昨年のGDP成長率3.3% 建設業など低調=韓国 (2015.3.25 朝鮮日報)


【ソウル聯合ニュース】

韓国銀行(中央銀行)が25日発表した昨年の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年と比べ3.3%増だった。

四半期別の成長率は1~3月期が前期比1.1%、4~6月期が0.5%、7~9月期が0.8%、10~12月期が0.3%だった。10~12月期の成長率は速報値(0.4%)よりやや鈍化した。

ただ、前年はマイナスだった設備投資は5.8%増と好転した。(抜粋)


南朝鮮人は誰も実感していませんよ。3.3%も成長したなんて。

この記事を読んでも「それなら何でこんなに生活が苦しいんだ?」と思っている事でしょう。
 
ですが、これってやっぱり現実と違うんですね。

どうしてこの記事には「いくらからいくらになった」、という数字がないか。
 
GNIだけは数字が出ていますけど、なぜだかそれもドルになっています。
 
そう、この記事は為替のトリックがあるからなんです。

それでは実際に年平均の為替を確認してみたいと思います。
 
2013年は1ドル1094ウォンでしたが、2014年は1ドル1053ウォン。
 
これだけで3.4%も上昇しているんです。
 
ここで「あれ?」と思った方、素晴らしい!
 
もし、ウォンベースでの実質成長率が0%であっても、為替の関係でウォンが3.4%上がれば、ドルベースでの成長率は3.4%になるんですね。

それなのに3.3%?

ウォンベースではマイナスだったんかい!という事でしょうか。そりゃあ、実感しないですよ。
 
でも、政府としては「良かった!ウォン高で。」という感じなんでしょうね。