BUZ LIFE

毎度ご乗車ありがとうございます。

エキナカ

2006年04月17日 | Weblog
大学の帰り道、何かイベントがないと学校行った気になれない、という友人の意見に共感し、共通の通り道である品川駅の「エキナカ」に立ち寄った。

改札内に店舗を構える「エキナカ」。飲食店や、デパ地下にあるような店、本屋などが入っている。品川駅は朝に乗り換えるときに使うが、通勤ラッシュ時に立ち寄る余裕など無く、今日が初潜入。

わりときれいな店だ。客もそれなりに入っている。改札内、ということを除けば普通の駅のデパートといった感じ。ただ規模はそこまで大きいものではなく、20分とかからずにすべてを見終えてしまった。規模が小さいといっても、改札内にこれだけの店があるのは他にあまり例をみないであろう。

改札内、ということで、駅前の建物とは固定資産税などの税制が違うらしい。ただ、駅前と改札内、距離的に近接している上、集客力もあることから、改札内の固定資産税も見直されるという。

JRの改札の中にあるため、同じ品川駅に乗り入れている京浜急行電鉄の利用客は、中に入れない。JRの入場券を買わなくてはいけないだろう。JRの利用客だけにターゲットをしぼるのはなぜだろう。改札の位置の見直しなどで、誰でも入れる施設にできないこともないだろう。JRの改札内、という特殊性が客に魅力を与えるのだろうか。

学生という身分とは縁のなさそうな店ばかりなので、今後もあまり利用することはないだろうが・・・。

中華街

2006年04月15日 | Weblog
サークルの企画で中華街へ。うちから電車だとちょいと面倒くさい・・・というわけで歩いて行ってしまった。途中関内の本屋でゼミの本を購入しながら、集合時間ぴったりに元町中華街駅に到着。土曜日とだけあって込み合っている。

2080円で2時間食べ放題。

100種類の中からオーダー形式でたのみ、一部はバイキング形式。味もまあまあ。ドリンクも飲み放題でこの価格はまあ安いのでは。

食べ放題だからといってあまり食べ過ぎることは無く、新しく入ってきた新入生と接することに重点を置く。といっても興味があるのは出身地と出身高校のみ。名前はいつか覚えよう。

中華街のあとは山下公園へ。大道芸をやっていた。その後赤レンガ倉庫を経由してみなとみらい駅で解散。とても気持ちのいい散歩であった。赤レンガ倉庫も久々に足を踏み入れた。普段は自転車で訪れるのでゆっくり歩いて回ることはほとんどなかった。

クイーンズスクエアの喫茶店で仙台人と話をして帰宅。これぞ休日、といった感じな一日だったが、ゼミの本、読み終わるかな・・・。

タッカー

2006年04月14日 | Weblog
友人に誘われて、TACという資格学校のガイダンスに出てみた。公務員試験について、渋谷校で無料の説明会があったのだ。

延々と90分間、説明してくれた。来年の公務員試験を受験するためには今からダブルスクールをして勉強するのだという。しかし、夏休みなどは数時間の勉強でよいそうで、来年2月からラストスパートをかけるのだそう。10時間以上勉強するらしい。うーん、大学受験みたい。

公務員削減がうたわれているが、公務員でも2007年問題は健在らしく、来年も採用は増えるのだという。「ラッキーな年に受けられます」

しかし、最終合格が出ても、やはりその分の受け皿はないようで、併願して受験しなくてはいけないようだ。

群馬県の公務員試験の倍率が飛びぬけて高かった。

そんなこんなの説明を受けたが、やはり自分は今はダブルスクールする気はさらさら起きない。元来予備校はどうも好きになれない。雰囲気というか、一心にみんなが勉強しているの見ると、プレッシャーが襲ってくるし、こんなところで友達を作ろうという気にもなれない。

とりあえず、就職活動だろうか。公務員の選択肢もなくなったわけではないが、今のところ大きな魅力を感じることはできないでいる。

ちなみに、表題の「タッカー」。わが大学の中でTACに通い資格取得を目指す人たちのことをさすそうだが、いまだに実用されているところは聞いたことが無い。

東海道線

2006年04月13日 | Weblog
3月18日のダイヤ改正でいわゆる湘南電車が全車引退した。代わりに台頭してきたE231系(?)の4ドア車。

3ドア車だった湘南電車に比べ格段に座席数が少ない。基本ロングシートで、前後部の数両の車両にボックスシートが混ざるのみ。ボックス車両でも4ドアのため座席は限られている。

通勤時間帯、4ドア車は確かに威力を発揮するかもしれない。乗降がスムーズに行われ、混雑も多少緩和される。が、その分座席を犠牲にするだけの価値はあったのだろうか。聞くところによると、朝ののぼりでは昔はすわれていた時間帯の平塚駅からでも着席が困難であるという。平塚からは横浜まで30分以上、東京まで行くと60分以上かかる。これをすべてたっちぱなし、というのはかなり厳しい。

東海道線は長距離乗りとおす人が多い。こういった電車では座席数の確保をより優先すべきではないだろうか。実際4ドアになったからといって、なにかメリットはあったのだろうか。混雑が緩和されるといっても、劇的に改善されたわけではなく、それでもやはり以前と同じように混んでいて、あまり変わりはない。

東海道線は小田原、熱海まで通じていて、昼の時間帯はこれらの地域への旅行の足として利用する人も多い。ロングシートの座席では旅情も盛り上がらない。

電車に座れる、ということは大いに価値のあることである。前例の平塚の場合、朝の通勤時間帯でも座れる、ということはその駅の魅力を非常に高めることになり、ひいては平塚という街全体の魅力を高めてくれる。また遠距離通勤もそれほど苦ではなくなり、沿線住民の都心への流出も食い止めることができるはずである。

私見では、東海道線の4ドアは不必要と考える。もろもろの事情は詳しくは知らないが、郊外型通勤電車の東海道線では3ドア維持が望ましかったのではないだろうか。

日本昔ばなし

2006年04月12日 | Weblog
ラジオを却下され妹がつけたテレビ、「日本昔ばなし」が放映されていた。

懐かしい!

の一言。

自分が小学生、それも低学年のころ、土曜日の朝、学校に行く前についていた記憶がよみがえる。もっとも昔から朝は苦手だったので内容はまったく覚えていないが。

今日の内容は、有名な『花咲か爺さん』。

おじいさんの飼っていた犬のポチが隣のじいさんに殺されてしまう。ポチの墓を作ってやったが、あくる日おじいさんがその墓に行ってみると、墓は大きな木になっていた。「臼を作っておくれ」と天国(?)からポチの声がする。言われたとおりに臼を作るが、隣のじいさんにその臼を壊されてしまう。おじいさんは臼を焼き、灰にするが、その灰を木にかけると花が満開に咲く。隣のじいさんも真似をして灰を木にかけるが、花は咲かず、ついに牢屋に入れられてしまう・・・

ざっとこんな内容。題名だけは知っていたが、内容までは詳しく知らなかった。

今の平成っこの子供たちはむかし話など知っているのだろうか。浦島太郎とか一寸法師とか・・・。日本の誇れる文化とでも言えるむかし話、ぜひとも後世に語り継がれていってほしいものである。

それにしてもポチが殺されたときのナレーション、「ポチは殺されてしまいました」あまりにもあっさりしすぎていたような。

妹飲み

2006年04月11日 | Weblog
ソファーでいつの間にか意識を失い、気づいてみると2:30。テーブルの上にはコップが二つ。そういえば、妹とチューハイを飲むとか飲まないとか言っていたような気がする。

冷蔵庫に白桃の氷結があったのでそれを飲むことに。一本を二人で分ける。何度か一緒に飲んだことがあるが、相変わらず相手は眠そうだ。しゃべるのはほとんど自分。

「恵まれているよね」というと怪訝そうな顔をした。二人で公立ではなく”私立”の中高に通い、4年制の大学にも入ることができた。住んでいる所も申し分ない。このような状況が経済的に「恵まれているね」と言ったのだが、そのようには感じていないようだ。「当然のこと」のように思っているようで、どれだけここまでの学歴をつみ、今の生活ができるのにお金がかかるのかまったく知らない妹に、正直びっくりした。

「うちはかなり恵まれているよ」の言葉にやはり釈然としない様子。私立の中学に子供一人入れるために、母親は働きに出、保険を解約したり、自動車を売り払い、「決死の覚悟」をする家庭もあるというのに。うちは普通じゃない、ということにまったく気づいていなかったようだ。そしてこれからも実感として持つことはなさそうな感じ。そういう家庭との関わりはないし、周りの友人も同じように恵まれている人が多い。普通に生活し、普通に勉強し、普通に遊んできただけだ。自分を含め、いまある状況について、相対的に眺めるのはなかなかできることはできない。「たまたま」親の稼ぎが少しよかったに過ぎない。

「格差社会」。確かに実感としてはなかなかもてないが、現実に経済的な格差は存在し、それはひいては教育の機会の格差にもつながっている。妹のように自分の立場を正しく把握できていないような人はより多く、恵まれている方に所属しているのかもしれないが、日本の全体の状況を把握し、果たして今ある状態が最善なのか、見直してみることは必要であろう。少なくても格差がある社会は全体の幸せが実現されているとは言いがたい。

難しいのはそれに気づいたからといって、はたしていったい自分に何ができるんだ、ということだが・・・。

授業開始

2006年04月10日 | Weblog
長い長い春休みがあけ、今日から授業開始。3年生ということで、2年までとは違うキャンパス。家からちょうど1時間。少し遠くなった。

問題は「電車に座れない」こと。中高6年間、大学2年間、8年間電車通学をしてきたが、朝のラッシュの時間でも、電車の座席を逃したことはなかった。始発をつかまえたり、各駅を2本待ったり・・・。でも、今度のキャンパス、どうがんばっても電車に座れなさそう。電車の中で寝ることを前提にリズムができているので、非常にしんどい。昼間の定刻31分、朝のラッシュの定刻が34分の区間、さらに今朝は前の電車がつまり37分。ずっと立ちっぱなし。超絶ブルー。何もできない。壁にもたれかかり、ひたすら到着を待つ・・・。

でも、キャンパスについてしまえば、前のキャンパスとは違い、あまり人が多くなく少し快適。なんとなく全体的に落ち着いている。茶髪率が少ないような気がする。テニスバッグを持った人がほとんどいない。みなまっすぐに歩いている・・・。同じ大学とはいえ、ぜんぜん雰囲気が違う気がする。

授業はそれほどつまらなくもなさそう。こういうのを4月病というのか・・・。


ゼミ1

2006年04月04日 | Weblog
去年からの最大の懸念事項であったゼミに4月1日午後7時、やっと決着をつけることができた。

どのゼミにしようかと意識し始めたのは非常に早く、確か第一回入ゼミ説明会があった去年の夏休み前までさかのぼるのではないだろうか。大学3、4年生の2年間を左右する大事なゼミである。生来、こういった重大な決定には本当に悩まされる性質である。熟考に熟考を重ね、最後二つまで絞り込んだのが今年の2月入った辺りだろうか。2月の後半にアメリカ旅行に行ったので、いったん頭の中からゼミの事は消しておいた。そして帰国して3月上旬。やはり二つのうちどちらにしようか決められない。

一つは環境経済学。もう一つは経済地理・都市経済学。前者はけっこう厳しいゼミで、みちり2年間みっちり勉強する。入ゼミ試験もミクロ試験が課され、その前に事前レポートの提出も求められる。後者はわりとゆるいゼミで、試験も英語の筆記試験があるのみ。

内容的にはどちらも捨てがたいが、どちらかというと経済地理に傾いていた。もうひとつ重要な条件は、ゼミの雰囲気。環境の方がきついゼミという事で、わりとおとなしそうな人が集まっている。経済地理のほうが真面目さという点では欠けていそう。自分にあっているのは環境のほうか・・。そして3・4年生の2年間は勉強を中心に、と生活を考えていたので、それにあうのも環境のほうか。パートごとにわかれ、週に何回か集まりながら勉強していく、ということにひかれる。

しかし、最終的な決断は経済地理。相当迷った。頭が痛くなるほど悩んだ。経済地理のほうにもとから傾いていたのだが、本当にそれでよいのだろうか、と。試験科目が英語だけとういう楽さに魅了されているだけではないのだろうか。楽さにひかれるのは人間の性として仕方ない事なのだろうか。それでは冷静な判断をしているとはいえないのではないだろうか。苦手なミクロが試験科目になっているから環境を避けているだけなのではないだろうか。雰囲気は環境のほうがあっているのではないだろうか。ひょっとしたら環境でも、経済地理でもない、金融とか他のゼミのほうがいいのではないだろうか・・・。きりがない。毎日毎日考えに考え抜いていた。

3月18日のゼミの本登録の前日の17日。自問自答を何回も繰り返し、それぞれのゼミに入ったときのことを想像し、他の選択肢を考えたり。入ゼミの案内書は幾度となく読んだ。でも経済地理にしよう、と決めた。理由は、経済地理をやめようと思わせるほど環境に魅力が見出せなかったから。たとえミクロの試験がなかったとしても、やはり環境は選ばなかっただろう、という結論。そう自分を納得させただけだったかも知しれないが。一番の不安は経済地理のゼミの雰囲気に自分があわないのではないだろうか、ということ。友人からも環境のほうがあっているといわれた。環境のほうがまじめだよ。チャラくないよ、と。ここが最大の懸念だったのかもしれない。それでも経済地理に決定し、願書を書いた。

ここまで悩んだら、自分の決定は間違っていないはず・・・!そう考えようとつとめた。絶対に後悔しないように決めたはずだ。しかし頭をよぎる言葉「後悔する人は、どの選択肢を選んでも必ず後悔する」

3月18日、本登録の日。大学に行き、各ゼミに願書を提出する。新たにまたエントリーシートと、試験当日の詳細の案内が書かれた紙を受け取る。ついに、申し込んでしまった。その日のうちに倍率が発表される。実は2月上旬にも仮登録が行われており、そこでも倍率が発表されていた。経済地理は2.2倍だったが、本登録では・・・公表された倍率は募集定員20名に志望者52名、2.6倍!全部で60くらいあるゼミの中で5番目に高い倍率。30人以上が落とされることになる。覚悟はしていたが、実際数字を聞いてみるとそう簡単には入ることができなさそうである。

ゼミ試は4月1日。3月18日の本登録を終え、新たな格闘がまた始まった。