学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

夏にナニヨム?

2015年08月10日 | 日々の雑感
「今年のお盆休みは、ゆっくり読書でもしようかな…」

そんな皆さんにオススメの本を何冊か紹介します。
といっても、僕が選んだものではなく、中学2年生の国語の「夏休みのワーク」で紹介されていたものです。

A、明治図書 『サマースクール・国語2』~「夏にナニヨム? 読書案内」より

*映画も楽しむ!…『魔女の宅急便』(角野栄子)
*スポーツ選手から学ぶ!…『青い炎』(羽生結弦)
*恋にときめく!…『陽だまりの彼女』(越谷オサム)
*部活に熱中!…『キケン』(有川 浩)
*キャラが好き!…『くまモンの秘密』(熊本県庁チームくまモン)
*科学を好きになる!…『感じる科学』(さくら剛)
*環境を考える!…『タマゾン川~多摩川でいのちを考える』(山崎充哲)

B、正進社「基礎からじっくり・みんなのサマー・国語2」~「オススメ・読書急便!」より

*ドキドキ…『図書館戦争』(有川 浩)
*スカッ!…『天地明察』(冲方 丁)
*じ~ん…『とんび』(重松 清)
*きゅん…『陽だまりの彼女』(越谷オサム)
*ハラハラ…『ミッキーマウスの憂鬱』(松岡圭祐)
*スカッ…『聞く力』(阿川佐和子)
*じ~ん…『博士の愛した数式』(小川洋子)

このうち、『聞く力』と『博士の愛した数式』は以前に読んだことがあります。
それ以外の本も、大人が読んでも楽しめそうなものばかりですよね。
さっそくブックオフで2冊買ってきました。


『とんび』と『陽だまりの彼女』です。
『とんび』は「心にしみる数々の名言にも、涙することがしばしば! ハンカチかティッシュが、読むときの必需品かも」という紹介文に惹かれ、読んでみたくなりました。
『陽だまりの彼女』は、A・B両方のテキストで取り上げられているので、「必読の価値あり!」と判断しました。(^^)

*  *  *  *  *

7月31日、8月2日の記事で「読書感想文」について書きましたが、もしも今、「『とんび』を読んで感想文を原稿用紙5枚書きなさい」と言われたら…。
やはりちょっとシンドイですよね。

最近は、「読書感想文」に代わって「人権作文」を夏休みの必修課題にしている中学校も多いようです。
先日、ある塾生(中2女子)が「人権作文を原稿用紙5枚、今度の登校日に提出しないといけないのに、全然書けない。どうしよう…」と泣きそうになっていました。
連日の猛暑で、ただでさえ思考力や集中力が低下しがちなこの時期に、原稿用紙5枚は確かにかなり厳しい。
このままだと、「人権について考えることは面倒なこと」と考える生徒が増えてしまうのではないかと、少し心配しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする