現代における「正義」論・シンポジューム(第1回・12月7日東京)

2010-11-20 21:14:00 | 集会情報
現代における「正義」論・ シンポジューム(第1回)
*市民による不正を暴く権利とその限界*
パブリック・イシューと証拠収集の限界をめぐって


 ■日時  平成22年12月7日(火) 午後6時~
 ■場所  弁護士会館5階(地下鉄霞が関駅下車B1のb出口から直通)

      参加費用  500円(資料代)

  パネリスト  小林 正弥さん(千葉大教授・政治哲学)
        齋藤 貴男さん(ジャーナリスト)
        東澤  靖さん(弁護士、国際人権法)
        海渡 雄一さん(弁護士、「クジラ肉裁判」主任弁護人)

司会  光前 幸一さん(弁護士「東弁公益通報保護特別委員会」委員長)

            (主催)日本環境法律家連盟
                パブリック・イシュー連絡会議

本年9月6日に青森地方裁判所で言渡された「クジラ肉刑事裁判」
(控訴中)は、市民が政府(公共)の不正を暴く限界をめぐり、大
きな議論をまきおこしました。

「クジラ肉裁判」とは、多額の公的資金が投入されている我が国の
調査捕鯨において、捕獲された鯨肉が大量に横領されているとの内
部告発を受けた
NGO団体が、その証拠となる鯨肉を、運送業者のバックヤードか
ら持ち出し、検察庁に提出・告発した行為が、住居侵入・窃盗罪に
なるとして逮捕・拘留され、有罪判決を受けた事件です(他方、横
領事件は不起訴処分となりました)

この事件は、表現の自由や内部告発、内部告発における証拠収集の
限界、NGO活動としての公益通報の意義と限界など、国際人権規
約という世界基準における我が国の人権保障について論ずべき点が
あふれています。キーワードは「正義」です。

4人のパネリストをお招きし、会場の皆さんと活発に意見を交わ
し、それぞれが市民参加型社会における正義とは何かを考えるもの
です。奮ってご参加ください。



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