旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

一筆啓上賞

2009-02-02 | ニュース
福井県 丸岡町の 「日本一短い手紙」 募集を始めて16年になりました。

そういえば 私にも 記憶から消えない 短い手紙があります。

それはアメリカと戦争中のことですから 60数年前になります。

当時小学生は 慰問袋に入れるため、兵隊さん宛の手紙を書かされました。

私も弟と並んで 手紙を書いておりました。

弟は出来たよ。と言って母に見せておりました。

母は困ったような、可笑しくて仕方ない というような顔をして読んでくれました。

「へいたい(兵隊)さん あき(厭き)たでしょう。 それでもけこ(結構)です。」

小1ですから 正直です。いくらか年上の私には書けない内容です。

母も 当局の目を 恐れたのでしょうね。この手紙どうなったか未だ解かりません。

素直に ものの言えない時代が 直ぐ前にあった事 忘れてはいけません。

今日の日めくり  I have some work to do. やるべき仕事があります。

やるべき仕事があるのは どんなに幸せなことか 

皆が再確認した時代になりました。