足がなかなか前に進みません。





もう一度藤無山。


途中で思わぬ出会いがあったりして、いつ来ても楽しい尾根です!

1067から三宝へ向けて方向転換。

三宝には12時40分到着。北を眺めれば、氷ノ山がすそ野を広げています。


しばらくは手入れの悪い植林尾根ですが、950mあたりから、待望の自然林尾根です。

黄葉が主ですが、陽射しに映えて、金色のシャワーを浴びているようです。







駐車地に近いところに下山しようと、尾根を選んで歩きました。

歩きやすい尾根が続きましたが、最後に歩きたいほうへ歩いてしまい、すこし苦労して川べりに下山しました。

川を渡れないので、少し上流へ歩いて、無事林道に合流できました。

駐車地には14時50分到着です。


最後をどうにかすれば、とても素晴らしいコースだったと思います。

秋の晴天の下、充実感いっぱいのとても楽しい歩きができました。

  

くらます

2017-11-05 | 日記
くらますという山は、宍粟の山からも若桜の山からも、その特徴的な姿を見ることができます。

特に積雪期のくらますが素晴らしいとよく耳にしていましたが、登ったことはありません。

土地勘がないので、昨シーズンは登り損ねてしまい、ぜひ今シーズンと思っています。

とりあえず、Y先輩にお願いして、無雪期のくらますを体験してみました。

車は、若桜町の吉川集落のはずれの林道の路肩に駐車しました。
来た道を少し戻って、牛小屋の前ののり面に登山口がありました。9時30分。



「急でしんどい山や」とのことで、心して登り始めました。

それにしても急です。
宍粟でもこれぐらいの急登がないわけではないので、頑張って登りました。

850mぐらいのところで一息ついたときY先輩から、尾根を一つ間違えたようだと…

道理できつかったわけです…

本来のコースと合流してすこし傾斜が緩んだような。


978ピークのあたりは一面落ち葉のじゅうたんです。


楓はほとんど落葉していますが、落ち葉の斜面もいいものです。


主尾根に合流する手前からは、ずっと藪です。…ブナに慰められました。


靴が隠れるくらいの笹は歩きやすいもので、場所によっては、背丈くらいに茂っています。
山頂手前で氷ノ山が展望できましたが、かすんでいました。

12時10分、くらます山頂(三等三角点天狗岩)。

どこからでも見えるくらますの山頂からは、ほぼ360度の展望です。
目の前に、三室山から赤谷山への県境尾根、天児屋山や、東山、沖の山、那岐山等々冬の晴れた空ならば、どれほど素晴らしいことでしょう。

山頂から少し下った岩場でお昼休憩。
日差しが暖かで、風もほとんどないので、快適でした。
下山は南から西方向へ。


こちらの笹のほうが丈が短くて、歩きやすいです。
目の前に姿の良い三室山。


下山尾根は黄葉真っ盛りでした。






青空をバックに、日に映えた黄葉がキラキラしてました。
短い距離でしたが、振り返り振り返り下山しました。

植林帯になって、杣道に合流して、じきに作業道、駐車地には14時到着です。

山は登りだしてしまえば、どこでもとても楽しいのですが、今日も距離は短かかったですが(約8㎞)とても充実していました。
積雪期ばかりインターネットで目にしますが、秋の1日も素晴らしかったです。

本当に良い1日でした。

  

弁天山(鳥取県若桜町)

2017-11-02 | 日記
絶好の登山日和です。
今日は、山ボーイさんのHPで何年か前に知って、何度も登った、お気に入りの弁天山です。

登山口が少しわかりにくいかも。
若桜町の若桜弁財天を目指します。

薄暗い植林の中の細い道を突き当りまで、弁財天の駐車場に車を止めさせてもらいました。


9時40分スタート。

滝谷コースへ向かいました。

雨がよく降るおかげで、その名の通り滝の水量が多くて、見ごたえがあります。


谷を離れて、山腹をトラバースするように徐々に高度を上げていきます。
杣道を利用したルートなのか、それほど急なところもなく、とても歩きやすかったです。

途中で、氷ノ山が見えました。


最初は植林ですが、尾根の上部は素晴らしい自然林が広がっています。




鳥取の市街地を見渡せるところもありました。


傾斜が緩やかになって、11時20分弁天山頂上です。




頂上はトチやブナの巨木が林立する広いスペースで、休憩にぴったりです。

少し時間が早いので、西に尾根を歩いてみました。

言葉にできないぐらい素晴らしいところです。




少し下って、細い尾根を歩きました。
どこを見ても絶景です。

20分ほど散歩して、植林の手前で、弁天山に引き返しました。
帰りもまたまた、素晴らしい紅葉に目を奪われっぱなしでした。、

山頂でお昼休憩しましたが、早く歩きたくてうずうずします。

ここから、三倉富士まで縦走しました。

こちらの縦走路も素晴らしいです。




ほとんどアップダウンもなく、三倉富士の手前だけ、急な登りです。


山頂には13時10分到着。

東山と、


氷ノ山と、


扇ノ山が…


ぼんやり氷ノ山を見ていたかったのですが、時間が待ってくれません。

下山は、弁天谷コースです。
ここから分岐。 

分岐を右に、急な斜面を杣道に沿って下っていきます。

少し荒れていますが、歩く分には問題ありません。

歩きやすい植林の尾根をどんどん下っていきました。


こちらにも滝があります。


沢沿いは少し荒れています。最後に沢を渡渉して、若桜弁財天の裏手に無事下山できました。



14時20分、駐車地到着。

とりあえず、弁天まんじゅうを買って帰りました。