都内の家庭ゴミ焼却灰から放射性物質 8000ベクレル超、一時保管へ/産経新聞

2011-06-28 08:46:07 | 社会

 東京都と東京23区清掃一部事務組合は27日、一般家庭ゴミなどを処理する23区内の清掃工場のうち、江戸川清掃工場で発生した焼却灰から、1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと発表した。同組合によると、灰はフィルターで集められ、運搬時などは密閉しているほか、施設周辺の空間放射線量の測定結果からも、外部環境への影響はないとみている。

 都などによると、一般廃棄物の焼却灰の放射線量を測定したのは福島県をのぞく自治体では初めてとみられる。

 環境省は今月23日、「福島県内の災害廃棄物処理の方針」として、1キログラムあたり8千ベクレルを超える灰については一時保管とし、8千ベクレル以下については一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)での埋め立てが可能とした。福島県外の指針は示されていないが、都はおおむねこの基準に沿って処理する一方、国に、福島県外での取り扱い方法を策定するように要請した。

 清掃工場から発生する灰には、焼却後に焼却炉の中にたまる「主灰」と、焼却時にフィルターなどに集められる「飛灰」がある。

 今回、1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは江戸川清掃工場の飛灰で、9740ベクレル。同工場の主灰や、ほかの清掃工場の飛灰、主灰は8千ベクレルを下回った。

 このため、江戸川清掃工場の飛灰は当面、工場内の放射能を遮れる施設で一時保管される。それ以外の灰については、最終処分場に埋め立てるという。

 都では、今後も灰を継続して調査するとともに、多摩地域の市町村にも調査を要請する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000626-san-soci

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6月25日 小出裕章氏の講演動画(八戸市)質疑応答動画もあります/小出裕章非公式まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/26/hatinohe-jun-2/

「私たちの暮らしとエネルギー 今こそ知りたい! 小出さんに聞く わかりやすい原子力のお話」
 日時 2011年6月25日(土) 開場 14:00 開始 15:00
 会場 八戸市総合福祉会館・多目的ホール
 お話 小出裕章さん(京都大学原子炉実験所・助教)
 会費 大人 1,000円 大学生 500円 高校生以下 無料  託児あり
 主催 PEACE LAND  http://peaceland.jp 後援 青森県保険医協会ほか

講演動画
http://www.ustream.tv/recorded/15604038

質疑応答動画
http://www.ustream.tv/recorded/15606233


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