平成太平記

日常の出来事を書く

民主党の生き延びる道

2011年05月26日 17時06分10秒 | Weblog
 野党も民主党の反主流も管直人の不信任決議の可決に二の足を踏んでいる。
自民党は民主党の造反を入れて過半数の自信がないからである。
これは、やってみなくては結果は解らないと思う。
不信任案の否決は管内閣の信任を意味しない。
参議院では問責決議をする。
民主党の反主流は何を恐れているのか、解らない。
このまま、管内閣が任期中継続する事態になれば、次期の総選挙では
民主党は壊滅的に議席を減らす。座して死を待つより、管直人の首を
取ることで民主党の生きる道が開ける。選択肢には大連立もありうる。
解散権は内閣の専権であい、首相の専権でない。仮に不信任が議決されても
閣僚が解散の議決に同意するとは、到底思えない。
もし、仮に全閣僚が解散に同意しないとすると、全閣僚を罷免して、管直人が
他の閣僚を兼ねて、解散に踏み切ることになる。それは、狂人の行為である。  
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管直人には私心がない

2011年05月26日 08時23分21秒 | Weblog
  管直人に決定的に欠けるものは己をむなしくする私心がないことである。
前の鳩山首相には政治家としての資質はともかくも、私心は無かった。
逆風に立ち向かう勇気を支える政治的ミッション(使命感)が管直人には
感じられない。

使命感の根本にあるのは己をむなしくする私心である。
この男から私心が見られない。
政治家は野望を抱くことが資質の条件であるが、また、私心がないことも条件である。   
     
 

管直人に不信感を抱いた時点

2011年05月21日 19時26分23秒 | Weblog
西岡参議院議長が管直人に不信感を抱いた時点はおそらく、諫早湾の干拓地のゲートを
独自の判断で開門に踏み切った時点からだろう。
小生の場合は浜岡原発の稼働中の原発の運転を止めさせた時点からです。
電力事情も考慮せず、あまりにも唐突な要請(事実上は命令)をした時から、この男は
日本国を危うくするスタンドプレイの政治家であると直観しました。
      
         
         

管直人が原発を暴発させた事実が公表されました

2011年05月21日 09時09分35秒 | Weblog
         管直人の素人が原発を暴発させた事実が公表された。
以下産経新聞の記事を掲載します。

【放射能漏れ】
震災翌日の原子炉海水注入 首相の一言で1時間中断
2011.5.21 00:42

参院予算委員会での菅直人首相。首相の一言が被害を拡大させた可能性が出てきた=20日午後、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)

 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1号機に関し、3月12日に東電は原子炉への海水注入を開始したにもかかわらず菅直人首相が「聞いていない」と激怒したとの情報が入り、約1時間中断したことが20日、政界関係者らの話で分かった。

 最近になって1号機は12日午前には全炉心溶融(メルトダウン)していたとみられているが、首相の一言が被害を拡大させたとの見方が出ている。

 政府発表では3月12日午後6時、炉心冷却に向け真水に代え海水を注入するとの「首相指示」が出た。だが、政府筋によると原子力安全委員会の班目春樹委員長が首相に海水注入で再臨界が起きる可能性を指摘、いったん指示を見送った。

 ところが、東電は現場の判断で同7時4分に海水注入を始めた。これを聞いた首相が激怒したとの情報が入った。東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同7時25分に海水注入を停止した。その後海水注入でも再臨界の問題がないことが分かった。同8時20分に再臨界を防ぐホウ酸を混ぜたうえでの注水が再開されたという。

 自民党の安倍晋三元首相は20日付のメールマガジンで「『海水注入の指示』は全くのでっち上げ」と指摘。「首相は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべき」と断じた。これに対し、枝野幸男官房長官は20日夜「安倍氏の発言が偽メール事件にならなければいいが」と牽制(けんせい)。首相周辺も「激怒はしていない。安全を確認しただけだ」と強調した。
 
 

宰相の条件

2011年05月18日 14時36分14秒 | Weblog
  浜岡原発を停止する論理は極めて曖昧である。大地震が起こる確率が高いとの理由である。
逆に、その他の地域の原発の運転は容認する考えてある。
世論を浜岡原発の停止に集めさせる。このような政治的意図は極めて露骨なものである。
企業は安心して経営する基準がなく、法的安定性が維持できない。
理念・信念のない発想である。
何時の時代でも、国難はあった。日中戦争・日米戦争当時の指導者はその場その場の判断で
日本を壊滅にもたらした。
戦地に赴いた将兵は、私たちの親は本当によく戦い、戦死した。
今、自衛官・消防士・自治体関係者は東北で奮闘している。
それに比べると、国会のだらしがなさは目をを覆う。
国難に向かう宰相は無私の精神で、多くの人が盛りたてようとする人でなくてはならない。
阪神大震災時の村山首相は無私の人で、多くの人が集まってきた。
管直人は地位に恋々として、政権の延命のみ図る。
西岡参議院議長は管直人は首相として資質に欠ける。一刻も早く辞めることが彼にとっては
一番、国家に貢献すると言う。



    
     
         

日本沈没

2011年05月15日 18時36分56秒 | Weblog
3月11日の東関東大震災の惨状をテレビの実況で見ていました。その時、日本沈没の予感を
感じました。
続いて福島原発の暴発による放射線の2次被害が起こりました。

円が暴落し、金利が高騰し国債の償還が不能になり、高齢者の年金の支払いが出来なくなる心配もあります。
幸いなことに、円の為替レートは今のところ安定しています。
しかし、政治のかじ取り次第では円の暴落もありうると思います。
新聞紙面ではさなざま意見が出されています。
議論を建設的な実りあるものにするには、論点を整理して議論する必要があります。
以下論点として、
1 原発の暴発は制御出来なかったのか
2 津波被害と原発被害の補償の区別は
3 今後の原発政策のあり方は
論点の1と3は密接な関係性あります。

論点1について
今回の原発事故は日本の歴史上経験のない規模の地震に起因する津波で原発事故が起きたものです。
起きてしまった事故について、当事者を非難しても致し方ない。
問題は事故当時の対応について他の対応が出来たのではないかである。
当初から廃炉の覚悟で海水を注入していたら大事故にならなかったとの指摘がある。
3の論点の稼働中の浜岡原発の停止を事実上命令した管直人の指示をどう考えるかと
関連する。
世論は概ね浜岡原発の停止を支持しているが、極めて政治性のある曲球と理解している人も
多数いる。
管直人の停止要請に真っ向から批判したのが、中電の無名の原発技術者である。
あいまいな理由で停止させるのは納得がいかないと言っている。
中電は津波対策として、防波堤の建設に取り掛かるほか、非常用電源を津波被害から
防ぐ方策を現実に用意した。
これにより、浜岡に東関東大震災程度の地震と津波が襲いかかったとしても、電源は維持され
原発は制御できるとの考えである。
仮に制御不能の状態が現出しても海水を注入して廃炉にすれば暴発は防げる。
東電の事故からの教訓である。
原発の危険性について、当面の方策と今後のエネルギーをどうするか検討もなく、いきなり止めさせる
やり方には賛成できない。
関西電力の原発の定期検査による停止が夏場にある。
日本全体の電力が20%程度がなくなり、産業が成り立たなくなる。
30年以内に東海地方に大地震が起きるとの予測については、対策を用意する必要はある。
それは仮に地震が起きても原発の暴発という2次被害をいかに防ぐかである。
地震国の日本では、今後のエネルギー政策を真摯に取り組む必要がある。
しかし、当面の対応は大津波が来ても、原発が制御できる点を考えて現実的な政策をとることである。
管直人は浜岡原発の停止を歴史の判断に任せると極めて無責任な放言をしている。
2については、基本的に津波被害と区別して考える必要はないと思います。
怒鳴り、泣き、発言はいつも自分が正しいというこの男に日本国を任せられない。