高樹のぶ子 著。
1968年12月に 京博で 有った展覧会の中でも人気の作品
ロートレックのマルセルが 展覧会最終日に 消えた。
しかもこの画が 贋作であったことが判明。
ここまではフィクションです。
ここからは 新聞記者 千晶をとおして
何故本物が 偽に変わり そして展示されたのか? の物語がはじまります。
父 (この事件を担当した新聞記者) の 残したメモを手がかりに
周囲の 人たちと解明に走ります。
千晶の出生の秘密も 母の存在も明らかになります。息もつぬ勢いで 読みきりました。
画壇界の 裏社会の有様、限りない人間の欲・・ 愛の形・・ 色々有り面白かったわ。
そうそう盗まれた画は 1976年1月 時効成立後 本物を 何者か? が返しました。
S子さま 面白い御本 御紹介くださって有難う。
今日の日めくりカレンダー That's weird. 変ね。