旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

大東亜戦争。

2005-12-08 | 生活
1941年12月8日 は忘れられない日です。
大東亜戦争が、勃発した日です。子供心に、何かを感じ、
緊張した事を想いだします。それからは、先生の服も、
町内会の役員さんの服も、カーキ色 一色になり 
足には ゲートルを巻いていました。
のんびりした雰囲気は無くなり、絶えず、おどおどしておりました。
若者は 歓呼の声に送られて、戦地に 赴きました。
贅沢は敵だ 壁に耳あり、障子に目あり 鬼畜米英etcの
標語が、電柱に張られ、物を買うのには 長い列を並ばなければ、
買えなくなりました。
租界が始まると、親とも、友達とも、離れ離れになりました。
家は、空襲前に、延焼防止の為取り壊され、地方の縁を頼って
引越しせざるを得ませんでした。人々の心はギスギスしておりました。
人が 信じられなかったです。何事も 国家統制令の下で、動いていました。
テレビなどで、北朝鮮の映像を見ると、当時の日本 其のままです。

私には 今の日本が 夢・幻に思える事があります。
母は 食糧調達の為、買出しに精出して 体を壊し、早く亡くなりました。
平和ボケだよ 戦争やむ無しなんて、言わないで下さい。
60年、平和だったからこそ 今があります。思想・経済・宗教で、争わないで。


写真は、”ドリアン”です。南の島に派兵された兵隊さんも、きっと食べたでしょうね。