駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

心理戦を楽しめる域まで頑張りましょう

2018年05月13日 | 不動産業界
久しぶりに契約前の心理戦を体験しました。 
 
少し額が大きいので私が交渉を担当してる案件があるのですが 
 
最終段階での少しのミスがブチ壊しになる事がありますので 
 
大変気を配りながら話しを進めています。 
 
しかし長年これを経験すると 
 
相手の言葉をまず信じない 
 
そんな人間になりますね。 
 
若い社員と一私との一番の違いはそこにあります。 
 
ですから 
 
相手が発する言葉その物より 
 
相手の態度や表情 
 
そしてこちらが投げかけた言葉に対する反応 
 
そんな事を細かく観察しながら 
 
腹が固まってるのか? 
 
あるいはまだ迷ってるのか? 
 
そんな心理状態を判断して 
 
戦略を立てていく訳です。 
 
そうする事によって 
 
成約の確率を上げる事ができます。 
 
この心理戦 
 
若い頃は本当にストレスでしたね。 
 
眠れない思いもしました 
 
しかし今は逆に楽しんでる自分がいます。 
 
ゴルフの上手い人達がマネージメントを楽しむように 
 
この顧客との微妙な駆け引き 
 
その気になれば結構楽しめます。 
 
まぁしかしゴルフがいくら準備しても結果が伴わない事があるのと一緒で 
 
仕事の駆け引きも結果が得られない事もあります。 
 
最後は神様の範疇ですからね 
 
止む得ない事です。 
 
ただ 
 
この戦略を立てるのが習慣になってると 
 
慢性的に結果が出ない営業の原因 
 
これもよく見えます 
 
一口で言えばいつまで経ってもぱっとしない人は 
 
大体単純な営業しかできてません。 
 
売却を受けて 
 
しばらくは両手狙いで抱え込んで 
 
その目論見が外れると 
 
業者に公開 
 
そしてウンもスンも無いと 
 
売主に値下げ交渉 
 
それでも売れないと 
 
もう専任の定期報告の電話も苦痛になり 
 
お手紙だけでの報告 
 
よく見られるパターンですよね。 
 
そんな目に遭った売主が 
 
当社にやってきたりしますが 
 
私の目には宝に見えますね。 
 
まあ企業秘密ですから 
 
あまり詳しくは語りませんが 
 
高い確率で成約になります。 
 
たた 
 
ワンパターン営業マンに言いたいのですが 
 
レインズに登録してどこかの業者が買主をつけてくる 
 
こんな事だけで不動産の仕事が成り立つのであれば 
 
誰でもできる仕事だって事です。 
 
このタイプの営業は 
 
買主の追客もまったく同じですよね。 
 
来店してた時に 
 
希望に合いそうな公開物件をいくつか紹介して 
 
それに反応を示さないと 
 
また良い物件が出た時に電話します 
 
なんて言ってお帰りいただいて 
 
その後一~二回物件を紹介して 
 
それでも反応が無いと 
 
もうそれっきり永遠の別れ 
 
って感じです。 
 
これでは不動産の仕事は結果が出ないだけでなく 
 
その後の成長も期待できません、 
 
不動産の仕事の面白さは 
 
他の不動産屋ではどうにもならくて 
 
ほぼ相手が諦めてる 
 
これをまとめる所にあるのです。 
 
そしてその面白さを体験するには 
 
日々必死に考えて行動する 
 
これ以外にありません。 
 
深く考える事無くありきたりの仕事をしても 
 
最後はありきたりの尻すぼみ営業マンで終ります。 
 
そうならないためには 
 
自己改革が欠かせません。 
 
惰性で仕事をしていては 
 
せっかく刺激的な世界に身を置いてるのに 
 
それを楽しむ事もできずに 
 
つまらない職場人生となるのです。 
 
本当にもったいない 
 
私はそう思います。 
 
さて 
 
今回も準備は整いましたが 
 
結果はどうなりますかね? 
 
ここから先は神様次第って事になります。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする