Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

くらます

2017-11-05 | 日記
くらますという山は、宍粟の山からも若桜の山からも、その特徴的な姿を見ることができます。

特に積雪期のくらますが素晴らしいとよく耳にしていましたが、登ったことはありません。

土地勘がないので、昨シーズンは登り損ねてしまい、ぜひ今シーズンと思っています。

とりあえず、Y先輩にお願いして、無雪期のくらますを体験してみました。

車は、若桜町の吉川集落のはずれの林道の路肩に駐車しました。
来た道を少し戻って、牛小屋の前ののり面に登山口がありました。9時30分。



「急でしんどい山や」とのことで、心して登り始めました。

それにしても急です。
宍粟でもこれぐらいの急登がないわけではないので、頑張って登りました。

850mぐらいのところで一息ついたときY先輩から、尾根を一つ間違えたようだと…

道理できつかったわけです…

本来のコースと合流してすこし傾斜が緩んだような。


978ピークのあたりは一面落ち葉のじゅうたんです。


楓はほとんど落葉していますが、落ち葉の斜面もいいものです。


主尾根に合流する手前からは、ずっと藪です。…ブナに慰められました。


靴が隠れるくらいの笹は歩きやすいもので、場所によっては、背丈くらいに茂っています。
山頂手前で氷ノ山が展望できましたが、かすんでいました。

12時10分、くらます山頂(三等三角点天狗岩)。

どこからでも見えるくらますの山頂からは、ほぼ360度の展望です。
目の前に、三室山から赤谷山への県境尾根、天児屋山や、東山、沖の山、那岐山等々冬の晴れた空ならば、どれほど素晴らしいことでしょう。

山頂から少し下った岩場でお昼休憩。
日差しが暖かで、風もほとんどないので、快適でした。
下山は南から西方向へ。


こちらの笹のほうが丈が短くて、歩きやすいです。
目の前に姿の良い三室山。


下山尾根は黄葉真っ盛りでした。






青空をバックに、日に映えた黄葉がキラキラしてました。
短い距離でしたが、振り返り振り返り下山しました。

植林帯になって、杣道に合流して、じきに作業道、駐車地には14時到着です。

山は登りだしてしまえば、どこでもとても楽しいのですが、今日も距離は短かかったですが(約8㎞)とても充実していました。
積雪期ばかりインターネットで目にしますが、秋の1日も素晴らしかったです。

本当に良い1日でした。

  

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