Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

上海万博、ラストスパート!

2010年09月26日 | 上海万博レポート
上海万博、ラストスパート!


毎朝この大きな橋を渡っての、
万博会場入り。
今日で最後となると、朝から万感の思いがこみ上げてくる。






2日前の終礼で、
最終日まで頑張れば、想像もしていなかった
来場者<2万人>も夢ではないことが
運営スタッフから伝えられた。

2万人!?

それを聞いた私たち。
頑張るっきゃないでしょう。













最終日もボランティアの皆さんの頑張りで
どんどん来場者の列ができる。












猛烈な暑さの中、
脱落者があっても不思議ではない
学生ボランティア。
なんと、一人も脱落者が出ず
逆に最終日に向けて、気持ちがどんどん一つになって
頑張る気持ちが大きく、大きくなっていった。

















日本館の警備員の方々とも仲良くなった。








プロデュースしてくださった
株式会社ムラヤマの皆さんともこんなに、仲良しに。。。













とうとう、ラストまでに
20,541人の総来場者数を迎えることが出来た。








運営&ボランティアスタッフ全員で記念撮影。









私も一人一人と握手したり、ハグしたり。。。
最後の挨拶では感動して<涙>が出るかな、と思っていたが
(多分、みんなも期待していたと思うけれど)

なんだか、楽しくて、嬉しくて、涙は出なかった。








一人一人にボランティア参加証を手渡し





上海万博で
<孫文と梅屋庄吉展>をやることが決まったのは
たしか2008年の終わりごろ。


そこから二転三転、涙も流したし
嫌な思いもいっぱいしたし、
今までこんなに頭を下げたこともないくらい
多くの方に頭を下げて寄付を募った。
でも全てがこの時、キラキラ輝くダイヤモンドみたいになった。






ボランティアのみんなからは
おそろいの、はっぴに
私宛のメッセージを寄せ書きされたものが
プレゼントされた。











このみんなとイベントが出来たことが大成功の秘訣。
13億人中の2万人。
そう考えると少ないかもしれないけれど
一般の、2万人もの中国の皆様にこの歴史を知っていただけた。
大満足で、ある。







もう見ることのない、日本館を後にした。 ココロには<感謝>しかなかった。
みんな、アイシテルよっ!それが、私から皆への最後の言葉だった。
















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孫文と梅屋庄吉展 ボランティア その2~会場内にて

2010年09月22日 | 上海万博レポート
孫文と梅屋庄吉展 ボランティア その2~会場内にて






入場していただくとすぐに展示のスペース。





若い方も古い文書や写真を
興味深く見ていた。










学生ボランティア一人一人が
この活動にあたり、
<孫文と梅屋庄吉>のことを勉強しているので
来場者からの質問にも
きちんと応えている。(すごいっ!!!)








ボランティアはチームにわかれ
それぞれの立場をローテーションでまわっていく。
中学生組も大学生のお兄さんと一緒に楽しそう。。。










展示コーナーの後は
シアターコーナーへ。


シアター誘導も行う。






120席のシアターは朝から夜まで
満席状態。
15分のドキュメンタリー映像、
来場者の皆さん、じぃ~っと映像を見ておられる。






私は来場者の反応も気になるので
なるべくシアターの様子もチェック。






この上映がはじまる前には
ボランティアの皆さんが一人一人交代で
自分の言葉で上映スタートの挨拶をする。









日本人留学生の
まだ不慣れな中国語での挨拶には
会場内から、拍手が起こることもしばしば。


こうやって、
国境を越えて、人と人の
ココロが通じ合う瞬間って嬉しい。


シアター上映後、毎回お掃除も
ボランティアのお仕事。





まだまだ上海万博レポート、続きます。。。








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岡田外務大臣(当時)の、ご来館

2010年09月20日 | 上海万博レポート
岡田外務大臣(当時)の、ご来館



*万博ブログをなかなかアップ出来ないままでいたら
岡田外務大臣が岡田幹事長になってしまいました。。。
ここでは当時の外務大臣という表記にさせていただきます。




<孫文と梅屋庄吉展>開幕中のある朝、
岡田外務大臣が私たちの催事会場にいらしてくださることになった。
ボランティアスタッフもいつもより1時間も早い集合時間にも関わらず
きちんと集合。








実は私は岡田外務大臣の大ファン。
ということで、かなり嬉しい。




日本館からの裏入り口から私たちのイベント会場にご来場。












会場内ではまず展示エリアをご案内。








岡田外務大臣のお母様の曽祖父が
やはり孫文先生が三重県にいらした際に
援助をされたということで、
岡田外務大臣も孫文の<博愛>の揮毫をお持ちでいらっしゃる。
なので、
岡田外務大臣も熱心に展示をご覧になられた。










孫文ゆかりの<曾孫同士>ということで
ちょっぴり嬉しい、私。ふふふ。




外務省のアジア大洋州局長の斉木様、日本館政府代表塚本様、
中国・モンゴル課 課長 垂様も岡田外務大臣とともにご来館。


展示の後には
15分で二人の足跡をたどったドキュメンタリー映像も
ご覧になられた。
(岡田外務大臣と並んで座るなんて。。。光栄)








岡田外務大臣のご来館が無事終了し、
早朝から集まったスタッフにも笑顔がこぼれた。





そして、長崎県からは
長崎市長も長崎市民100名を連れてご来館。







特別に、
映像スタートの前に万博にいらしている
中国の皆様にむけて、スピーチをなさった。


中国の皆様はこの嬉しいハプニング、大喜び。
大きな拍手で長崎市長を迎えていた。






私たちのイベントステージへの来場者が多く
かなり盛り上がっている、という話を聞いた日本館館長もご来館され
中国の来館者の様子をご覧になられていた。


大勢のご来場者を迎えながらの、突然のVIPの訪問。
毎日、とても刺激的な万博の、日々であった。





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同済大学の、訪問とカラオケ大会

2010年09月20日 | 上海万博レポート
同済大学の、訪問とカラオケ大会


上海万博イベントステージを抜けて
2回ほど、同済大学を訪問した。







アジア太平洋研究センター特別顧問の称号をいただいたので
大学との交流も大切な仕事。


日本の元首相クラスの同済大学訪問は初めてということで
日本に留学して学位をとられた
大学の教授たちもとても嬉しそうに
福田元総理一行を迎えられた。








中には
福田赳夫元首相と一緒に写真を撮られたことのある先生もいらして
福田康夫元首相も嬉しそうにその写真を見ておられた。








会談の場所から少し離れたところで
学生たちが歌を歌いながら、福田元総理を歓迎。


一緒に<さくら さくら>を合唱。






元中国大使の谷野様、産経新聞社会長の清原様、
読売新聞上海支局長の加藤さんと一緒にキャンパスを歩く








同済大学の国際関係の教授としばし懇談。







大学関係者との記念撮影。






また、この訪問から2日後には
日本人留学生による
中国語の歌を歌う<カラオケ大会 決勝戦>が
大々的に同済大学内の講堂で行われた。







これは中国政府が中国語の世界普及のために
支援しているプログラムの一つで、
<カラオケ大会>と馬鹿に出来ないほどの大掛かりなイベント。


実際、北京の中央政府からも
日本でいう文部科学省と同じ部署の要人を迎え、
本格的なテレビ撮影も行われていた。


そこで私は<日中の架け橋 世世代々>の代表者として
スピーチをすることに。。。









歌というのは国境を越えて
人のココロをつなぐもの。
とても楽しいイベントの開幕に参加出来て光栄だった。







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孫文と梅屋庄吉展、ボランティア その1

2010年09月18日 | 上海万博レポート
孫文と梅屋庄吉展、ボランティア その1





日本館に一番近い万博4号門から
スタッフゲートで身辺チェックを受け、日本館イベントステージへ。
約15分の道のりを照りつける太陽の中せっせと歩く。








ボランティアの皆さんも時間通り集合。
朝には朝礼、
夜には終礼、と彼らの運営体制には頭が下がる。






そんな彼らのお仕事ぶりをご紹介しましょう!






とにかく、日本館そのものへの入場者が多いため
(連日、待ち時間が4~5時間)
私たちのイベントステージが外部からは何をやっているのか
わからない、という集客には不利な状況。


そこで、
こんな風に一人一人に呼びかけて、来場していただく。













中国人にとって、<孫文>はわかるけれど
なんで日本館で<孫文>のイベントをやっているのか、わからない。

当然だ。
殆どの中国の人々は孫文が日本に10年近くいたことなんて、
知らないのだから。

そこで、こうやって説明して会場に来ていただくのだ。
(暑い中、大変なことなのに、結構みんな楽しんでやっていた。。。)














中国語が全く話せない息子でさえも
身振り手振りで来場者を募る。











列を作って待ってくれている皆さんには
ボランティア上井戸氏の
<うちわで風を送るサービス>が大人気。







私も入り口で、<ニイハオ><こんにちは>と一人一人に挨拶。
<コンニチワ>と言い返してくれる人も多かったのが
とても嬉しかった。





来場者のカウントはダブルで行う。
果たして、最終日までに何人の来場者となるのだろうか。。。










スタッフのお弁当は
日本館近くの<LAWSON>で調達。







孫文先生と梅屋庄吉の切り抜き看板も
記念撮影に人気。










まだまだボランティアスタッフの頑張った様子の
報告は続くので、こうご期待!










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上海総領事公邸での、講演会

2010年09月18日 | 上海万博レポート
上海総領事公邸での、講演会





万博会場から上海総領事公邸へ急ぎ移動。
すぐに私の講演会が始まるため、
とっても素敵な公邸の写真も撮れないまま、会場へ急ぐ。


すでに会場には大勢の方がいらしていた。
オープニングセレモニーから移動された方々、
直接講演会にいらした上海メディアや関係者の方々。









通訳の王女士と簡単に打ち合わせを済ませた後
時間ぴったりの講演会がスタートする。










時間がぴったりと決まっているため、
相変わらずの早口での講演。








講演が終わると、
同済大学 国際交流学院院長の蔡建国教授が
(蔡先生の曽祖父は北京大学の創立者!!)
会場の前面に立たれた。


なんと、この場で
私は蔡建国先生から
同済大学 アジア太平洋研究センターの
顧問研究員(教授格)の称号を授与された。







同済大学は建築や医学に非常に強い中国の名門大学。
ドイツとの関係もとても深い。
その名門大学から、名誉ある称号をいただいた。
“これは教授と同じということですから
これから上海にいらっしゃる場合は大学の宿舎に泊まることも出来ます。“
とのこと。


私もますますこのテーマについて
研究を深めないと・・・気が引き締まる思いで有難く受け取った。


福田元総理はじめ、日中のVIPからも
ご挨拶をいただいた。


私のイベントでボランティア活動してくれる皆様の代表も
総領事公邸に招待した。
福田元総理の文字をデザインしてつくった<はっぴ>を
先生にプレゼント。









この日ご到着でさぞかしお疲れでいらっしゃるだろうと
思いますが、
福田元総理は多くの方からの記念撮影に快く応じられていた。







オープニングセレモニー、
その直後の講演会が無事終了し、
ここでひとまず、
私は大きな山場を乗り越えた。


人生に何日か<BIG DAY>というのがあるけれど
間違いなく
2010年8月24日、は
私にとっての、<BIG DAY>であった。







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孫文と梅屋庄吉展、オープニングセレモニー

2010年09月14日 | 上海万博レポート
孫文と梅屋庄吉展、オープングセレモニー




8月24日、午後3時。

太陽が元気いっぱいで
強い光でめいっぱい気温をあげる中、
大勢の人々が日本館イベントステージに集合した。





収容人数をはるかに超える状態で
館内の冷房もあまり効いていないように感じる。

VIP 20名。
来客数 120名。
取材陣 55社。100名以上

そして、スタッフ 10名、ボランティア 30名。。。


赤いカーペットの敷かれたステージ上に
日本・中国の<超>VIPが揃う。







福田元総理、谷野元中国大使、塚本万博政府代表、泉上海総領事・・・





上海市政府代表者、北京からも中日友好協会副会長、孫文・宋慶齢関係者・・・







私のイベントは日本館でありながら
<日中共同>で開催するのが大きな特徴。
よって、来賓も日中双方からお呼びすることに。


まずは、私の挨拶から。





このブログでは音声をお届け出来ないが
実はこのスピーチ、
中国語でスタートした。


人前で中国語を話すのは初めて。
しかも、これだけのVIPならびに来場者の前で
初中国語の披露なものだから、
我ながら、度胸があると
今更ながら、思う。





中国語のスピーチの部分が終わると
会場内から拍手がおこった。
恥ずかしかったけれど、とても嬉しい一瞬でもあった。


こうして、私の万博はスタートした。


ご来賓からご挨拶をいただく。



福田元総理



泉上海総領事




テープカット時には
私のかわりに息子を登壇させ、彼にハサミを持たせた。
中学2年の息子にしては、福田元総理の横でテープカット、という
大々的なデビューだ。










これには私のメッセージがこめられている。


ともすれば、<日中友好>というのは
年齢層の高い皆様が熱心で、
若い人々の姿は影で見えないことが多いように思う。


今回の私のイベントのテーマは
<温故創新>。

~古きを知って、新しい関係を創っていこう~
~Creative the new from the past~
という
次の世代にむけてのメッセージも込められている。

だから、
運営には大学生のボランティアに携わっていただいた。


だから、
私も息子の世代にも受け継がれるように、とハサミを託した。




無事、セレモニーが終わると
取材陣に囲まれた。













さあ、この後すぐに移動しなくては。
オープニングセレモニー終了の1時間後には
上海総領事公邸での、講演会がスタートする!!!








*画像の一部
こばじゅんさん&大河内くん撮影のものを
使用しています




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緊張の、開幕式前日

2010年09月14日 | 上海万博レポート
緊張の、開幕式前日


おまたせいたしました!
上海万博レポート、開始いたします。
(写真の整理だけでも大変!)


これが日本館!






まずは開幕式前日の緊張した準備状況から。


上海も東京に負けないくらいの暑さ。
万博会場は直射日光照りつけの中、
ボランティアスタッフもそろいのはっぴを着て全員集合。





会場内の説明や
仕事のチェックをします。







外の看板はこんな感じ。




オープニングセレモニーのステージも確認。






オープニングセレモニーは日本・中国ともにVIPがいらっしゃる上、
マスコミの取材依頼も事前から殺到しているということもあり、
コア・スタッフによる念入りなミーティングが行われました。
(私の真剣かつ緊張した顔!)






今回、この上海万博<孫文と梅屋庄吉展>には
夏休み中の息子&息子の学校の同級生も2名ボランティアで参加。
上海の学生さんと一緒に5日間頑張ります!






この<孫文と梅屋庄吉展>、
開催までには本当に紆余曲折がありました。
これは今年の2月、3月くらいに上海で行ったスタッフミーティングの様子。









準備段階では色々ありました。
上海で真夜中泣いたことも。


でも本当に多くの皆様の支えをいただき、
いよいよ開幕式を迎えます。








*画像の一部、こばじゅんさん&大河内くん
撮影のものを使用しています





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上海万博に、出発!

2010年08月22日 | 上海万博レポート
上海万博に、出発!



恒例の、飛行機に乗る直前
ラウンジで書くブログ。

さて、いよいよ
8月24日開幕式を迎える上海万博
<孫文と梅屋庄吉展>のため
上海に出発します


この準備のため
ブログ更新もなかなか出来ず、
楽しみにブログ訪問してくださる皆様には
大変申し訳なく思っておりました。


この朝を迎え、
なんだかココロとお腹に
ドシッと覚悟が出来ているような
そういう感じでの、出発です。


上海にはPC持参、
おそらく最初はパニック状態にあると思うものの、
そのうち落ち着くでしょうから
上海万博リポート、
結構マメに更新出来ると思います(予定。。。)


さて、東京も猛暑ですが
上海はもっと暑い、との情報。

すでに今年は沖縄で日焼けして
更なる<万博焼け>

今、Duty Freeであわてて
<美白マスク>を買いました。


万博終わって、
上海から戻ると、今度はすぐに北京で
展示会&シンポジウム。
今度は中国人民大学でレクチャーです。

北京の展示会&シンポジウムも終わったら

9月は少しひっそりと過ごしたいな、と
思ってはおりますが。。。


さて、私の留守中ではありますが
夕刊フジで

今大人気の作家 井沢元彦氏による
梅屋庄吉の小説が連載がスタートします。


夕刊フジって、

ちょっと女性には買いづらいものが。。。


井沢元彦風に描かれるので
ちょっと梅屋庄吉さんも、私のイメージと違って描かれる予感。。。

先生にお手柔らかに、とお願いしたいのです。



さあ、出発の時間です。

次ブログは上海よりお届けします







日本経済新聞・毎日新聞に紹介されました

2010年08月16日 | 上海万博レポート
日本経済新聞・毎日新聞に紹介されました




本日付(8月16日)日本経済新聞 文化面にて
私の曾祖父 梅屋庄吉と孫文先生のつながりについての
記事が掲載されました。






なるべく今まで公開されていない記事を、
ということでしたので

革命の支援ということよりも
孫文先生と宋慶齢先生の恋愛~結婚のエピソードを
中心にご紹介しております。



また、先週金曜日 8月13日の毎日新聞朝刊
国際面でも大きく取り上げられております。





こちらは毎日新聞 上海支局長の鈴木様が
南京・広州・マカオをまわって

現存する梅屋庄吉が寄贈した孫文像の
詳細レポートです。

中国の学者の先生方のインタビューも掲載され
とても興味深い内容となっております。


今日の日本経済新聞でも
とうとう発表してしまいましたが

曾祖父 梅屋庄吉の願いでもあり、
私の夢でもありました、

この国境を越えた友情の物語が<映画化>されます








また来週から<夕刊フジ>にて
歴史作家 井沢元彦先生の小説も連載がスタート


私も上海万博、いよいよ準備大詰め、
週末には
上海に向け、出発いたします。


皆様、今後とも応援、お願いいたします





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上海万博~遣唐使船パレード

2010年06月28日 | 上海万博レポート
上海万博~遣唐使船パレード



6月12日、上海万博はジャパンウィークが始まった。

万博開催前の工事現場だった会場には
何度か足を運んだが、
開幕してからは、この日がはじめて。


噂どおり、送迎の車はずいぶん手前までしか
入ることが出来ず、
今回パレードでご一緒した
ノンフィクション作家の小松成美先生と
数キロ、ウォーク。


会場入り口付近は、人民があふれていて
想像はしていたけれど
まあ、とにかくスゴイ。

私たちはVIP PASSというのがあったので
並ばずに入場。
会場内に入って、すぐにパレードの支度をする建物へと向かった。




阿倍仲麻呂は角川会長



きちんと楽屋がつくられていて
衣装やメイク担当の方が待っていてくださった。

ここはさすが、映画会社の企画だけあって
本格的。


私は長崎に次いで2回目の参加。
<巫女>の役。

長崎よりも登場人物が増えて・・・




空海と楊貴妃も登場



メイクと着替えが済むといよいよ
パレードの会場へ、移動。







さすがにこの格好して万博会場内を歩くと
皆さん、驚いて
写真を撮ったり、人だかりが出来たり。。。





ディズニーランドのエレクトリカルパレードみたいに

遣唐使船を筆頭に
長い長いパレードの行列が万博会場を移動することに。。。

長崎佐世保のよさこい、などもパレードに参加していた。






パレードが進む沿道は沢山の中国の皆様で埋め尽くされる。

手を振って、手を振りかえして・・・

皆さん、とても嬉しそうにパレードをご覧になっていた。


日本のパレードだけど
楊貴妃が登場したり、
鑑真和尚が登場したり。

日本と中国の古い古いつながりを示した
この<遣唐使船パレード>。

中国の皆様にも
日本人の私たちがその昔、
命をかけて、文化を学びにはるばる中国まで
この遣唐使船に乗り、来ていたということを
知っていただけたら、と思った。


ジャパンウィークの目玉でもあったこのパレード。


大成功をおさめた角川会長と
角川グループホールディングスの皆様に
心から敬意を表したいと思った。



そして、貴重な体験をさせてくださったことに
ココロから、感謝。




上海万博~遣唐使船で、クルーズ

2010年06月27日 | 上海万博レポート
上海万博~遣唐使船で、クルーズ



・・・すっかりご無沙汰しておりました。
毎日、きちんとアクセスしてくださっている皆様には
心苦しく思いながらも
上海・南京の旅を終えた後、
”どぉしようもないくらいの”忙しさに
ブログ更新が遅れておりました。


まずは
12日に行われた上海万博遣唐使船パレードの模様から
お伝えすることに。






大阪~博多~五島列島~長崎を経由して
遣唐使船が上海に到着した。


万博用にきれいに整備された外灘で
まずは記念のセレモニー。

そしてなんと贅沢にも
私は遣唐使船に乗せていただき
上海市内を大きく横たわる黄浦江をクルーズ。



更に贅沢なのはこの乗船のメンバー・・・



上海には何度も足を運んでいるが
実は黄浦江のクルーズは今回が初めて。

古き良き時代を今に残す建物があると思えば
奇抜な近未来系の建築物も登場。







港に戻った船は
きちんと大阪住吉の神様へ
無事上海にたどり着いた御礼の祭事を執り行った。






船のこぎ手の皆さんは
日本人&中国人。
当時の衣装を身にまとって、力をあわせて船をこいだ。

この遣唐使船プロジェクトを成功させた
角川グループホールディングス会長 角川歴彦さまと
ノンフィクション作家 小松成美さまと一緒に
こぎ手の皆様をバックに記念撮影。







その後、上海で一番高い森ビル
上海環球金融中心に移動、高層階のフロアで
遣唐使船プロジェクトの記者会見が開かれた。







この遣唐使船を使っての映画製作を
角川会長が発表。

チェン・カイコー監督の作品になるとのこと。

長崎、そして上海でもこの遣唐使船に乗る機会を
いただいた私は
特別な思いを持って、その映画の完成を楽しみにしている。



夜は、黄浦江を眺められるレストランで
遣唐使船上海到着の記念レセプションが開かれた。

お忙しい中、海江田万里先生も
レセプションに駆けつけてくださった。







さあ、次は
上海万博会場内でのパレード、登場




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上海レポート~その4 孫文と梅屋庄吉展立ち上げ!

2010年01月26日 | 上海万博レポート
上海レポート~その4 孫文と梅屋庄吉展立ち上げ!



今回の上海行きのメインイベントが
この<孫文と梅屋庄吉展>の実行部隊の立ち上げ。



上海万博に関しては
色々と紆余曲折がありながらも
力強い有識者&サポーターに支えられながらここまで来ている。


この企画は
現地の中国人、日本人留学生あるいは
元日本に留学していた人たち・・・

色々な市民も巻き込んだ形の
<真の日中友好イベント>にすべき!
とのご指導をいただき

この日、上海在住5年目のK氏のよびかけで
ほんとぉに多くの皆さんが集まってくださった。



お店の名前は読めないのだけれど
看板はこちら。



花園飯店から車で10分くらい



エントランス



かわゆい看板が目印



上海で名門の復旦大学の学生さん中心に
さまざまなボランティアをお願いすることに。

メインメンバーは
イケメンのヨウ君、
可愛いいアイリちゃん、
体育会系のフジワラ君
はじめとてもしっかりとした真面目なみなさん






上海在住の姜さんは上海人でありながら
着物の着付け講師をされていらっしゃる。
このイベントに絡めて、着物を広く紹介したいとのご希望を持っていらっしゃった。

他にも魯迅らをかくまった
内山書店の内山完造氏の妹の子孫の方も特別参加、
すごいご縁が広がる、広がる。。。






南京からも片道5時間のロングドライブで参加の皆さん。

白酒を乾杯、で飲み干す。。。。






この度私も、くいっと白酒を飲み干して
皆さんから

”飲みっぷり”を褒められた。







一人一人が参加の意気込みを語る。。。

みぃんな、今、この時に上海にいる偶然に感謝した。
そして
日中友好の架け橋になりたい、と思っている。

その
先駆者である梅屋庄吉のイベントを盛り上げよう!という
熱気で会場内は熱くなった。


・・・なんだか、ありがたくって涙が出てきそうだった








私はこの後、別件で
花園飯店に戻り、復旦大学の教授の方との面会のため中座したが
みなさんは
12時ごろまで熱く盛り上がっていたそう!



さて、これからどのような形で
みなさんが関わり
このイベントを成功させるのか・・・

随時、このブログでもご紹介の予定



ともあれ、

なんだかとってもおもしろくなってきた

きっと天国の

孫文先生も、梅屋庄吉も

喜んでいるに違いない、と思う。








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上海レポート~その2 上海万博会場下見

2010年01月24日 | 上海万博レポート
上海レポート~その2 上海万博会場下見







もう、テレビや新聞などで発表されているが
これが、日本館。

以前訪れた時にはまだ鉄骨を組んだだけの状態だったから
工事は比較的順調に進んでいるのだろう。

今回、ぐるっと会場内を車で見学させていただいたが
日本館のデザイン、
なんというか
もう少し、<日本らしさ>を追求したデザインであっても良かったか、と。


カナダ館などは木で出来ていて
とてもシンプルで美しくて、Ecoなイメージにぴったり


インド館やアフリカ館は
その国のイメージを存分に打ち出しているし、

ヨーロッパは、さすが、どの館も
洗練されたデザインで素敵だった。


いずれにしても
私がイベントを行う予定の場所は
<日本館のイベントステージ>。


中は体育館みたい。





工事中なので
マスクとヘルメットでの、見学。






とにかく、上海万博では
現地の人脈をフルに活用しないと
難しい、とつくづく思った。


特に万博のような国際イベントを手がけたことの無い私は
国際モーターショーなども手がけてきた
力強いパートナー、N氏にめぐり合うことが出来、
しかも
N氏にはまた力強い現地の人脈もある。


今回の滞在中は本当に色々な方と
はじめてお目にかかり
協力をお願いする旅であった。




上海万博の中国館マナー指導を担当するのは
長いこと日本でも仕事をしていた
バリバリのキャリア・ウーマン。


パートナーのN氏のご紹介でご一緒に
花園飯店の2階にある<山里>でランチ。





すごいボリュームの<寿司ランチ>。


このままではデブデブになる・・・


そう思った私は
ランチの後のアポイントメントは
孫中山故居記念館でのミーティングだったので

地図を片手に現地まで歩くことに、決めた。


私は超道オンチ。
しかも、一人で上海の街を歩くのは初めて。
ドキドキしながら
ホテルを出た。






とにかく、人も多くて、車も多い。


”上海では、車が優先。”

というのを中国語の先生に聞いたので納得できるのだが
とにかく、
歩行者がいても、絶対に減速せずに突っ込んでくる恐ろしい運転。

それは横断歩道でも変わらない。


信号青で、歩行者が横断歩道を歩いていても
減速せずに左折、右折しようと車が突っ込んでくる。


正直、怖い。

なので、私は人と人の間に挟まるようにして
横断歩道を歩く。

単独では渡れない。

車が来たら、立ち止まってしまい
いつまでたっても道を渡ることが、出来ない。

中国の人は
車が来ようと
信号が赤だろうが、青だろうが

とにかく渡るためには
人も車もどっちも譲らない。


タクシーに乗っていても

”今、絶対、赤信号だよね?”
という場面で
平気で信号無視するし、そういうところに
平気で人が道路を渡ろうと、する。


そのわりに、

パトカーや救急車が出動しているところを
全然見かけない。


中国人って、なんか、すごい・・・

すごい運動神経と
すごく太い神経があるように、思う。



30分ほどで
やっと目的地、孫中山故居記念館に到着。


緊張や恐怖も手伝ってか、
現地に着いたときには冬なのに、軽く汗も。。。






またまた2時間あまり、
上海万博について、熱い議論が交わされた。


私は、会話の中に
たまに知っている単語が出てくると嬉しくて

”それ、わかる”

というと、皆さんも嬉しそうにしてくれる。


もう少し、ちゃんと中国語の勉強しなきゃ。

この会話全部、わかったら
さぞ、楽しいだろうなぁ。。。。



ミーティングのあとは
孫中山故居記念館の皆さんと素敵なレストランへ。

その模様は次ブログでご紹介。



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