旅人

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あと 何回行けるかな~

真珠の耳飾りの少女

2012-07-05 | 私の本棚

今 時の絵画 になっている フェルメールとフリート(小説の中の小間使い少女・画のモデル)の話です。

内容は 半分事実 半分は作者の創造でしょう。 二人の心のあやは 完全に

作者の思いでしょうが、 絵を描くときのフェルメールの、行動はやっぱりと 思わせられました。 

光の取り入れ方(窓のくすみ・ブラインドの開け方・・) 少女の眼の位置・ ターバンの色・

布の皺のあり方・ 布の色・ 唇の色・ 唇の開け方・耳の真珠・ 着物の色・種類・皺・・

画室の中の描写から 画の完成までの フェルメールの心の動きが あからさまに読み取れて

面白かった。 

細かに モデルの少女に指示をする フェルメールの言葉は、 この画を見るとき

私に影響及ぼしそうに 思えました。 絵を見たときの 一読の後・先の違いが楽しみ。

作者はアメリカ生まれ、ロンドン在住の作家トレイーシ・ーシュバリエです。

彼女2作目(デヴュー作・The Virgin Blue)ですが 又出会ってみたい作家です。

マウリッツハイス美術館で会った時との違いを楽しみに

7月1日から上野の都美術館で開催中の展覧会 是非行って又 会いたい。

今日の日めくりカレンダー   It's too hot to sleep.   暑すぎて眠れない。

 

 

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