東日本大震災 アウンサンスーチーさんからのメッセージ

2011-03-24 20:47:36 | 社会
ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者アウンサンスーチーさんは、本震災につい
てのメッセージを東京新聞にお寄せになり、その一部が3月24日朝刊に掲載されまし
た。ビルマ情報ネットワークでは東京新聞の担当者のご厚意により、当ウェブサイト
にアウンサンスーチーさんのメッセージの全文と、添えられた詩のうち一編を掲載し
ました。どうぞご覧ください。

東日本大震災 アウンサンスーチーさんからのメッセージ 
http://www.burmainfo.org/article/article.php?mode=2&articleid=523

ビルマ情報ネットワーク
秋元由紀


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東日本大震災 アウンサンスーチーさんからのメッセージ 
http://www.burmainfo.org/article/article.php?mode=2&articleid=523

アウンサンスーチーさんからのメッセージ 

 もし言葉によって日本の皆さんを十分に慰めることができるなら、私は毎日日本の
皆さんに手紙を書くでしょう。地震と津波のことを聞いたとき、私はすぐにラングー
ンにいる日本の大使に手紙を送り、あのようなすさまじい震災に対処しようと闘う日
本の皆さんのことを私たちがどれほど心配しているか伝えようとしました。皆さんの
ご様子が気にかかるのはもちろんですが、皆さんが不平を漏らさず、強い意志と自制
心で困難と逆境に立ち向かわれていることを尊敬してやみません。こうしてメッセー
ジを記しているときにも、震災によって身体的・精神的に傷を負った方々や、損失を
受けながらも生き抜くために精一杯の努力をしている方々のことを思い続けていま
す。国民民主連盟(NLD)のメンバーが、日本の皆さんへのいたわりの気持ちを示
すべく詩を作りました。その一部をお送りします。
(日本語訳 ビルマ情報ネットワーク)

*ウェブページには、原文と詩も掲載しています。どうぞご覧ください。
http://www.burmainfo.org/article/article.php?mode=2&articleid=523
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「おまえは津波」

突然、大きく大地が揺れ、おまえは襲ってきた。それはまるでテロリストのように。
猛り狂う波は、数え切れない家々を飲み込み、街の灯火を消した。優雅な桜が咲く学校も都会的な街並みも壊し、大勢の人たちの命を奪った。
子供を失った親や離れ離れになった夫妻の涙が川のように流れ、辺りに叫び声が響く。
地震よ、止まれ。
津波よ、止まれ。
おまえたちのせいで失ったものは計り知れない。地獄のような光景を耳にし、遠く離れたビルマの地から日本で暮らす人たちを想う。私たちはあなたたちと同じ思いでいる。
だが、いま日本人たちは手を取り合い、復興を成し遂げようと悲劇に立ち向かっている。
どう猛なおまえはあらゆるものを壊したが、人々の絆までは壊せなかった。私たちは信じている。人々の絆を、そして日本の明日を。

2011年3月11日、ピャーポン・ニーロン・ウー作

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配布元 ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo) http://www.burmainfo.org
連絡先 listmaster@burmainfo.org
バックナンバー http://groups.yahoo.co.jp/group/burmainfo/

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タイから
百姓のNGO、アジア農民交流センターの仲間である東北タイの百姓衆や
NGOが、日本の百姓、漁師を心配して支援のチャリティコンサートを
開いてくれます。持続農業、循環農業に取り組むタイの百姓衆です。
70年代、軍事政権の弾圧に抗して民衆の中で民衆の歌を歌い続けた、
あの伝説のカラワンバンド、その志を受け継ぐスースーバンドが
駆け付けます。彼らもぼくらの仲間で、友人たちです。


<3月29日タイの農民・市民・音楽グループが連帯し
東日本大震災支援コンサート開催>

タイと日本 地震・津波に闘う思いは一つ
「HAND IN HAND HEART TO HEART FROM THAILAND TO JAPAN」
@タイ コンケーン県
 2011月3月29日、東北タイ・コンケン県の南部に位置するポン市で、東日本大
地震支援コンサートが開かれる。ポン市、無農薬地場市場ネットワーク、東北タ
イオルタナティブ農業ネットワーク、NGOCODタイ東北支部、地域教育事務所、地
域行政区運営機構、スースーバンド、カラワンバンド等、これまで共に活動して
きた(特定非営利活動法人)日本国際ボランティアセンター(JVC)、アジア農民
交流センター(AFEC)や日本の仲間たちとネットワーク関係にある農民、市民が立
ち上がり企画された。

 今回舞台に立つのは、タイ社会派ソング「生きるための歌」を歌う代表格カラワ
ンバンドやスースーバンドたち。「生きるための歌」は1973年にタイ学生運動、
民主化を求める人々の流れから生まれた音楽で、現在でもタイ国内で根強く支持
されている。カラワンバンドとスースーバンドはその代表的なバンドで来日の経
験もある。彼らたちの思いが越境し、日本の被災者の方々に届くことを願い、こ
のコンサートの成功を祈りたい。

コンサート企画実行委員長:コンケーン県ポン郡 スワット市長
コンサート企画実行副委員長:バムルン・カヨター氏、チュートサック氏(コンケ
ン県第二地区教育事務所代表)、ソンポン氏(コンケン県第三地区教育事務所代表)
の3名です。他実行委員:12名ほど(タイNGO関係者など)

日時:2011年3月29日(火)15:00~
場所:タイ コンケーン県 ポン市役所前広場
出演:カラワンバンド、スースーバンド他
主催:タイ 東日本大震災支援コンサート実行委員会
共催:アジア農民交流センター(AFEC)http://afec.web.infoseek.co.jp
   日本国際ボランティアセンター(JVC)

連絡先:日本国際ボランティアセンター(JVC)担当:宮田
HP:http://www.ngo-jvc.net/
住所:〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F


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