Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

ドラマ たった一度の約束~お伝えしたいこと

2014年02月25日 | 映画・コンサート・演劇
<たった一度の約束☆お伝えしたいこと>


いよいよ明日26日(水)午後9時から、ドラマが放映されます。


http://www.tv-tokyo.co.jp/tattaichido/







多くの友人の皆様、番組予告のシェアをありがとうございます。
少し、長文になりますが読んでいただければ幸いです。

梅屋庄吉・トクの生き方や孫文先生との関わり、あるいは日本の映画草創期のこと・・・
とても2時間で描けるものではありません。
孫文先生の革命には10年近い日本滞在の中で1000人以上もの日本人が関わっておりました。 

梅屋は最初に出会った日本人で、孫文先生亡き後もその偉業を後世に伝え、日中戦争を防ごうと奔走し、最後まで日中の架け橋足らんとした人生を送りました。
孫文先生のまわりにいた日本人にはさまざまな人がいました。

山田良政のように命をおとした人もいれば、革命を利用して、
利権をとろうとした日本人も多くいました。

今、さまざまな問題が隣国との間にあることは皆様もよくわかっておられるところだと思います。 


私たちは悲しい歴史も、助け合った歴史も両方を学び、伝えていくことが必要だと思います。
戦いに勝った国、負けた国。 それぞれの言い分や理由があって戦いになったのだと思います。 

・・・戦った人々は何を願って戦ったのでしょうか? 

それぞれの立場があったにせよ、”大切な人を守るため。”ではないでしょうか? 


私たちは、ご先祖さまが命がけで願い、築いてくれた<平和>の日々を生きています。
この<平和>をいかに次の世代にプレゼントしていくか、ということを
考えていかなくてはならないのでは、と思います。



梅屋庄吉は、


~蝸牛角上の争ひに夢中になっている人は何よりも天空に昇って自分たちの世界を見下ろしてみることだ。~
と日記に記しております。 




この、難しい情勢下で梅屋の信条を理解し、

ドラマ制作を手掛けてくださった多くの皆様、
放映にまでこぎつけてくださった関係各位に心から感謝いたします。 


そして、2時間では伝えられない多くのことがありますが、

まずは、私たちのアジアの歴史にこうして海を越えて、

<人間は世界兄弟主義に育てらえた文化の境に至れば偏見のなくなる日の来ることと信ず>


として培った友情の歴史があったことに、想いを馳せていただくひと時になれば、幸いです。


どうぞよろしくお願いいたします。     



 小坂文乃拝






梅屋庄吉ドラマ <たった一度の約束>放映決定!

2014年02月19日 | 映画・コンサート・演劇
梅屋庄吉ドラマ <たった一度の約束>放映決定!


2月26日 午後9時~ テレビ東京系列
(テレビ東京、大阪、愛知、北海道、せとうち、TVQ九州)

梅屋庄吉・トク夫妻のドラマが放映されます。

原案が私の著書<革命をプロデュースした日本人 評伝 梅屋庄吉>です。



講談社さまも
新しい帯を作ってくださました!


http://www.tv-tokyo.co.jp/tattaichido/
予告動画も観られます。是非、<たった一度の約束>のホームページ、ご覧くださいませ。






たった一度の約束~時代に封印された日本人~
2人が捧げた”無償の愛”は、海を越えて”希望”になった。


梅屋庄吉役は柳葉敏郎さん、
梅屋トク役は夏川結衣さん、
他、
原田美枝子さん(祖母 千世子役)
篠井英介さん (秘書 佐々木役)

と豪華キャスティングです。

おそらく、一番驚かれるのが。。。。





ホンモノ!!! と思わず、悲鳴をあげてしまったほど
そっくりの、孫文先生が登場いたします。

また、2007年の劇<孫文と梅屋庄吉>以来
友人である、俳優の 串間保さんも、
ドラマに登場です。








ここでは特別にロケの様子もご報告。


殆どのシーンは、実際に梅屋庄吉が晩年住んでいた別荘地のすぐ近くで撮影されました。

ロケ現場の近くの国道沿いには。。。





とか、現地には・・






すごい!! 思わず、カメラに収めてしまいました。


お天気にも恵まれ、快晴の中、撮影が進みました。








そして、
私も役者の皆様やスタッフの皆様と一緒に<ロケ弁>いただきました!






このドラマは
実物資料も交えたドキュメンタリードラマに仕上がっています。

実在した人物・物語なので、
事前の準備はとても丁寧に行われました。





2006年4月に母が他界。
2007年に上海で、日中の懸け橋となる<映画>を作りたいな、とふと思いつき・・・
2008年に胡錦濤元国家首席と福田元首相に孫文先生と梅屋庄吉の史料説明をさせていただき・・・
2009年に講談社より<革命をプロデュースした日本人>を出版
2010年に上海万博。 次いで、北京、武漢、中山、香港、上海は計3回 孫文と梅屋庄吉展を開催
2011年は辛亥革命100周年。 東京国立博物館、台湾経済文化代表処、長崎歴史文化博物館で展示会開催
2012年~今回のドラマの準備が始まる・・・長崎文献社から2冊目発刊
2013年にシンガポール孫文記念館で展示会開催 孫文・梅屋夫妻銅像設置、 ドラマのロケがはじまり。。。

そして・・・
2014年2月26日 午後9時~ たった一度の約束 放映!
そして、、4月26日 長崎市内 旧香港上海銀行内に<孫文と梅屋庄吉ミュージアム>が開館予定 



母亡きあと、ここまで頑張ってきました。

映画は莫大なお金がかかることと、
昨今の状況下では色々と難しいこともあり、、、、

それが

ご理解ある方々のおかげで<ドラマ>として実現いたしました。


プロデューサー、監督、脚本、撮影、美術、違法、音響・・・
本当に多くの方のお気持ちとご協力と
緻密なお仕事で、カタチになりました。

俳優の皆様の
集中力に圧倒された、ロケ現場。。。。


感謝の言葉しかございません。


企画段階からお世話になった
日活の田中さま、
テレコムスタッフ 山田さま、大伴さま、
テレビ東京 浅野さま、
電通 井口さま
監督 石澤さま

・・・・本当にありがとうございました。


是非是非、多くの方にご覧いただきたいです。


どうぞよろしくお願いいたします。