Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

山荘 無量塔で、ティータイム

2012年10月28日 | せずにはいられない・・旅の話
山荘 無量塔で、ティータイム



車中では会話が途切れないくらい
ずっと楽しくおしゃべりをして、
車は母が大好きだった、湯布院へ。。。



なかなか敷居が高くて行くことが出来ない、と
思っていた
山荘 無量塔で、お茶が楽しめるとのこと。。。


わぁい
すっごく、嬉しい。







車が敷地内に入ったところから
何人もの方が
ご丁寧にご挨拶され、
宿泊ぢゃないのになぁ~と思いながら
VIPになった気分をちょっと味わう。。。



カフェ(夜はバーになるのかな。)は
すこし暗くて
外のまぶしい緑がよけいに美しく映える。









静かな、私の大好きな
バイオリンの曲が流れている中での、ティータイム。

なんて素敵



私はアールグレイのチーズケーキと
セイロンウヴァ。

ロールケーキも美味しそうだったので
次回はロールケーキにしよぉっと。







ちょうどここで
ティータイムを楽しんでいる時間は午後の3時くらいだったかな。

半袖で十分なくらいの、あたたかい太陽が
すこし
モードを落として、まろやかな光と
さぁ~っと流れる風がすこしひんやりしてきた。


チーズケーキとお紅茶だけで
もぉ、ほんとぉぉぉぉに幸せになる。
こんな贅沢な時間を過ごさせてくださったOさんに感謝



宿泊しなくても
この空間にいるだけで、
十分に、この宿がスペシャルであることが、伝わってくる。





暖炉用?たくさん積んでありました。



・・・いつか
ここにお泊り出来る日がくるといいな。



湯布院の、
山荘 無量塔での、ティータイムの、お話。







たぶん、すごいパワースポット~粟嶋神社

2012年10月28日 | 神社めぐり
たぶん、すごいパワースポット~粟嶋神社




私の好きなもの・・・
つまり海と神社、が一体となっている素晴らしい神社を案内していただいた。


宇佐神宮のお参りを終え、
秋桜が揺れる静かな道を走り、海沿いへ。

海に突き出た岩窟に
お社が設けられているのが、粟嶋神社。







この岩はどうやって丸く穴があいたのでしょうか?
人工的ではない、というふうに伺ったけれど。。。











この神社は2つお参りする場所があって
最初は車を停める場所の隣。

それから、
急な坂をくだって、本殿へと向かう。





絶景。


だけど、この坂、かなり斜面が急で
スニーカーを履いていれば問題ないのだけれど
この日、私はヒールのある靴だったので
転ばないように用心しながら、ゆっくりゆっくり、下る。


ちなみに、私のような人のために
<杖>も常備されている。 


でもなんとなく、<杖>をついて下るのは
おばあさんみたいだし、
ロマンティックでないので、
私は杖は使用せずに。。。。







もともと粟嶋神社は
作物や家畜の病を癒す神とされていたそうなのだが
いつの頃からか
縁結び、安産の神としての信仰を集めるようになったのだとか。。。

特に女性の願いなら必ずひとつはかなえてくれる・・・

神様ということで

しっかりお参り。 



国東半島の絶景と
女性の願いを叶えてくれるというありがたい神様と
不思議な岩のある
粟嶋神社。


ここ、間違いなく
すごいパワースポットだと・・・。




また、絶対、来たい
スペシャルな、神社。


粟嶋神社の、お話。









はじめての、宇佐神宮

2012年10月28日 | 神社めぐり
はじめての、宇佐神宮




神社めぐりが大好きな私が
大切な神社をまだお参り出来ていなかった。
ずっと気になっていた、
宇佐神宮。

宇佐神宮は全国八幡社の総本宮で、ある。








この日、
これ以上望めないほどの、素晴らしいお天気に恵まれ
晴れやかな気持ちで最初の鳥居をくぐった。





するとすぐ左側に機関車が。。。。
なんでも日本で最初に走った車両だとか。。。
汽車好きの私にとってはこれも、ありがたい展示。








寄藻川にかかる朱塗りの欄干の橋。

この橋の手前は現世で
この橋の向こうは神様の世界。








神様の世界には直線で入れないように
すこし道が反れている。

砂利道を歩きながら、
現世の邪気をお祓いして、神様に近づいていく。。。














神様に捧げるための、能舞台の横に
瀟洒な菱形の池があり、美しい橋がかかっていた。










とても美しい場所で
しばしここで写真を撮ったり、景色を楽しんだ。

そして、
小さな秋も、見つけた。






その先、イチイガシの森にさしかかると
素晴らしい光が降り注ぐのを感じる。







イチイガシの杜全体がご神体


清々しい空気に包まれて、本宮に通じる石段を登っていく。。。
ここにも鮮やかな大鳥居が。














この石段をのぼりきったところに
不思議な二等辺三角形の石が2枚並んでいて、
カップルで踏むと、ご縁が深まるらしい。。。

とりあえず、ひとりで踏んでおいた。。。






西大門にもパワーのある光がふりそそぐ。。。。



西大門をくぐると
本殿が近づく。  





修学旅行生をはじめ多くの参拝者の姿が。。。







実は本殿の横にあるご神木は
EXILEのUsaさんがヒット祈願をしたところ
本当にミリオンセラーになったご利益があったという話があり
多くの方がそのご神木からパワーをいただくようになったのだという。


ご神木にもいろいろあるように感じる。

”近寄ってはならない!”オーラを出しているご神木もあるけれど
このご神木はとてもフレンドリーで、
みんな、頑張ってね!と声をかけているような気がした。


このご神木の写真もアップしたいのだけれど。。。

実は今回の大分の旅のご案内をしてくださった
ある方とツーショットの写真しかなく、ご神木の写真はここではご紹介できず、
ごめんなさい。。。


ほんとは、
とっっっても素敵な方なので、自慢げにご紹介したいのですが
ご本人の許可が下りず。。。







で、本題に。


なんと、その方のお計らいで
本殿で正式な参拝をすることが出来た。


本殿にあがり、お祓いをしていただき、
御榊をお供えして
神様にご挨拶。二礼四拍手一礼。


朱塗りの美しい漆の廊下。
八幡造といわれる美しい檜皮葺の屋根のご本殿を目の前に
こんなにありがたいお参りが出来るなんて
思っていなかったので
緊張しながらも、
素晴らしいご縁に恵まれて日々過ごさせていただいていることを
神様に感謝申し上げた。








外宮にもお参り。







そして、美しい呉橋のある場所へ。。。


呉橋は県指定有形文化財。
西参道にある神橋で、橋に屋根がかかっている。






なんと、10年に一度しか
この鍵をあけて、橋を渡ることが出来ないのだとか。。。







今回、宇佐神宮をくまなくご案内してくださったのは
宇佐観光協会の小倉さん。




(小倉さんは私との写真もご自身のFBにアップすると
おっしゃっておられたので、ツーショット写真、アップ大丈夫だと思います。。。)



深い緑に包まれた
鮮やかな朱塗りの宇佐神宮。


紅葉の時期も美しいだろうな。


思いがけず本殿にあがり参拝することも出来て
一生忘れられない、
お参りになった。



気持ちがすっきりする、
杜全体がご神体の
宇佐神宮の、お話。



潮騒の宿  晴海

2012年10月28日 | 旅館&Hotel
潮騒の宿 晴海



別府に泊まるのは2度目。

息子が別府の地獄めぐりをしたいというので
訪れてから、早4年。


あまりにたくさんお宿があるので
いったいどこに泊まればいいんだろう。。。

あんまり団体客向けの宿には泊まりたくないし。。。

で、
見つけたのが、別府 上人ケ浜温泉の
<潮騒の宿 晴海>。


私が大好きな宿の条件・・・

そぉ、全室露天風呂付客室 っていうのに魅かれた。


土曜日におひとり様はちょっと・・・

と最初、予約を断られたが
なんとなく悔しくて再トライして、予約可、に。
(とぉぜん、エクストラの料金はお支払しました。。。)




ロビー


ロビーで簡単なお茶をいただきながら、チェックイン。

お部屋はすごく新しい。
リニューアルしたばかりなのかな。



ゆったりくつろげるリビングと海を眺められるテラス。




ベッドルーム


洗面所もすっきり、おしゃれ。

アメニティも充実。。。






そして、お部屋についている露天風呂。
源泉かけ流し。 なんと贅沢な。。。







潮騒の宿、とうたっているだけあって
ほんとぉに
繰り返し打ち寄せる波の音を聴きながら、のお風呂。

ちょっとお湯は熱めなので
水をたして、少し長めにぼんやり、浸かった。。。



食事処は3か所あって
懐石料理が食べられる、
創作料理が食べられる、
海鮮料理が食べられる。。。。ところから選べる。


やっぱり、海鮮でしょ。









これ、食べきれなかったのが、ココロのこり。。。








ティータイムに山荘 無量塔の
Thickなチーズケーキをいただいたので
宿のご馳走、
最後の釜めしなどはお腹にはいりきれず。。。。

そぉしたら、”おにぎりにしましょうね。”と仲居さんが
手際よく、おにぎりにしてもたせてくださった。



翌朝。




サンフラワー号が洋上に。。。



朝のお風呂。  どぼん。 とはいって、目を覚ます。。。





朝食






どぉ~ん、と大きなお椀に海鮮のお味噌汁。

ビックリ


海の近くならでは、のご馳走。。。


朝食を済ませた後、
1階ラウンジのテラスに出て、コーヒーをいただいた。






昨日の晴れ渡った美しい秋の空とは違って
この日はどんより曇り空。


潮騒の宿 晴海は、土曜日~日曜日ということもあって
とてもにぎわっていた。

お部屋のつくりなどは
わりと最近流行りのつくりにしているのだけれど

浴衣で大勢の人とすれ違ったりすると

ちょっと
やはりプライベートな高級な宿、とは違う感じ。

でも
日本を代表する別府温泉がこうして
多くのお客様に愛されているんだなって感じてちょっと嬉しくなった。


だって、熱海とかちょっとさびしいですもん。。。。


2012年の10月の九州ステイは
ここ別府で最後。

朝食の後、すこしぼんやりしてから
チェックアウト。 大分空港へ向かった。


来月、11月はまた
九州に来ます!・・・って、もぉずっと、
1年以上、月に2回は来てるよね。。。


湯布院に、
オーベルジュでもつくろうかな。。。。


本気でそんなことを
考えてみた、大分の旅ブログはこれでおしまい。







ドーヴァー海峡の、向こう側

2012年10月20日 | 映画・コンサート・演劇
ドーヴァー海峡の、向こう側



オペラシティ3階にある近江楽堂で
今回で記念すべき10回目になる、
<ドーヴァー海峡の向こう側>のコンサートが開かれた。


これは、
アイリッシュ・フルート&リコーダーを担当するモリヤスさん、
コンサーティーナ、アイリッシュハープを担当するマサコさん、
そして
チェンバロを弾く平井み帆さんの3人のユニット。

アイルランドの音楽はもちろん、
イギリスの音楽、イタリアの音楽。。。。
笛とチェンバロとハープの織り成すそのハーモニーは
ヨーロッパを旅しているかのような錯覚さえ、覚える、
素敵な音楽だ。




近江楽堂



コンサートが始まる前、
楽屋からたまたま出てきたモリヤスさんと受付でお会いした。


モリヤスさんはちょっと不思議な力を持っていて、
そして、
だいたい
私のことはお見通しで、

”今日の音楽はすっごく癒されるから・・・。”と言いながら
ポン、と肩をたたいてくれた。


私のハートに、
ぽっかり穴が空いていることが、
わかっていらっしゃるようだった。






音楽堂の中は満席。

ケッシュ・ジグという軽快なアイルランドの伝統音楽から
コンサートは始まった。


いつもはわりとこういった軽快なアイルランドの音楽が多いのだが
今回は違った。

次は
ヨハン・セバスティアン・バッハのアヴェ・マリアを
チェンバロとハープで・・・


静かでココロに沁みる選曲ばかり。。。

前半の最後には
なんと、
私が大好きな曲で、チェンバロのみ帆さんに
モリヤスさんを通じてリクエストしていた

<Lamento>をみ帆さんが、弾いてくださった。。。。






このLamentoは、

天国に行く階段をひとつひとつあがっていく様子を
チェンバロの
はかなげな音で表現する、美しい曲


私も天国に行くときは
この曲を聴きながら、行きたい。


そして、
ひとつひとつの階段を

この地上で出会い、愛した人たちを
ひとりひとり思い出して、感謝しながら
昇っていきたい。。。。


私の地上での最後、
そして次の世界の始まりに流れる、曲。


天国に行ったら、
いろんな人に会いたい。。。。


梅屋のおじいちゃま、おばあちゃまにも会って
色々報告したいし、
孫文にも会ってみたい。

母や・・・
たくさんの、可愛がっていたうちの子たち。。。。

ちゃーちゃんに会いたい。。。(ここで泣けてきた、ダメだ。)

私は
一番可愛がっていた犬のちゃーちゃんのことを思い出すと
涙が止まらない。 ペットロスからまだ立ち直っていない。。。






この日の選曲はLamentoだけではなく、
The Twin Towerや
ロス・メモリアル・ホスピタルや本の歌、
シフォーチの別れ、など

別れにちなんだ曲が多かったのだけれど
不思議に
会場内は愛の波動で満ちていた


そして

”愛のグラウンド”

これも私が大好きな3人で奏でる曲の一つだが、
これが流れると
きっと、私だけじゃない・・・
愛と感謝でカラダとココロが包まれていくのを、感じた。


モリヤスさんが、
2012年・・・について語った。


ちょうど5か月前の5月20日にも近江楽堂で
このコンサートをやったけれど
この夏を境に色々変化があった・・・と。

そして、
今は本当に<愛を伝えたい。>と。。。。


たしかに、
私も何度かこのコンサートに来ているし
モリヤスさんの演奏は他でも聴いているけれど
今日のモリヤスさんは
笛が上手で、
知識が豊富で、
お話が面白くて、・・・っていうモリヤスさんとはちょっと違っていた。


奏でる音、ひとつひとつに
<愛>をのせていたような気がする。


私も
コンサートが始まる前と、
コンサートが終わった後では

ココロの温度がぜ~んぜん、違った。


不思議。


音楽は癒しの力があるというけれど、

ほんとぉぉに

私の人生のそばに、音楽がいてくれて、良かった







Lamentoを私のために弾いてくださった
み帆さんのチェンバロのCDを2枚、買った。


秋の夜長にぴったり。。。


今日のコンサートは
今までの中で一番、良かった。。。

良かった、なんていう平凡な言葉は使いたくないくらい。


また次の<ドーヴァー海峡の向こう側>のコンサートが待ち遠しい。
(こんなふうに思ったのは、はじめて。)


そして
オペラシティの1階に素敵なカフェもOpenしていて、
帰りにシンプルな温かいかぼちゃのスープをいただいて帰宅した。

このカフェに立ち寄るのも、
またひとつ、楽しみが増えたかも。。。。







モリヤスさん、マサコさん、そしてみ帆さん・・・

素敵な時間をありがとうございました。。。
ほんとぉぉぉぉに、
素晴らしい演奏会でした!!!


おススメ!博多レオパレスホテルと蔵音、Night

2012年10月16日 | せずにはいられない・・旅の話
おススメ!博多レオパレスホテルと蔵音、Night



長崎で2つの会議を終え、白いかもめに飛び乗り
一路、博多へ。。。


JR九州の特急列車はどれも大好き。 
何時間乗っていても、るんるん。。。
博多の駅では
ソニック、かもめ、ゆふいんの森・・・などがずらりとホームに並んでいるのが見られるので
博多駅に行くだけで、るんるんるん。。。


さて、その博多で最近私がお気に入りのお泊まりホテルが
レオパレスホテル。


博多に住んでいる人も知らなかったぁ~というのだから
たぶん、新しいホテル。

昨年、
<福岡壱岐の会>の講演会で講演をさせていただいた時に
あ~こんな便利な場所に
リーゾナブルなホテルがあるんだぁ~と思ったのが最初。
オーナーの方が壱岐出身、ということで
なんとなく親近感がわいて、今まで泊まっていた某航空会社系のホテルから浮気した。




今回、なぜかアップグレードしてくださっていて
こ~んなに広い、デラックスツインの最上階のお部屋でした。。。。




ビジネスホテルなので
ゴージャスな感じではなく、部屋も(フツーは)
あまり広くないのだけれど、
鏡や窓を上手に利用していて、圧迫感を感じさせない上、
ビジネスホテルとは思えないほど、
ちゃんとしたアメニティーが用意されている。


特に女性には、パックやヘアバンド、コットンから化粧落としまで
フロントで何でも、いくつでもお持ちください、という
超サービスがついている。  

素晴らしい。。。




デラックスツインのバスルーム。
まるで、香港のフォーシーズンホテルみたいでしたよ!


朝食も和食、洋食きちんと充実。
1階にコンビニもあるので、なにかと便利。

これで、¥7000~¥9000代で泊まれるのだから
大満足


博多ご出張のご予定がある方、是非、一度お試しくださいませ。



そして、この日、
夜8時に博多に着いた後、
博多の兄ィと私が勝手に思って、尊敬している傍示さん(大学の先輩でも、ある)と
去年、<孫文と九州>の特集記事を取材・執筆された
野津原さん、酒匂さんとホテルからちょっと歩いたところにある、
お洒落な<蔵音>というお店でお食事。。。






博多で、
22歳の時にビールの美味しさに目覚めた私。

やっぱり最初は、とりあえず、のビールで乾杯。


私は小さい頃からお兄さんが欲しかったのですが
この年になり、
博多の傍示兄ィと
北京にも、もう一人兄ィが出来た。

偶然にも二人とも新聞記者。。。。
どうやら私は文章を上手に書く方をとっても尊敬しているようだ。。。



せっかく博多に来たんだから上手いもんを。。。ということで
たくさん、
美味しそうなものを、注文してくださった。

















野津原さんと傍示さん



酒匂さんと、私


ビールの後に野津原さんおススメの島美人、という焼酎、
とっっても美味しくて、2杯もいただいてしまった。。。。


酒匂さんと島美人を飲みながら

私は将来、息子にお店をまかせて、博多に住む。。。
それで、お互いのお葬式に出るまで仲良く博多で暮らそうよ。。。なんていう話を
酔っ払ってしていたような、、、、

記憶が、ある。


とにかく私は、九州が大好き。

なので、十分、あり得る話かも、しれない。(笑)



野津原さん、ダウン。。。。



なんだか、いろ~んなお話をして
美味しいお魚とお酒をいただいて
最高に幸せな気分になった、蔵音での、ひと時。




傍示兄ィ、ご馳走さま & ありがとうございました♪




長崎くんち 2012 前日・諏訪神社

2012年10月08日 | せずにはいられない・・旅の話
長崎くんち  2012 前日・諏訪神社




長崎に1カ月に2~3回行くようになって
1年半以上、たった。

でも一番大事な<おくんち>をまだ観ていなかった。
だいたい
この時期は、国慶節と辛亥革命関係の行事が中国であるので
中国にいることの多い時期だ。


でも、今年はうんっと早い時期から
おくんちを観る、と決めていた。
おくんちを観ずして、長崎を語れない・・・と思っていたからだ。


梅屋庄吉関連の行事を担当してくださっている
土井口さんが発売日に並んで
諏訪神社 前日(1日目)の桟敷席をとってくださった。

これってすごい 皆さんに羨ましい・・・と言われた。


朝6時30分にホテルのロビーに土井口さんが迎えに来てくださった。
そのまま、諏訪神社へと向かった。






諏訪神社の境内につくられた桟敷席は
早朝にも関わらず、すごい熱気。。。。

白ドッポ組による掛け声で
”モッテコ~イ”の練習が行われていた。 (*モッテコ~イとは、アンコールのようなもの)

桟敷席には
おくんちが大好きな土井口ご夫妻と
私が最初に長崎に来た時からず~っとお世話になっている藤さんがご一緒してくださった。

土井口ご夫妻は
座布団やらおにぎりやらお茶やらを持ってきてくださり
いたれりつくせり・・・・。




7時ぴったりに 今博多町の笠鉾が登場。 いよいよ、はじまった。




今年の踊町(出し物を披露する町)は
今博多町、魚の町、玉園町、江戸町、籠町の5つの町。
7年に一度しかこの順番はまわってこないのだという。
だから
全ての出し物が見たければ、7年通わなくてはいけない・・・ということになる。


笠鉾の登場の後、
それぞれの踊町の独特の出し物、阿蘭陀船であったり、龍踊であったり。。。が披露される。



今博多町は子供たちの舞と、本踊、鶴の舞を披露。

ちょっと話題になっている<世界3大夜景>に選ばれた長崎港は
<鶴の港>と呼ばれているのだとか。



こどもたちの舞





たとえ、雨が降っていたとしても
こうして、何も敷かず、地面の上に着物で坐るのだとか。。。。

今年は晴天に恵まれたのでほんとぉに良かった。





魚の町の出しものは<川船>。






船頭さん役の男の子もしっかり、頑張っていました!




根曳の男性たち、超かっこいい!!



3番目に登場したのが玉園町。

FaceBook友達の松本さんも玉園町の役員として
びしっと羽織袴で登場。 素敵っ!





笠鉾




玉園町は獅子踊。







獅子踊りは
中国の獅子舞に似ている。

長崎にいると、こうして、お隣の国中国から来た文化を
受け継ぎ、自分たちの大切な伝統として守っているので

ここ最近の、
すべての交流がストップしてしまうような
互いの国を想いやれないような
そういう二国間になってしまっていることを、忘れる。





だんだん日差しが強くなってきたが
神社の境内である、ということから
帽子や日傘は認められていない。 皆さんこうして、手ぬぐいを頭からかぶるのが慣習のよう。。。




4番目は江戸町。 笠鉾につづき、今度は阿蘭陀船。


まずはかわいいこどもたちが小さなオランダ船を運んできた。




そして、こんどは大きな阿蘭陀船の登場。
船の上の楽隊は船がぐるぐるまわされても、なにごとも無いかのように演奏を続ける。。。





そして最後は籠町。





オランダの後は、チャイナ服。。。

ほんとぉに長崎は<和華蘭・わからん>文化、の町。



籠町の笠鉾


そして、いよいよ龍踊!!

実は、この龍踊には長崎でのお友達、中尾さんが六番衆として参加している。

この龍のうろこのひとつ、ひとつも
すべてこの籠町の皆さんの手作り。。。。

どれだけ、思いがこもっているか、おわかりになるでしょう。。。。










神社の境内を生きているように舞う龍に
会場内は大歓声。

モッテコ~イ、 モッテコ~イ・・・

私も土井口ご夫妻の真似をして
大きな声で応援!






長崎おくんちの歴史は400年と古く
国指定重要無形民俗文化財に指定されている。

感動したのは

3歳くらいの子供たちから参加していて
おじいちゃんから
”きちんとしとけ!” と厳しくしつけられるのだそう。

3代にわたって、
あるいは
踊町の町内ぐるみで、おくんちに参加するこどもや青年のしつけを行うのだそう。。。


こうして、
この伝統は受け継がれていくのだな、としみじみ。。。。
長崎の方々が本当におくんちを大事にしているのを感じることが、出来た。。。。




今回のおくんち、
ご案内いただいた土井口ご夫妻と藤さん。



全ての出し物が終わった後、
諏訪神社にお参り。。。。







諏訪神社の池では
亀たちが甲羅干し。。。。



おくんちでは、踊町ごとに手拭が用意され
この手拭は<まきもの>(引き出物)として、開演のまえに観客に撒く。

私は今回、撒かれた<まきもの>はGet出来なかったが
藤さんと土井口さんが
今年の踊町すべての手拭をそろえたものをプレゼントしてくださった。






はじめての、
長崎くんち。


土井口ご夫妻のあたたかいお心遣いと
藤さんのくわしい解説により、
ほんとぉぉぉに素晴らしい体験となった。


・・・・私も、やみつきに、なるかも(独り言)・・・・。