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Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

明朗会計

2009年11月08日 | work
明朗会計




だったらやめれば?


と、そう言われそうだが

私は今、この年齢にして学ぶこと多し、の日々である。


何が言いたいのか、というと

私が今まで携わってきた仕事、というのは

<明朗会計>であった。

最初から、
これが食べたいなら、いくら。
こういうパーティーがしたいなら、いくら。

ここを修理すれば、いくら。
これだけ売り上げれば、家賃はいくら。


最初に金額の提示があり、
それにお互いが納得すれば、そこでサービスなり、
技術なりの交換がなされ、金銭の授受が発生する。


ところが、最近

本を出版するとか、上海万博をするとか、
今までとは違うことを手がけ始めると

私のまわりにはそうでない人が現れる。



奇しくもそのことでしっくりきていなかったところに、
<筋トレ>が見事に私の状態を言い当てた。









~(山羊座は)自分が果たさなければならないことに、誰よりも敏感です。
誰かに対して責任を負おうとする気持ちが
人との結びつきを大切にする態度に結びついています。

ですから
今、貴方を取り巻いている人たちとの関わり方に
ちょっと戸惑いを感じているかもしれない、と思います。

今の貴方の周囲には
なんだかどうも、とらえどころのない立ち位置の人が多いのです。
貴方はその人たちと
責任、というものではなく
もっとべつのものを介して接しなければならないことに気づきつつも

ほんとに大丈夫なのかな

いぶかっているのかもしれません。



まっっったく、このとおりの心境。

そう、とらえどころの無い人々が
何やら
かにやら、と私の領域に思いも寄らないやり方で出入りしてくる。










応援します、
お手伝いします


と言ってくださるのは、有難い。

しかし、

後になって実は応援するのに
これだけのお金がかかります、
と多額の請求をしてきたり


自分の思うようにコトが運ばないと
音沙汰無くなってしまったり


で、また何か動きがありそうだと
顔を出してきたり・・・


それって、

応援でも、手伝いでも無いだろう、と。

最初から
ビジネスとしての<提示>をすべきだし
ビジネスとしての<責任>の範囲で行動すべきだろう。

と、上記、<筋トレ>でも
紹介された<責任論>を持つ山羊座の私は思うので、ある。







~人の世は持ちつ持たれつ諸共に助け合うこそ人の道なれ~


曽祖父 梅屋庄吉が好んだ言葉で、ある。



助け合うという言葉を”利用”した時から

もうそれ以上の、人間関係は結べなくなる・・・

そんなことを学ぶ、

今日この頃で、ある。



日本語って、難しい

2009年09月24日 | work
日本語って、難しい



安息日どころではなく
なんか押し迫る時間の波に飲まれてしまいそうな、日々。


初稿のために原稿を読んで、赤(訂正や修正などの直しのこと)
(業界では朱の方を使うらしい)を入れて、

原稿にあった写真を探して、

カメラマンも派遣していただいて・・・


そして、来週から1週間、中国に行くための準備も。
そして、明日は会社で毎年恒例の大きなイベントも。


というわけで、睡眠不足。

いや、もっと早く眠れるはずなのに

<白洲次郎ドラマスペシャル>に3夜のめりこんでしまった私も悪い











講談社の担当の方からも<朱>が入った原稿が届く。

なんだか、当たり前かもしれないけれど
の入れ方がカッコイイ。

日本語の僅かなニュアンスをきっちり読み取って
1字、1字、訂正が入る。

直しの原稿を見ながら、

”そうそう、そのほうが分かりやすいよね。”
”ああ、そこ、気がつかなかったなぁ・・・。”

なんか、感動で、ある。

そして、<日本語>という言葉の
奥の深さと難しさにあらためて、感じ入る。


漢字、ひらがな、カタカナだけではない。
丁寧語・尊敬語・謙譲語・・・

そして、言葉から発せられるニュアンスに
繊細に反応する日本人のアタマとココロ。


私の周りには、

日本語を完璧に話す

英国や中国の方々がいらっしゃるけれど


ココロから、尊敬。


私が外国人だったら、
日本語は難しくて、お手上げ。










担当者のN氏はそれこそ、
本が大好きだからこういう仕事をしていらっしゃるのであって、
子供の頃から膨大な数の本を読破していらっしゃる。

現在は学芸図書部の部長もなさっていらっしゃるので
かなりキャリアも長く、プロ中のプロなのだ


私も本は良く読むがジャンルが偏っていることもあって
時々、話をしていて無知をさらけ出してしまうこともある。

これは、新聞記者の方とお話していても
たまにあることなのだけれど
彼らの知識の量は膨大で、操る言葉の量も膨大なので

私がぺらぺら話していたり、
彼らの話に逆についていけなかったりすると

たまに、こちらを

じぃ~~~っと見て、
何もおっしゃらない空白の時間帯が生まれる。


でもなんというか、その、
私は

”オマエ、馬鹿だなぁ・・・。”

と思われるのは嫌いぢゃなかったり、する。

私の知らないことをいっぱい知っていて
それを教えてくれるようなヒトが、大好き









日本語を操る天才たち、といえば
やはり、新聞記者の皆様。


9月26日(土)の朝日新聞の朝刊
<歴史を歩く>のコラムで
梅屋庄吉の紹介記事が掲載される。

この記事を書いてくださったのは
朝日新聞でも論説委員や、ヨーロッパや東京本社の支局長も務められた
内外に有名な記者の外岡氏。


全国版なので、是非、多くの方に読んで頂きたく
宜しくお願いいたします!










突然の・・・

2009年09月09日 | work
突然の・・・




昨日(8日)は、色々なことがあった一日だった。


会社で定例の会議があり、
<ダンプカー>みたいな社長に
私をはじめ、社員全員がエネルギーを吸い取られた。


その直後。


ふーっ と一息つきながら
ロビーを歩いていると、

玄関から中国大使館の秘書の方が入ってくるのが見えた。


”あれ 今日、予約とか入っていなかったけど・・・”

と思いながら、玄関に近づくと、
次に玄関からお入りになっていらしたのが

<武大偉外務次官







武大偉外務次官は六カ国協議の議長も務めていらっしゃる。
よく、テレビにも出ていらっしゃるので
皆様もご存知だと思う。


武大偉外務次官は駐日本国の大使でいらしたこともあり、
武外務次官も、奥様も
日本語が堪能で、お二人とも本当にフランクで
私もココロから尊敬し、大好きな方。



”ちょっとね、顔見に来た。” と武大偉外務次官。

そして、手を合わせながら

”お母さんのこと、お祈りするところはここには無いの?”と武大偉外務次官。

”ここにはありません。 自宅になってしまいます。。。。”と私。


世界の中心でのお仕事をなさる方が
母へのお参りをしたいとおっしゃる。。。。

本当に、前のブログにもかいたかもしれないが
母のことを大切に思ってくださる方、は
とっっても、波動が高く、心優しい方なのだ

それは、立場や、国を超えて。




今日のニュースで
民主党の鳩山代表と会談した、ということなので
政権交代の色々な調整のために来日されたのであろうか。











突然の、素晴らしい方の訪問の後は
みっちり2時間、
講談社の担当者と、11月出版の本のミーティング。


ここでもかなり、脳のエネルギーが消耗。

しかし、その後、
昨日は、ロシア、東欧を中心に大使を歴任された河東先生が主宰する
勉強会に出席。


昨日のメインゲストは、
元セゾングループ会長、
現在は、財団法人セゾン文化財団理事長であり、
小説家 辻井喬の顔を持つ、堤清二氏。






辻井喬(堤 清二)氏と



この会のメンバーはとってもレベルが高く
教授や、外務省の方、法務省の方や
中国でビジネスをなさっている方々やエコノミスト、
新聞記者の方などが、参加されている。


質疑応答も、ハイレベルなやりとりが交わされる。

外交問題、歴史問題、日中両国国民の感情の話題から
国内情勢にいたるまで、話題が尽きない。



せっかく河東先生が私にも発言の機会を与えてくださったのに
私は、昨日は脳が疲れていたこともあり
思っていることが全然言えなかったので
ちょっと、後悔。

まあ、実際は、勉強不足もあるかな。 

背のびせず、あくまでお勉強させて頂いている、という
姿勢を貫こう。



今週は、多くの方とお会いする機会の多い日々。

次回は、特別に可愛いお友達とのランチなどの、ご報告を。



いよいよ、大詰め

2009年09月08日 | work
いよいよ、大詰め




忙しくなってきた。


11月出版(予定)の本の件がいよいよ、大詰め。


原稿を書き上げた後、

脳を酷使しすぎて、倒れたということは
ブログでもお伝えした。

ブックマークでもご紹介している
エステティシャン&栄養士でいらっしゃるアキちゃんや
タロットのアカリ先生・・・

あの時は、皆様にご心配をおかけした。



私が書いたのは
小説でもなく、自己啓発本でもなく

<ノンフィクション>。そう、つまり、事実のお話。

かといって、
私の話ではない。かれこれ、100年近く前の話で、ある。


事実関係についての調査や、
裏付けの史料を探すこと、
インタビューなど、編集の担当者と地道なやりとりが続いていた。


が、
ここへ来て、かなり<大詰め>の局面を迎えている。




東京大学のキャンパスにある、私の大好きな、木



ここのところ、私の出没エリアは

・京橋にある、近代フィルムセンター

あるいは

・東京大学内にある原史料部

という、東大初心者には

絶対にたどり着くことの出来ない、奥まった場所だ。



どうしても、見つからない史料は
こういうところで見つかったり、する。


この年になって、新しい発見もあり、刺激もある。

もちろん、担当者の方々とのやりとりには
すごく緊張感を要するのだが

脳の眠っているトコロが、少し、活性化されるような感じも、ある。






東京大学の、銀杏並木



これから、装丁などのミーティングが始まる。


私はなるべく、
歴史マニア君だけではなく、

私たち世代の女性や、若い人にも読んでもらいたいので

ちょっとスマートな、デザインを・・・希望しているけれど

どうなりますでしょうか



今週は、とても会いたかった人との再会

も叶いそう



そのことは、また週末あたりのブログで
ご報告出来るかも。


さあ、今週も、頑張りましょう














9月の、風

2009年09月05日 | work
9月の、風




9月にはいって、風はひんやり。
少し歩き回っても
心地よい風がすぅっと吹いて
額や、髪をとおりぬけると
それだけで、<幸せ>を感じたり、する。


この涼しい風が吹くと
温泉好きの私のココロはどこかの”湯”に焦がれ始める。


・・・が、今日のタイトル<9月の風>は
涼しい話、では無い。

むしろ、9月にはいって涼しい風とは反対に
ヒート・アップしはじめている、今日この頃の、話。










~通信している
という感じがします。

話をしているのです。話を聞くこともできます。

この語らいは、ちっとも単なる雑談ではありません。
相手と自分の今の生き方を変えるようなすごく大切な話です。

相手も遠慮していませんし
貴方も遠慮してはいけないだろうと思うのです。
言いたいことは全部言って
後ろ向きなことも言って
さらに
少し考える時間をもってから、また話して
というような流れになっています。
この流れには、消極的な要素は一切ありません~


これは、今週いっぱいまでの
<筋トレ>山羊座諸君にむけての
ゆかりさんからのメッセージだった。


今週は本当に
ボールがどこからか飛んでくる。
ストライクもあり、ボールもあり、デッドボールもあり、みたいな。
そして、
思わず、私から投げたボールも、ある。


それもやっぱり<雑談>ではない。
ひとつ、ひとつ、真剣なコミュニケーションがそこで行われる。


こう見えても

私は実は、<受身>人間だ。(笑っている人、いるでしょう。)

だって、正真正銘の山羊座のA型だぜいっ


人に言われると

”いいよ。分かった。”

と言ってしまうことが多い。 結構人生の大事な場面でも。


でも、私も言わなくてはいけないことは
ちゃんと伝えなければ。 

ちょっと自分を奮い立たせるようなココロもちで
つい先ほども、やりとりをしていた。


ちょっとシンドイ。
でも自分のココロでわかっていることが、ある。


そう、それは
確実に一歩、進み始めている。
確実に一段、ステップを上がっている。

というコト。






山に登ると下界が見下ろせるように

一歩高いところから見下ろしてみると



”何やってたんやろう・・・自分。”
”何てアホなことしてたんやろう・・


グジグジしそうに、なる。
ココロが真っ暗になる時が、ある。



でも、今日、素敵な言葉に励まされた。









~楽天知命


   いやしくもわが身の上に起こる事柄は、
   そのすべてが、この私にとって
   絶対必然であると共に、最善のはずだ。


   それ故われわれは、それに対して一切これを拒まず、
   一切これを退けず、素直にその一切を受け入れて、
   そこに隠されている
   神の意思を読み取らねばならぬわけです。


   したがってそれはまた、
   自己に与えられた全運命を感謝して受け取って、
   天を恨まず人を咎めず、否、
   恨んだり咎めないばかりか、
   楽天知命、すなわち天命を信ずるが故に、
   天命を楽しむという境涯です。~


ブックマークにしている
<幸せになるちょっといい話>から。








そして、またまた登場のモリヤスさんのブログからは・・・


~与えられた時間に、どんな文章を読み、どんな音楽に耳を澄ませ、
どんな場所を歩き、誰と時を分かち合うか、っていうのは、常に、
一瞬一瞬の選択なんだと思う。


たった一度の人生を
世間の顔色うかがって
やりたいことも やらないで
死んでいく身の くちおしさ~



この2つのメッセージから

私は私の身の上に起こったものは
私に必要なものであったこと。

そして、

たった一度のこの人生を生ききるためへの、
エールを受け取った。


さあ、9月は、はじまったばかり。





今日の綺麗なバラの写真は
河口湖の<オルゴール館>のバラ園で撮影したものです。

今年の夏も、盆踊り

2009年08月24日 | work
今年の夏も、盆踊り



<信州の夏旅>ブログ、ちょっと中断。

先週末は、恒例の<丸の内大盆踊り大会>だった。

日比谷公園100周年を記念して
7年前に始まったこの<大盆踊り大会>。

最初は

ええ~っ盆踊り??

どうせやるなら、

<真夏のディスコ大会>(これも古い?)みたいなのがいいのに・・・

と、思いながらも
弊社が実行委員会なので、毎年私は<写真&接待係>として参加。











会社のスタッフは
暑い中、この盆踊りを成功させるべく準備する。


何しろ、手作りの企画なので
専務や経理部長が、地下鉄の駅をまわって
ポスターを貼ったり、

役員自ら、屋台のテントの準備をしたり、

この暑い中、皆さん、本当に良くやってくださる。


実はお祭りって、
準備したり、
参加したり、
どちらも結構、盛り上がって楽しいもの。


提灯に、
屋台に、
浴衣・・・。

日本人だなぁ・・・と感じるヒトコマでも、ある。







今年はお天気も良かったので、屋台チーム、売り上げ






毎年、おかげさまで参加人数が増えて
初日が2万1500人。
二日目が2万2000人。


開催7年目にして、
<東京の三大夏祭り>に堂々ランクイン。


日比谷公園の中心にある大噴水がライトアップされ、
そのまわりを、3重にも、4重にも輪が出来て踊る。










最初は、<民謡連盟>所属の方々が
年季のはいった踊りを見せてくださっていたが

年を重ねるにつれ、
若い方、男性の方、お子様、はたまた、外人の方々まで
どんどん、どんどん、輪の中に入り

今年は老若男女、インターナショナルな盆踊り大会となった。












英国大使館の和太鼓チームもやぐらに上がって
太鼓をたたいたり、

”はずれくじ無し”の抽選会などもあったり、

耳慣れた<東京音頭>の、元歌である<丸の内音頭>が流れると

みんな、歌いながら、踊ったり、

祭りはヒートアップしていった。






東京都建設局の小口様と。 男性の浴衣姿、素敵ですよね。






二日目には、オランダ帰りの
姪っ子ちゃんたちも、浴衣姿で登場。

息子は、ぐんぐん背が伸びているので
現段階では浴衣の新調は見送り。
大学生くらいになったら、
”粋な”浴衣を着せちゃうぞ!


・・・その頃は
私の趣味ではなくて、彼女の趣味の浴衣かも・・・










真夏の一仕事で、準備も当日もとっても大変なのですが



大勢の方々が、楽しそうに、幸せそうに
輪になって
踊っているのを観ると、


”やってよかったな。”


とココロから思えるイベント。


盆踊りが終わったら、

気のせいか、朝一番の風に

秋の気配を、感じた。





もてなしの心向上の、講演会

2009年07月10日 | work
もてなしの心向上の、講演会



岩手県盛岡はとても美しい街で、ある。
城跡公園のまわりには
美しい散歩道があり、
中津川が流れ、街の中心地でありながら
<鮎>がとれるという。


街の中心地には<古き良き時代>を彷彿とさせる
建物が見られる。



東京駅の1年前に建てられた、という岩手銀行の建物




宮沢賢治と石川啄木の青春館


いずれもうっとりするような美しい建築物で
その2つにはさまれて建っているのが
今回、私が講演会を行った<プラザおでって>。





この日は盛岡観光コンベンション協会の主催で
<もてなしの心向上>接遇研修会が午前の部、
午後の部には、私の講演会で歴史や昨年の特別なVIP接遇のお話などをした。

接遇研修会は100名近い方々が熱心に参加された。




テレビにも一部放映され、ちょっとお恥ずかしいけれど
期間限定で公開。


http://news.ibc.co.jp/item_11469.html








第一部が終わり、ちょっと一息。
お昼ごはんは近くにあるお洒落なレストランで。





通常、私は緊張している時のお昼は
殆ど食べないのだけれど
またまた盛岡の皆さんの温かい、
”ほんわか”とした雰囲気のおかげで
冷たいパスタを頂くことが出来た。





第二部は、少しリラックスしていたのだけれど
参加者の皆様が今度は
<経営者>の方など、私より年上の方々が多かった。

第一部120分、
第二部 90分、とかなり話をしたので、最後は声が枯れていたかも





第二部が終わった後は懇親会。


すっかり<ビール好き>ということが
知れ渡り、私も任務を果せた安堵感も手伝い、ほろ酔い気分。





ちょうど、打ち上げの時に
激しい雨が降っているのにも関わらず

厚い雲の間から、瞬間、とてもきれいな夕陽がのぞき
その神秘的な美しさに、
一同、感動。


”きっと、今日のこの日、皆さんとのご縁が
 祝福されているんですよね。”

その日、出会った方とそんな風に話をした。







私にとっても、素晴らしい経験となった今回の講演会。


盛岡観光コンベンション協会の皆様、
講演会に来てくださった多くの皆様、

本当に有難うございました。





7月に・・・

2009年06月30日 | work
7月に・・・



明日から7月。

石井ゆかりさんの星栞によると

”7月にはびっくりすること”が起こるのだそう。

それは、私の人生がかわるような
<びっくりすること>なのだそう。


それを読んでから、

いったい、どんなことがやってくるのだろう、と

7月になるのをと~っても楽しみにしている。







ここのところ、1週間のはじまりは

神谷町のベルリッツで、中国語のレッスンをすることから、始まる。

神谷町のベルリッツの前には
スターバックスとTSUTAYAがあり、

”本日のコーヒー”を片手にレッスンに向かう。

昨日で8レッスン終わったところ。

そろそろ<ついていっていない>かもしれない。

月曜日の朝のレッスンなので
日曜日に慌てて復習するのだけれど

先週末は土曜日、日曜日も仕事でフルに出勤して
お休みが無かったため、
復習する時間がとれなかったことも。。。

夜、勉強しようとするのだけれど

いつの間にか、本を開いたまま、深い眠り。。。

やはり学生時代のようには、いかない。


しかし、レッスンが終わってから

TSUTAYAの本屋さんをのぞいたり、
颯爽と歩く外資系(神谷町は外資系企業が多いからね。)の
サラリーマンやバイリンガルな女性たちにパワーを頂く時間は

私にとっては、フレッシュな新しい時間となっている。







明日、7月1日からしばらく<岩手 盛岡>に行く。


盛岡市の観光コンベンション協会の企画で
講演会が行われる。

100名もの皆様の前でフルに講演会をするのは
初めてのこと。

なので、ちょっと緊張も。

しかし、旅好きの私には
嬉しいお仕事でも、ある。


秋にはもっと大きな規模の講演会の予定もあるので
こういうお仕事にも慣れていかないと。


盛岡では、<わんこそば>にトライしたいと思っているし、
先週末、お休みなしで頑張ったので
1日、自分のためにお休みをとって

<イーハトーブ>花巻、遠野あたりにまで
足を延ばそうかな、と。






新しいチャレンジから、はじまる私の7月。

<びっくりすること> って何だろう。。。(ワクワク



皆様の7月も

愛と光があふれる日々になりますように・・・







防衛大学校の、卒業式

2009年03月22日 | work
防衛大学校の、卒業式






横須賀市にある、防衛大学校の卒業式が行われた。
麻生内閣総理大臣をはじめ
小泉純一郎元総理や小池元防衛大臣をはじめ
各国の武官の方々も列席された。


私は本当にご尊敬申し上げている
防衛大学校 校長の五百旗頭 真先生にご招待を受け
初めて、防衛大学校の卒業式に参加させていただいた。

なんというかその、
女性であり、また若輩者である私が来賓席などに
座ってしまい・・・(壇上ですっ)

きっと防衛大の生徒や父兄の方々は
”あの人なんだろう。”と思ったかもしれない。。。





ステージ上の来賓席なので
なかなか写真を撮る、というわけにいかず
ほんの一瞬の隙を見て、撮影。

五百旗頭校長は一人一人に卒業証書を
丁寧にお渡しになる。

さすがに防衛大生。
名前を呼ばれて、大きな声で返事。
キビキビとしていて、なかなか精悍だ。



卒業証書の授与式 こっそり来賓席から撮ったのであまり良く撮れていませんが。。。



麻生総理も
”いい顔つきの学生がいっぱいいたねぇ”と
後でおっしゃったそう。

特に私がすごいなぁ、と思ったのは
防衛大にはモンゴルや韓国、ベトナムなどからの
留学生が来ていて、

彼らも言葉や文化、生活習慣を乗り越えて
この厳しい学生生活を乗り越えた、ということ。
またその中の一人は最優秀の成績だったということ。


五百旗頭校長、麻生総理、浜田防衛大臣・・・と
スピーチが続く。
来賓代表には岡本行夫氏から昨今の世界情勢の分析と
防衛の必要性などのお話も。






防衛大学校は3方を海で囲まれている立地で
今日はとくに風が強く、吹き飛ばされそうだった。

校舎はどれも立派で、卒業式、ということもあって
まわりには沢山制服を着た方がいて

ちょっと、みなさん、カッコイイ。

殆どが男性ばかりの中、緊張もしましたが
貝原元兵庫県知事にもお目にかかり
貝原元知事が色々な方をご紹介下さった。

防衛大の皆様もとても親切で、軍人さんの持つ
”厳しい”というイメージよりも
”礼儀正しく、そして、明るい”というイメージ。




貝原元兵庫県理事、関西電力相談役 藤様、上島珈琲の上島CEOの皆様と



天候が悪く、観閲式は中止。
卒業式の後は、午餐会となる。





防衛大学校の来賓テーブルセッティング!





お料理



本当にこのような方が
日本にいてくださって嬉しい、というくらい
博識で、穏やかで、紳士で、
最高にご尊敬申し上げている五百旗頭校長と。






防衛大学校 訓練部長 海将補の佐々木様



なんとこの卒業式には
浜田防衛大臣と、そのお父様であられる
<ハマコー>こと浜田幸一先生も、親子で登場。

明るい防衛大臣と
相変わらずお元気な<ハマコー>先生は人気者で
場内で歌を歌ったり、
突然大きな声でスピーチをしたり、と
目だっていました!




浜田防衛大臣と


そして。。。<ハマコー>先生ともチーズ






構内には戦車や戦闘機もあって
きっとこういうのが好きな人にはたまらないのだろうなぁ。。。

ちなみに、私は
たまたま昨年来、こういうご縁が出来たのですが
”戦闘機マニア”とかではありません。あしからず。

でも、今日も思ったけれど
私は結構、<硬派>な男性、好きかも。。





防衛大学校の、卒業式。
はじめての経験でしたが、なんだかとっても楽しかったです!
五百旗頭校長先生、有難うございました。



さて、本日午後6時からの
NHK 海外ネットワークで
私が取り組んでいた<TAP TOKYO>が放映されます。

私も出るかも
私の職場で取材がありました!

間に合えば、是非、見てください。




たかが100円、されど100円

2009年03月21日 | work
たかが100円、されど100円



さて、昨日から始まっている<TAP TOKYO>。

私も休日返上で、募金活動・・・というか
このTAP TOKYOにご賛同して頂くべく、
働きました



http://www.tapproject.jp/


2007年にニューヨークで始まった
レストランで無料にサーヴされる”水”に対して
100円(1ドル)の募金をするチャリティーですが
日本では今年がはじめて、ということで
認知度はまだまだ・・・。


そこで、私やマネージャーが
テーブルにご案内するときにご説明させていただいたり、

お変わりのお水をサーヴする時にも
一声かけて、このチャリティーのお話をするのですが・・・・。


あたりまえ、といわれればそうなのだけど

すごく気持ち良く賛同してくださる方、
さりげなく募金をきちんと置いておいてくださる方、
”テレビで見ました!”といってくださる方・・・

比較的、若い年代の方々は
やはり<環境>とか<水><資源>ということに
感度が高く、スマートに募金してくださる。


そういう方々がいらっしゃる反面、

一生懸命ご説明しても、知らん振り・・・の方も多く。。。


”この100円で、マダガスカルの子供達が
40日間、清潔なお水が飲めるのです。”

と言っても、そのチャリティー用のコースターを
ぐちゃぐちゃにする方もいて。。。


<たかが100円。されど100円。>

人の気持ちや価値観は本当にさまざまなのだ、と
痛感させられた2日間だった。


明日、22日は<世界水の日>。
このTAP TOKYOも最終日を迎える。

私たちにとってかけがえのない水。

日本は水に恵まれている国。
だからこそ、すこし、ほんの少しの気持ちでも
アフリカのこどもたちの<水>の現状について知り、
シェアをしたいと思いませんか??

TAP TOKYOの賛同レストランにいらっしゃったら
是非、100円をテーブルの上にお願いいたします!!







さて、話題をかえて・・・

いよいよ東京で桜が開花宣言。


今日の太陽の光は春の優しさでいっぱい


仕事を終えて、家に帰ると
息子が真っ赤な顔をして寝ている。。。


あれれ・・??


触ると・・・熱いっ


息子はみかけより丈夫で、なんと殆ど
1年生の時から学校を休んだことがない。

風邪をひいても、週末金曜日から熱を出し
日曜日には回復する・・という感じ。


いよいよ来週火曜日には卒業式だというのに
熱ですかぁ。。。。

なんとか、いつものパターンで明日中に熱が下がりますように。

春爛漫の光の中、

100円について考えさせられた母と
季節外れの熱でたおれていた息子の、話。









TAP TOKYO

2009年03月18日 | work
TAP TOKYO



<TAP TOKYO プロジェクト>

皆さんには是非、このチャリティーイベントに
ご賛同いただきたく、今日はそのご案内。


私たちが通常、レストランの席に座ると
無料でサーヴされる<水>。

世界では、5歳未満の子供の5人に1人は
清潔で安全な水を使うことが出来ません。

汚れた水と衛生環境が原因で
1日で4000人もの子供の命が奪われています。

2007年、ニューヨークではじまった
<TAP プロジェクト>。

それはこのレストランで無料でサーヴされる<水>に
100円(アメリカでは1ドル)の募金をする、という
チャリティーイベント。


100円あれば、1人の子供が40日間
清潔で安全な水を飲む事ができます


日本では今年はじめて
<TAP TOKYO プロジェクト>として
このイベントを立ち上げました。

これはユニセフを通じて
アフリカ マダガスカル島の13の小学校に
清潔な水を提供するために送られます。

目標は1000万

3月20,21,22日の3日間
このチャリティーイベントの参加のレストランで行われます。


詳しくはこちらのページをご覧下さい。


http://www.tapproject.jp/



私はユニセフの募金活動に
会社としても個人としても参加していて
ユニセフのウラガミさんと
色々とお話をさせて頂いていて、

今回はレストラン対象のイベントであるので
ウラガミさんからご相談があった時に
迷わず参加を申し出ました。

そして、
今回のチャリティー・イベントは
全面的に博報堂のバックアップもあり、

今日はマスコミ各社にむけて
プレス発表を私のレストランで開催。

テレビや新聞、雑誌で
このチャリティー・イベントを告知していただく。





今日はこのプレス発表の模様をご報告。



沢山取材のカメラが入りました!


このチャリティー・イベントに賛同した
レストランのシェフたちの代表が集まりました。




まずは私どものレストランのシェフ 西川からご挨拶。
西川は背が高くてハンサムなので
取材も多く、最近スピーチも慣れてきた様子。




イタリアンで有名な、アルポルトの片岡シェフ。


そして・・・
今、別件で話題のあの人も・・・。



鎧塚さん



今回はマダガスカルへの募金となるので
マダガスカルの特命全権大使もご挨拶にいらっしゃいました。



マダガスカル大使と西川シェフ



そして、タレントの山口もえさんが
ボランティアとして登場。

<TAP TOKYO>の募金の仕方などを
実践してくださいました。


無料でサーヴされるお水に
100円の募金をテーブルの専用コースターの上に置く・・。
チップ形式での募金となります。






私たちのカラダは<水>で出来ています!

是非、この機会に<水>について考え、
そして
安全な水が手に入らない世界の人々に
思いをかけてみませんか??


3月20,21,22日の3日間
東京の200以上のレストランが賛同します!
連休でもありますので
是非、この<TAP TOKYO>のポスターあるいは
テーブルの上のコースターを見つけたら

100円 =40日間一人の人が清潔なお水が飲める

宜しくお願いいたします!!


私は東京の中心にあるレストランとして
これからもこのような企画に
どんどん関わって、
情報を発信していきたいと思っています。








執筆活動中

2009年03月10日 | work
執筆活動中



先日、息子の卒業関連行事の”謝恩会”があった。
生徒たちは一人一人<将来の夢>を語った。

・お医者様になってひとりでも多くの人を救いたいですっ
・テレビの報道をする人になって世界の現状を伝えて問題提起したいですっ
・弁護士になって、困っている人を助けますっ
・国連で世界の人々のために働きたいですっ
・野球選手になって子供達に夢を与えたいですっ


きっとママたちはウルウルだったことだろう。
みんな、すごいこちらが泣けてくるぞ。

立派な発言が並ぶ中、我が息子は・・・


・自分の夢は決めていますが、今ここで皆さんに話す事は出来ません。

おいおい・・・またしてもやってくれた
我が息子は非常にマイペースなので
こういう場面で、たまにこういうことをしでかす。


会場には笑い声が響く・・・

母一人で育てたんだから、野口英世みたいな
世界の人々に役立つ人になりたいですっ
とか言わないかなぁ・・・。
言わないだろうなぁ・・・。


かくいう私は、小学6年の卒業作文で
”小説家になりたい”と書いていた。

そのうち、その夢は
小説家ではなく、作詞家になっていった。

つまらない授業中、ずっと作詞をしていたことは
私の中学・高校時代の友達ならみんな知っている。

大学時代までそれは続いていた。


・・・がある時、気づいた。

同じような、恋の歌しか書いていない。。。


それもそのはず。

私は、友達に言わせると”恋多き女”なのだそう。
でも、12歳から実に数年前までの長きにわたり
ずっと一人の人の事を想っていて・・・
その隠れた気持ちばかりを歌にしていたのだった。

”これぢゃ、プロにはなれない。

突然、詩を書くのをやめた。 

なので、その日を境に
小学6年の時の夢も記憶の彼方に消えていた・・・






・・・ところが、だ。

ここのところ、<活字的仕事>というか
活字にご縁が続いている。
次から次へと、<活字的仕事>が舞い込む。


まだ出版されていないが、5月くらいには
出版されると思うのだけれど
NECなどの大企業のコンサルをなさっていて
東大の哲学科を出られている 宅間克先生という方が書かれた

<下天 孫文記>。

先生は以前、<下天 信長記>を出版され
そのシリーズ第2弾。

その文章内にも私が登場するのだけれど
なんと、その小説のあとがき、というか
感想文を書いてほしいと依頼された。

・・・そんな、東大の哲学科を出られた
先生の文章に並んで書くことは出来ません・・・

と申し上げたのだが、著書内で先生がメッセージとして
伝えたいことが、私のココロにも響いてしまったので
僭越ながら、お引き受けした。


次、今話題の元空軍幕僚長の田母神氏の新刊。
双葉社から出たのだけれど
なんと、私の名前が・・・

実はまだ田母神氏が現役でいらした頃
その本にも書かれているように
中国の空軍司令員との会食会でお目にかかったことが、ある。

その折に孫文と梅屋庄吉のお話をしてさしあげたことを
田母神氏が覚えていらして、執筆されたのだった。




許司令員と田母神氏、”空の男”に囲まれて幸せそうな、私


田母神氏の歴史観については私はノーコメントとさせて頂く。


さて、次。

流れで、急いで本を書くことになった。
本を書くっていっても
このブログみたいな、軽いものではなく”歴史”もの。

ううう。
こういうのは、一生をかけてじっくり書くもんだよぉ・・・

しかし、これは夢実現のための第一歩。
何とか時間をやりくりして
ベースのところから起こしている。

ブログを書いている間にも
進めなくてはいけないのだけれど、

ブログで息抜き。


仕上がったら、ブログでも紹介するので
興味があったら(無くても・・・
買ってね




・・・というわけで
小学6年生の時の夢が
今頃になって叶いだしていることの、ご報告。








WEDGEWOODが・・・

2009年01月06日 | work
WEDGEWOODが・・・



今朝の朝刊で英国で250年も続く老舗ブランド
<WEDGEWOOD>が経営破たんしたニュースを知る。

・・・えっ、本当ですか・・・




WEDGEWOODのテーブルセッティング



何を隠そう、私は
大学卒業後、Waterford Wedgewood Japan株式会社にて
テーブルコーディネーターとして勤務していたのだ


WEDGEWOODは母の大好きなブランドでもあった。

高校時代、Regent Stのお店で
母のコレクションしていた”Gren Mist”の
Tea Potなどをお小遣いで買って
母にプレゼントした。

母はとても喜んでくれた。

そんな思い出から
私は就職先に迷わずWEDGEWOODを選んだ。


いわゆる私の世代は<バブルでGO>の時代で
一番いいご時勢に育った。

就職が決まってすぐにアルバイトとして
学生時代からWEDGEWOODで働いた。

当時は、売れて売れて売れて・・・

とにかく、日本中の人が必ず
洋食器を求めるなら、まず<WEDGEWOOD>から、というような
風潮さえあった。

Wild StrawberryやPeter Rabbitは
必ず皆さんの食器棚に一つはあるだろう。


研修先の横浜高島屋で
午前10時から午後6時まで
包装の場所が無いため、ゴミ捨て場の隣に板を置いて
ひたすらに商品を包装し続けたこともあった。


一応、<お嬢様>として育てられた私は
泣きながらゴミ捨て場の隣で
一人で作業をしていたことは、会社ではかなり有名になっていた。


研修が終わった後は
日本の北は北海道から南は沖縄までの出張続きの日々だった。
1週間のうち、3~4日は東京以外の場所にいた。


全国で売るために

<王室とWEDGEWOOD展>やら
<ジョサイヤ・ウェッジウッドと10reign(王朝世代)展>など

さまざまな展示会を開き
そのテーブルセッティングの準備で24時間働いたことも、ある。


若さと旅好きもあって
出張は楽しかったし、その土地の美味しいものを頂く喜びもあった。

外資系で私より一回りくらい上の先輩に囲まれた
職場ではあったけれど
お互いに食材を持ち寄って、お昼休みに<手巻き寿司パーティー>を
開いたこともあった。


今となっては、本当にキラキラ光る思い出の日々だ。








家庭の事情で、WEDGEWOODを辞めて
家業に入らなくてはならなくなった。

実はその時は悩んで悩んで、

毎日<銀座でランチ>していたにも関わらず
7kgも痩せてしまった。


しかし、私が辞めたと同時に
会社の事務所も移転し、

社長もイギリス人ではなく、
フランス人やドイツ人などに代わっていき・・・


暫くすると、

私が大好きだったクラシカルなシリーズが殆どなくなり

どこにでもありがちな、HOMEWAREなどを扱うようになっていった。


ワクワクドキドキするような、
夢をみているような美しい、

足を踏み入れると緊張感さえ覚えるShopから
カジュアルラインのShopに変わっていった。


そして、昨年5月
10数年ぶりに訪れたLondonのReget Stのお店は
まるで
アウトレットのように、商品が積み重なっており、

高級感も、緊張感も、何も無い店になってしまっていた。







それでも、私はクラシカルなWEDGEWOODのシリーズが大好き。

今でも母が選んだ<Colombia Sagegreen>のシリーズを
仕事場のフレンチレストランでは使用している。



そんなにアメリカや日本で大量に売ることを考えずに

品質の良い
伝統的なしっかりとした商品を大切に扱っていれば
もしかしたら
今回のような経営破たんにはならなかったかもしれない、と思った。



しかしこれは、WEDGEWOODだけに限ったことではなく、

”売り上げ至上主義”の全ての分野で今、
経験している挫折でもある。





私の大好きだった、ロンドンの町並みの一角




”スピード。今まで経験したことのないスピードで世界が動きます。
今年は変化が生まれた物はいち早くハンドルを切りよい方向性を持たなくては成りません。もたもたできません。

このハンドルの切り方、時期如何によっては
今まで考えても見なかった良い方向で動き出します、

良かれと見える選択肢が沢山用意されます。
ここで、一番初めのボタンの掛け違いに注意が必要です。”



アマノコトネさんが年頭にあたって書かれた文章。


私も会社の年頭の挨拶で
わかりやすく砕いた表現でこの事を社員に伝えた。

(大多数の社員は、きょとん、としていたけれど・・・



自分で社員の皆に言っておきながら、

何だか今日のWEDGEWOODの経営破たんのニュースを考えながら

しっかり足元固めながら行かなくては、と襟を正す思いがした。







・・・会社に着くやいなや・・・

早速、電話やら、何やら・・・重要なことが立て続けに降ってきて・・・

確かに、スピードが速すぎる。


自身の処理能力を超えた
物事のスピードに、


まるで、人間が想像している宇宙人のように
頭が膨張していくような気さえ、した

世の中が正月休みから完全に目覚めた日、であった。







Non Solo Vinoな、夜~その2

2008年10月13日 | work
Non Solo Vinoな、夜~その2





4種のロゼシャンパンとお料理の競演の第一部が終わり
会場を移動して、第2部。


第2部は作家 桐島洋子先生のお話。

で、その前に

ワインから桐島先生のお話にバトンタッチするような

サプライズ企画が青木冨美子先生から・・・







グラスに注がれたものをあてる
ブラインドテイスティングに挑戦。

コメンテーターには
業界の重鎮の3名。

剣持春夫氏(マスターソムリエ)
渡辺正澄氏(農学博士)
小林史高氏(ワインショップオーナー&講師)


剣持氏の丁寧な分析、
渡辺先生の楽しいけれど科学的な分析、
小林氏も上記お二人の意見に近いものを・・・

結果、そのワインの正体は・・・

<新世界のスパークリング>まで
たどり着いた。


答えを知っている私はとても面白い。

だって、ここの会場にいる皆さん、
選りすぐりのワイン通の方ばかり。

それぞれに、深く香りを分析したり
味わいを分析したり・・・。


そして、答えは・・・




なんと、インドのスパークリングワイン
<スラ・ヴィンヤーズ>


さすがに、<新世界>までは皆さん
たどり着いたものの、
<インド>とは思わなかったよう。


ちなみにこの<スラ>は
とても香り、味ともにクセがある。
漢方薬のような香りがあったりもする。


けれど、スパイシーなものとは
美味しくいただけそうである。
さすがに
インドのスパークリングワイン。


さて、ここで
何故、インドのワインが出たかというと
続く桐島洋子先生のお話

<四住期>につながっていくからである。





素敵な桐島洋子先生


<四住期>とは、インドの思想で
人生を

学生期(学びの時期・春 0~25歳)
家住期(働き盛りの時期・夏 25~50歳)
林住期(人生の実りを楽しむ時期・秋 50~75歳)
遊行期(巡礼の意味がある時期・冬 75歳~)

の4つにわけたもの。

桐島先生は、50歳で<林住期>宣言をして以降、
力を抜いた生き方を楽しんでいらっしゃるという。

そして、たまには
それぞれの<期>を行ったり来たりして
人生を立体的に楽しむことが必要とのこと。


定年後にやりたかった勉強を始める、なんていうのが
そのいい例かもしれない。


私はまさに、<家住期>真っ盛りで
家庭のため、社会のために汗みずくの夏を過ごしているのだ。

そして、
きっとあと10年たって、<林住期>を迎えたら

ゆっくりと静かな林を散歩するかのように

流れる風や
沈み行く夕陽をたっぷりと楽しみながら
一人の時間を過ごしたり、

時には友達や、パートナーとそれらを共有したり、する。


・・・楽しみになってきた・・・







先生はまた、
<アンチ・エイジング>に否定的なお考えをしめす。

エイジングによってこそ、深みが出てくる。

ワインでも、チーズでも、骨董でも、

そして、人でも。


古いというのは価値のあること。
エイジングというのはこんなに素晴らしいこと。

”何で若くなきゃいけないの?”


そうおっしゃる桐島洋子先生は
本当に

遊び心あり、
オトナの余裕があり、
選別出来る目を持ち、
決断できる勇気を持ち、
世界中を旅する優雅さを持ち、
後輩を育てていく愛情を持ち、
子育ても仕事もこなしたという自身があり、


年を重ねたからこその、
本物の美しさを持つ方でいらした。



女性として、
母として、
仕事を持つ人間として、


素晴らしい方に出会えたことに、感謝。


青木先生からの、
とっておきの、<出会い>という形の、贈り物。



こうして、

ロゼシャンパンと、
インドのスパークリングと、
楽しいおしゃべりと、
美味しいお料理と、
桐島先生のお話と・・・



Non Solo Vinoな、夜は更けていった・・・。








Non Solo Vinoな、夜~その1

2008年10月12日 | work
Non Solo Vinoな、夜~その1




1週間前、ワインジャーナリストでいらっしゃり、
すぐにキャンセル待ちが出るほどの人気の
ワイン講座もしていらっしゃる
青木冨美子先生主催の
<第7回 Non Solo Vino>が開催された。


今回も先生のブログで発表した直後に
定員60名がすぐに埋まってしまった
この<Non Solo Vino>。


4種の”横綱級”のロゼシャンパンの競演と
作家 桐島洋子先生のお話付・・・という

なんとも贅沢で、
大人のためのサロン、である。


私はお仕事として、この会のお手伝いをさせて頂いたのだが

青木先生の細やかなお心遣いは
女性として、
仕事をする人間として、大尊敬






TAITTINGERのプレステージロゼ
LAURENT-PERRIER ロゼ
BILLECART-SALMON ロゼ
BOLLINGER ロゼ

の4種のロゼとお料理のマリアージュ


何とも贅沢なロゼシャンパンの競演に
会場の皆様もうっとり・・・


さすが、青木先生のセレクトです







お料理とデザートの間には

”ロゼシャンパンと赤い果実のマリアージュ”


ラズベリーとBOLLINGERの組み合わせは最高


同じようにみえるロゼ4種ですが
味わいもクセも色も・・・それぞれが違うのは当たり前なのだけれど

それがとっても良くわかったのが
この、<赤い果実>とあわせた時。


ここでは、BOLLINGERが、一人勝ち






この日、青木先生は
黒地に銀の糸で刺繍された美しいお着物をお召しになられていて

会場の皆さんから賛辞の声が相次ぐ・・・




青木先生とリーデル・ジャパンの庄司様






第一部
ロゼシャンパンとお料理のマリアージュを堪能後、

会場を移して、第二部。


まずは、青木先生のサプライズ企画から・・・・。

この模様は、次ブログにて。




Mrs.ヨッシーこと、りえさんと。




*Non Solo Vinoの詳しい様子は
私のブックマーク、青木冨美子先生のブログにも
ご紹介されています。 是非、ご覧下さいませ。