5月に判決が下りる連続不審死事件の木島裁判と政治資金規正法違反に問われた小沢裁判は直接的証拠がない点については同質である。小沢裁判では検察が精密司法の手法で作為が入れられた。検察の起訴独占主義の日本では、調書は犯罪を立証するうえで完璧さを要求された。このことが調書の証拠能力が疑われることになる。他方、連続不審死事件の木島裁判は直接的証拠がなく間接的な証拠で3人を死に至らしめたとの結論に誰もが思慮する。裁判所が自由心証主義にたちこの2件に裁判について有罪を下すと考える。
今までも状況証拠で有罪とされた事件は多数ある。問題は直接的証拠の評価である。
この2件の裁判は直接的証拠から犯罪が立証できる。
今までも状況証拠で有罪とされた事件は多数ある。問題は直接的証拠の評価である。
この2件の裁判は直接的証拠から犯罪が立証できる。