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ソウルメイトがいるとするならば・・・

2014年05月07日 | 日中友好
<ソウルメイトがいるとするならば・・・>



2014年4月26日。
日本の地図でみると、長崎は西の端だけれど
アジアの地図でみると、そこは真ん中。


この日、
香港、上海、北京、武漢、中山、南京、広州、台湾、シンガポールから・・・
そして、
東京、神戸、福岡、大分、北九州、熊本、宮崎と長崎県の関係者含め
150人もの方々が
長崎市松ケ枝にある旧香港上海銀行長崎支店内に出来た
<孫文・梅屋庄吉ミュージアム>の開館を祝うために集ってくださった。






旧香港上海銀行長崎支店は国の重要文化財。
重厚な明治時代に建てられた洋館。
当時建築界の異才とよばれた下田菊太郎の建築。





その前には2011年に中国から寄贈された
孫文と梅屋夫妻の3人像が建っている。






今回の開館式の模様を
オフショットも交えながら、ご紹介したいと思います。




開館式会場に入ると。。。




シンガポールからの友人たち(シンガポール孫中山記念館 館長)



このミュージアムも立ち上げるために学術的に
多大なるご協力をいただいた 東京大学の川島真先生、北九州市立大学の横山先生




そして、孫文の生まれ故郷中山市からは
副市長がご臨席!







アジア各地にある孫中山記念館の皆様との記念撮影がしばし続く。。。





そして、開館式では私もご挨拶をさせていただいた。








~12歳で生まれ故郷中山からハワイに渡られた孫文先生、
14歳で長崎から上海に渡った梅屋庄吉、江戸時代から唯一世界に扉を開いていた長崎にふさわしい
インターナショナルな、国境を越えた友情がここに大集合しています。

孫文先生と梅屋をはじめ、多くの中国の革命家と日本人は志を同じくし
ともに協力した時代が近代のアジアにはありました。
しかし、その後、お互いを引き裂く、つらく悲しい歴史が長く続いたため
アジア人同士、ともにたすけあったこの歴史は近代史の底に埋もれていきました。





来年で戦後70年になります。今、私たちはご先祖さまが命がけで守ってくださった<平和>の世を生きています。
そして、おそらく、私たち日本人も、中国の方々も、アジアの方々も
共通の願いは、次の世代にもこの<平和>をプレゼントすることだと思います。


そのために、
ご先祖さまが残してくれた<歴史>をしっかりと学び、伝えていくことが大切だと思います。
その歴史とは奪い合い多くを失くした哀しみの歴史でもあり、
また
助け合い、大きな明るい平等な世界を共に夢をみた歴史でもあります。
私たちはそのどちらも次の世代に伝える使命があると思います。

そしてそれを学んだ次の世代のこどもたちは、どの道を進むのが幸せな道であるのか、
考え、行動するようになるでしょう。。。。。(続く)~




テープカットも和やかに。。。







長崎県 中村知事と、何やら楽しそうに。。。






中山の副市長は、私のスピーチに大変感動した、と
再度、話かけてくださり、名刺をください、と言われて、お渡ししているところです。








色々大変だった準備。
いつも笑顔で、ここまでひっぱってくださった長崎県の土井口さん。








大分や北九州からも孫文つながりでお知り合いになった国際課の方がかけつけてくださいました。




アジア各地、長崎の関係者の皆様と集合写真



香港のVIPをお見送り・・・











レセプションでは
孫文・梅屋夫妻の小さな金の銅像が寄贈されました。
こちらもミュージアム内に展示されるそうです。






お世話になった先生方と。。



2010年から九州や香港の皆様とお付き合いが始まりました。
4年の間、ずっと私の活動を応援し、色々な出会いの場を作ってくださった方々がいらっしゃいます。

年齢も、性別も、国も、職業も、住んでいる場所も・・・
いつもは
何もかも別なのに

<志>が導くのか、
いつも大切な時には必ずいてくださる方々。

もし、
ソウルメイトがいる、とするならば
皆様、
私より年上でお立場も上の方ばかりですが。。。

この繋がり、導かれ方、は
本当にソウルメイトだから、というより他はないように感じます。


だって、これによって、1円の利益があるわけではなく
(むしろ、自腹が多いです)
自分たちの職位が高くなるわけでもなく

本当に純粋に<志>で、なぜか集い、助けあえるのです。。。。

おそらく、
梅屋庄吉とトクが私の使命を全う出来るように、と
出会わせてくださった方々なのだと思います。


ここまでの、長い道のりをともに歩んできて、導いてきてくださった方々は
この方々。。。











佐々木さまと傍示兄さま。
この博多のお二人がいらっしゃらなければ
九州でここまで、孫文と梅屋はじめ、日本人のことが知られることはありませんでした。。。





働く女性として、最も尊敬している香港貿易発展局の古田さま。
古田さまがいらっしゃらなければ、香港の財界の方と九州各県を孫文でつなげることはできませんでした。。。




自費で、香港で<孫文・梅屋庄吉展>を開催してくださった
ジョナサンチョイ氏。
世界中を飛び回る多忙な方でいらっしゃるのに、こうして、開館式に参加してくださいました。。。




長崎にここまで梅屋庄吉を広げるために
ご尽力いただいたのが藤井前長崎県副知事。







そして、長崎でいつも私を守り、導いてくださる藤さん。(写真中央)



あとから、これらの写真を観て
私のこの方々といる私の笑顔が、本当に嬉しそうなのは
魂が喜んでいるからだな、と思いました。




~(スピーチ続き)

今日、あらたに、その歴史を伝えていく大切な役割を担うこのミュージアムが誕生いたしました。
この建物そのものも
私たちに多くを語りかけてくれる、重要文化財であり、
これ以上ない、素晴らしい場所にミュージアムを作ってくださった長崎県・長崎市の方に
心から感謝いたします。

日本中の、そしてアジア、世界から多くの方がここに来て
孫文先生と梅屋庄吉のTransnationalな生き方に触れていただきたいと思います。

その、生き方こそが、経済や環境、さまざまな分野で
世界の国々と繋がっている
現代の地球に生きる私たちに、必要なものだと思うからです。

梅屋庄吉・トクの曾孫として
これからも皆さまと一緒に
ここから、平和の発信をしつづけていきたいと思います。  ~