求められる姿

連日の趣味ネタで恐縮ですが・・・

所属の射初会に参加しました。
当会の矢渡しは、当番役員や、未熟者の練習の場として人選されますが。
年初めは、会長・副会長でおこなうのが慣例なのだそうです。
今回は大好きなＷ先生が射手。
女性の矢渡しを見るのはとても勉強になるし、体配のすばらしさに
定評がある先生なので、その姿を間近で見られることを楽しみにしていました。
道場中央・最前列をキープして観覧させていただきましたが、
崩れのない執弓、流れるような襷さばき、隙のない身のこなし・・・。
さっすがぁ

射の眼目で、
起居進退は、規矩に従い、恭敬敬愛の容儀をそなえ、
粗卒倨傲の態度があってはならない。
男子は、威厳正しく、質実剛健、従容典雅であること。
女子は、優雅のうちに、容姿凛然たること。
とありますが、ああいう姿勢をいうんだろうなぁ。
県ではＳ会長がいつもすばらしい矢渡しをされるし、範を示せるってスゴイと思う。
いつか矢渡しを担うときがきたなら、斯くありたいものだと思いました。

いいモノ見たなぁと気分も上場。
その高揚感も手伝って、しっかり粘る射ができたかな。

臨んだ優勝決定射詰では、まさかのハズレが続く異様な空気
大落の私に対して、「彼女なら中てて、勝負を決めてくれるよね」
という皆様の視線を痛いほど感じます・・・。
これもある意味、範を示すというか、求められる姿を実現する場かも？
精神修行にはもってこいの状況を与えてくださった弓の神様に祈念する。
深い会と、確かな的中を。


残身で受けた拍手と感嘆を、自分の励みとしたいな。