旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

マルセル

2012-07-11 | 私の本棚

高樹のぶ子 著。

 1968年12月に 京博で 有った展覧会の中でも人気の作品

ロートレックのマルセルが 展覧会最終日に 消えた。 

しかもこの画が 贋作であったことが判明。

ここまではフィクションです。 

ここからは 新聞記者 千晶をとおして 

何故本物が 偽に変わり そして展示されたのか? の物語がはじまります。

父 (この事件を担当した新聞記者) の 残したメモを手がかりに 

周囲の 人たちと解明に走ります。 

千晶の出生の秘密も 母の存在も明らかになります。息もつぬ勢いで 読みきりました。

画壇界の 裏社会の有様、限りない人間の欲・・ 愛の形・・ 色々有り面白かったわ。

そうそう盗まれた画は 1976年1月 時効成立後 本物を 何者か? が返しました。

S子さま 面白い御本 御紹介くださって有難う。

今日の日めくりカレンダー  That's weird.   変ね。