Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

水剣山

2017-07-11 | 日記
これまでどういうわけか、宍粟50名山の水剣山には一度も登ったことがありませんでした。

なぜか、登ろうという気になったことがなく、ほかにも登ってない50名山はいくつかあるのですが、
結構標高はあるのに不思議です。

先週黒尾山から水剣山を見て、登ろうという気になりました。

蒸し暑いし、ヒルのいる季節で、水剣山に登るには全く適した時期とは思えませんが、
思い立ったが吉日で登ってきました。

50名山コースで登ります。

登山口の水道施設の横の空きスペースに駐車して、8時30分スタート。


林道を少し歩けば、左右に関電の巡視路がありました。

今日は右から、東尾根コースで登ります。
地形図で見るととても急な斜面ですが、さすが巡視路ですね。
徐々に高度を上げていきます。
それでも結構急なので、さっそく汗だくです。


9時ごろ、尾根に乗りました。
まだまだ急な登りが続きますが、巡視路なので、プラ階段で適度に整備されています。


9時20分、最初の鉄塔(播磨西線70)


スタートから曇天で、展望はありません。

お天気が良ければ、ところどころから好展望のコースのようですが、今日はどこからも見えませんでした。

7本カシ。


雑木の尾根は、時々涼しい風も吹いて、それなりに楽しいです。

10時、反射板(808m)。

水剣槍のプレートがありました。
晴れていれば眺望もよいのでしょう。

ここから楽しい吊尾根です。
岩場もありますが、巻き道もしっかりしたのがあり、それほど危険には感じません。


急登を頑張ってから、北東ピークに寄り道して、
10時45分水剣山頂上。


お茶休憩して、すぐ下山。標識に従って、西尾根に向かいます。

東尾根と同じように、急なくだりの後に水平な尾根です。
途中の屏風岩から、向かいの反射板のピークが見えました。


12時に播磨西線69。
少し晴れ間が。


この先から、再び急な斜面につけられた巡視路を下っていきます。
とにかく急なので、ジグザグに少しずつ高度を下げているようで、なかなか林道に到着しません。


12時40分、高度差300メートルをようやく下りきって、大谷川を渡渉しました。


ここで、靴を見るとヒルが何匹かうねうねと…

今度はぜひ晩秋のお天気の良いときに登ろうと思いました。


  



藤無峠~三久安山~くるみの里

2017-07-08 | 日記
去年は、沼谷林道が伐採作業中で、ずっと通行止めでした。

三久安山へ道谷から直接登ったりもしましたが、今年は通行できるみたいなので、
藤無峠から登って、少し遠いのですが、くるみの里キャンプ場に下山しました。

くるみの里に1台デポして、藤無峠へ向かいます。

若杉峠手前を右折して、伐採作業で少し様子の変わった林道を峠まで。

8時30分、スタート。


いつもの作業道を登っていきましたが、すぐに新しいネットに阻まれて、草の茂った尾根を登りました。

展望地からはかすんでいますが、宍粟の山々。


振り返るとすぐ近くに藤無山。


三角点付近からは氷ノ山。


一登りでこのコースのハイライト、ブナ尾根です。


標高が上がって、涼しい風が吹いています。
日差しもなく、意外と快適に歩けます。

ツルアジサイと巨木朴の木。





三久安山頂上、10時5分。


涼しい風が吹いています。

時刻は早いですが、下山に結構時間がかかるので、水分補給だけして、すぐ下山します。

再びブナ尾根を歩きます。



1067への登り返しが少しきついですが、ブナの表情も往路とはまた違って見えます。

1067を過ぎて、分岐を北に向かいますが、この先休憩できるようなところもないので、
分岐のあたりで適当にお昼休憩30分。

1012から、くるみの里へ向かいます。

このあたりから、少し空模様が怪しくなってきました。

四等三角点道谷の手前あたりから、ぽつぽつ雨が降り始めました。

12時30分、羊歯に埋もれた三角点道谷。


結構しっかりした雨脚ですが、樹林帯なので、それほど濡れずに歩けます。

ネット沿いに歩いて。


岩交じりの細尾根に。


軽いアップダウンがあります。
お天気が良ければ楽しく歩けそうな尾根なのですが、岩や落ち葉が濡れて滑るので、用心しながら歩きました。

広いテーブル(ベンチ?)があり、くるみの里の遊歩道になります。

遊歩道ですが、道標も何もないので、決してわかりやすくはないです。

13時35分、点名石亀。
小さな展望台がありますが、木々に埋もれて自然に還りつつあるようで、小さな木や草が生えています。



ここからも遊歩道をたどって、徐々に高度を下げていきます。
やっと雨がやんだと思ったら、くるみの里に無事下山、14時20分。


くるみの里の遊歩道は、あまり使われていないのか、ところどころ傷んだり、とにかく道標が一か所もないので、
分岐は注意が必要です。

梅雨のさなかに、結構長いコースをそれほど雨にぬれずに歩けたということで良しとしましょう。

やはりこのあたりはよく雨が降ります。

デポ車に乗って、藤無峠に車の回収に向かいました。

  


黒尾山(野々隅原から)

2017-07-02 | 日記
梅雨真っただ中です。

午後から雷雨という予報、昨今の天気予報はよく当たります。

というわけで、午前中に登れて、花見もできる黒尾山です。

登山口は、大国牧場。

道路が分岐するところに駐車して、8時40分スタート。



柵を開閉して、放牧場の県道上ノ波賀線を行きました。



小川沿いの、広葉樹の小道です。

所々、放牧場跡にジギタリスが咲いていました。
少し時期が遅かったようですが、それでも見事です。



最奥の広場には、ジギタリスとハンカイソウが咲き競っています。





こんな山奥に絵葉書のような風景が広がっています。(カメラの腕が…( ;∀;)


ここから、黒尾山への標識に従って、登山口へ向かいます。
小野からの登山道と合流して、しばらく急登を頑張ります。

30分ほどで、展望が開けました。


私はなぜか、天気が悪いときにばかり黒尾山に登っているので、ここからの良い展望にお目にかかったことがありません。
いつもこんなものです…

登山道は、よく登られているのか、とても良い感じで歩きやすいです。

黒尾山頂上、10時20分。


来るたびに、廃墟と化していくアンテナ塔。

予想通り何も見えないので、10分お茶休憩して、下山開始。

林道黒尾山線へ向かいました。


途中の展望地から水剣山。


10時45分、林道登山口へ。
沢の木にモリアオガエルの卵塊がたくさんぶら下がっていました。

まだ雨は降りそうにありませんが、そのまま林道を歩いて、11時20分、駐車地到着。

帰りに、延ヶ滝に立ち寄りました。



雨の後で、水量が増えて、迫力満点。水しぶきが降りかかります。

12時過ぎたころに雨が降り始めたようで、梅雨の合間に、良いタイミングで山を楽しむことができました。

もう少し体が暑さに慣れたら、また長いコースに挑戦です。