窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

過橋米線-雲南地方の麺料理

2013年09月24日 | 食べ歩きデータベース


  昨年でしたか、偶然昼食のために入った過橋米線という雲南料理のお店です。ランチでしたが、これがなかなか美味しかったので、また行こうと思っているうちに随分時間が経ってしまいました。

  過橋米線というのは、中国・雲南地方の麺料理のことです。冒頭の写真のように、170度にも達するという熱々の鶏・豚スープに、肉や野菜を入れて加熱します。通常の鍋料理と違い、スープをコンロなどで温めたりはしません。既に熱くなったスープは表面が油の膜で覆われることによって冷めにくくなっており、その熱だけで肉や野菜には十分火が通ります。



  その上で、米線と呼ばれる米粉で作られた丸くコシのない麺を入れて食べます。米線は、僕より上の世代の方はご記憶かと思いますが、80年代以前のスパゲティーに近い食感です。今回は、「薬膳過橋米線」というものを食べてみました。麺を食べ終わる頃には、先に入れた肉や野菜の旨みもスープに溶け出しており、一層美味しく食べられます。



  主役は過橋米線でしたが、その他の品々もいくつかご紹介します。まず、さざえの雲南風冷製。海のない雲南省でさざえ?というのは置いておくとして、さざえをラー油で和えた、ビールのつまみに良く合う一品。



  こちらもおつまみにちょうど良い、豆腐の雲南風冷製。豆腐をラー油で和えたもの。



  麻婆茄子。四川料理と違い、見た目ほど辛くありません。



  千張肉。味付けした豚の三枚肉がドーム状に盛られて出てきます。中を開けると、こちらも味付けされた山菜が出てきます。この山菜と三枚肉の相性が抜群、和食とは違うのですが、懐かしささえ感じます。以前、「トンパ文字(東巴文)で「他利自得」と書いてもらいました」でも述べましたが、やはり遠い過去でどこかつながりがあるのでしょうか?お勧めの一品です。

過橋米線 秋葉原店

東京都千代田区外神田6-5-11
MOAビル1階



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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