平成太平記

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怯える韓国勢!? パナのプラズマ撤退は「数年後の自らの姿」か…

2013年03月29日 16時30分29秒 | Weblog

怯える韓国勢!? パナのプラズマ撤退は「数年後の自らの姿」か…
【経済裏読み】産経
2013.3.25
家電量販店でかつては人気を集めていたパナソニックのプラズマテレビ「ビエラ」
平成19年6月、大阪市北区

 市場調査会社ディスプレイサーチによると、12年の薄型テレビ市場で、サムスンは世界シェア27%と首位をキープ。2位のLGとあわせ、韓国企業のシェア合計は40%を超えた。

つまり、世界のテレビの4割超(金額ベース)は「韓国製」というわけで、圧倒的な存在感をみせつけている。

 こうした中で、パナソニックがプラズマテレビからの撤退を固めたことは、韓国企業がかつての王者・日本をたたきのめし、退場させたことを意味する。

ある大学関係者は「テレビは韓国に譲り、日本は新しい技を見つけないと…。家電メーカーだから家電にこだわる必要はない」と、今後の日本企業の方向性についてこう示唆する。

 テレビ分野で世界の頂点にのぼりつめた韓国。しかし、業界内では「その栄華はそれほど長く続かないのでは…」(関係者)という声も少なくない。中国の家電メーカーが猛烈な勢いでサムスン、LGを追い上げているためだ。

 中国の国別シェア(12年)は初めて20%を突破。家電業界に詳しいアナリストは、韓国勢は技術力で世界の頂点に立ったわけではない。

デジタル技術の進歩と通貨(ウォン)安を武器にシェアを伸ばしてきた」と指摘。その上で「この『韓国モデル』をまねして急成長しているのが中国企業だ」と強調する。

韓国企業にとっては、このところのウォン高がグローバル競争力の足かせとなっているほか、中国企業が着実に技術力をつけてきていることも脅威となっている。

しかも、サムスンなどは日本の優秀な技術者を高給で引き抜き、日本製に匹敵するテレビを作り上げてきただけに、日本の家電業界が低迷する中で日本の最先端技術を今後あてにすることはできない。

 ジャック・ウェルチ氏のこの予言は、30年後に現実のものとなった。

カリスマ経営者が予言した「敗北」
 「あなたたちは、いつか韓国メーカーに負ける」
 日本企業の攻勢で、家電部門を売却した米ゼネラル・エレクトリック(GE)のカリスマ経営者、ジャック・ウェルチ元最高経営責任者(CEO)は、パナソニックの関係者にこう話した。約30年前のことだ。

 この予言通り、パナソニックは、家電の看板商品だったテレビ分野で韓国サムスン電子、LG電子の後塵(こうじん)を排し、そして今回、プラズマテレビからの撤退に追い込まれた

それに対し、韓国が中国に追い抜かれるのは「意外と早く、数年後だろう」(関係者)という声は多い。

 ニッポン家電の没落は他人事ではない-。韓国企業は技術ノウハウの少なさが弱点といわれるだけに、こんな危機感を今、募らせているのかもしれない。