窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

天野敦之さん

2009年12月04日 | 講演メモ
  何か課題に直面していて、そのことについて深く考えている時、ひょんなところから解決の糸口が見つかったり、偶然とは思えないような出会いをすることはないでしょうか?

  僕が経験した限りですと、何年も前に買っては見たものの、当時は興味がわかずそのまま本棚にうっちゃっていた本を何気なく手に取ったところ、その本にちょうど悩んでいた問題の答えが書かれていた、なんていうことが何年か前にありました。

  他にもAという課題に直面している最中、Bという別の課題に関して紹介してもらった本を読んだところ、それが期せずして課題Aの解決に繋がったり。

  そしてここ最近が、ひょっとしたらそうした経験をしている最中なのかもしれません。この数ヶ月お会いした方々は須らくちょうど抱えていた悩みを解決するきっかけを作ってくださるのです。本当に期せずして。

  この偶然とは思えない出会い全てに心から感謝したいと思います。

  昨日ご講演を拝聴した天野敦之先生もそのような方のお一人でした。天野先生は公認会計士であり、外資系コンサルティングファーム、証券会社などでお仕事をされてきました。キャリアだけ並べるといかにも市場主義の申し子みたいに思われるかもしれませんが、先生の説かれる内容はむしろ真逆で、私たちの中に無意識に擦り込まれている機械論的世界観によって見失われがちになっている、「人間にとって本当に大切なもの」にひとりひとりが気づかなければならないというものです。

  僕がお話しするより、先生の御著書『君を幸せにする会社』のあらすじを追えるYou Tubeをご覧いただいた方が分かりやすいのではないかと思います。


君を幸せにする会社 クマ太郎 感動ムービー



  さらに驚いたのは、僕は10年前に前職で天野先生と同じプロジェクトにおり、一緒に仕事をしたことがあったのでした。やはり「偶然」というだけでは片付けられない力が働いているように感じます。

  万有引力の法則の発見のきっかけとなったという、いわゆる「ニュートンのリンゴ」の逸話も、ひょっとしたらニュートンがリンゴの落ちるのをたまたま見たというだけでなく、リンゴの方もニュートンに見られるために落っこちたのかもしれません。

  
君を幸せにする会社
天野 敦之
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  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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