贈りもの ～ぎり粉入れ～

所属の道場ではそうでもないのですが、
訪問先の道場は引退したシニア世代の先生が多いので、
当然、手持ちの弓具は 高級品 がほとんど。
学生時代の道具をそのまま使ってる身としては、格の軽さに恥ずかしくなることがある。

とはいえ、天真爛漫さが売りの私。
ネタにして笑いをとったり、賞品が充実している大会情報を得たり、
あわよくばのオネダリを試みてみたりと、会話を楽しむ要素にしています。

「高級な弦巻がほしい！」
「プラスチックのぎり粉入れから卒業したい！」
この２つは、昨年からの定番フレーズ。
先月、弦巻はゲットしたから、目下のターゲットは粉入れ。
でも、桜皮とか水牛とか、それなりの御品は５０００円を超えてしまうんよな～

そんな折、譲ってもらいました。


しっ、鹿角なんて、どんだけ～
さすが、高級弦巻に見合うだけの品格があります。

その場に居合わせた流れで、自然に 「あげる」 ってなったけど。
最初からそのつもりで （私に） 、という気がする。
愛用し、使い古した物を託される。
それって・・・・・ホントに本当に有り難いことだ。

多分、この贈り物も “がんばったご褒美” だろうな。
同じくシャイだなぁと、ココロの中で笑ってしまった。