窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

5時間21分の激闘、鷹の祭典-日本プロ野球2019 ソフトバンクvs西武12回戦

2019年07月10日 | スポーツ観戦記


 7月8日、4年ぶりの「鷹の祭典」、ソフトバンクvs西武の観戦に東京ドームへ行ってきました。毎年配布されるレプリカユニフォームの色は、水色です。今年も46,824人の観衆でドームは埋め尽くされました。



 始球式は、女優の吉岡里帆さん。ワンバウンドながら結構良い球を投げていました。



 さて、ソフトバンクの先発は、ここまで3勝3敗のミランダ投手。この日は直球が走り、序盤の3回まで強力な西武打線を無安打に抑えました。



  一方の西武は、ここまで7勝5敗の高橋光成投手。観戦した6月7日の交流戦では、ベイスターズは完全に抑えられました。ただ、ここ3試合の登板は勝ち星がありません。

  いずれも早打ち傾向のある打線だからなのか、いつもベイスターズの観戦をしているからなのか、両投手の球数の少なさには驚きました。



  試合は2回裏に早くも動きます。先頭打者のデスパイネ選手が、ライトスタンドに飛び込む、打った瞬間それと分かる豪快なホームランを放ち、ソフトバンクが先制します。



  その後、ソフトバンクは、ミランダ投手が西武打線を封じ込める一方、5回まで小刻みに加点。試合を優位に進めます。3回裏は一死三塁・一塁から福田選手のセカンドゴロの間に1点。



  4回裏は、二死走者なしの場面で松田選手がレフトスタンドポール際上段に飛び込む、さらに豪快なホームラン。



  5回裏には、不振に喘ぐ9番上林選手にまで2ランホームランが飛び出し、0vs5。ここまでは早く帰れると思っていたのですが…。



  西武の反撃は、ようやく6回表。ここまで27本塁打、68打点を挙げている山川選手。しかし、6月7日の観戦時点で既に25本塁打、60打点でしたので、このところ調子を落としていると言えます。その山川選手がレフトスタンドに、これまた打った瞬間に分かるホームランを放ち、ようやく反撃開始。



  そして7回表。ソフトバンクは三番手の武田投手が登板すると、簡単に二死とするのですが、そこから秋山選手と源田選手に連続四球。さらには冒頭で二死三塁・二塁。



  続く外崎選手の三塁ゴロはアウトの判定だったのですが、リプレイ検証の結果、内野安打に。これで2vs5。



  さらに山川選手の適時打で3vs5。



  ソフトバンクは武田投手から若い高橋純平投手に交代しますが、森選手に四球を与え再び満塁とすると、中村選手がレフトのラインぎりぎりに落ちる二塁打。ついに西武が同点に追いつきます。前半からは予想もつかぬ試合展開に。



  しかし、ソフトバンクもすぐさま反撃。7回裏、西武二番手のマーティン投手から上林選手、福田選手がヒットで出塁し、一死三塁・一塁とすると、内川選手の犠牲フライによって勝ち越し。



  9回表、ソフトバンクは抑えの甲斐野投手を登板させ、野手も3人入れ替えて守備固めに入ります。甲斐野投手は源田選手に二塁打を浴びたものの、二死までこぎ着けましたが、森選手に痛恨の2ランホームランを浴び、西武がこの試合初めてリードします。



  ところがソフトバンクは、土壇場の9回裏にこの日2本目となるホームランを放ち、再び同点!早く終わるかと思われた試合は、まさかの延長戦へ。



  決着は12回裏。一死満塁から代打の栗原選手が内角低めの球を掬い上げ、センターへ十分な飛距離の犠牲フライ。7vs8、5時間21分に及んだ激闘は、ソフトバンクのサヨナラ勝ちで幕を下ろしました。横浜に住んでいる僕は、試合後のセレモニーまで残ることができず。残念ながら球場を後にしました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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