Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

PRONTO friend

2006年11月29日 | friends
プロント フレンド


銀座は多分、
東京の中で一番朝寝坊の街だ。

朝8時の銀座の町並みは、まだ夕べの酔いが残っていて
ぼやけた頭のように、
ぼんやりとしている。

私は毎朝、そんな銀座にある
プロントに行く。
仕事の前のコーヒータイムだ。

”おはようさん”
”おはよう!”

そう言って私たちの朝は始まる。

それぞれが仕事に出かける前の15分間、
コーヒーを飲みながら、
前の日にあったことや、普段から思っていることなどを話し合う。

前は子育てのことが多かったけれど、
最近はもう、”こんな生意気言うようになったのよ。”
程度のことで、あとはもっぱら
”人”として、”女性”として、の自身のあり方や感じ方の話。
毎朝、顔をあわせているけれど
毎朝、互いに聞いてほしいこともあるし、
毎朝、発見があったりする。


(彼女に似合いそうな色のアネモネ)

彼女は "育てる人”だ。

子供が大好きで保母さんの資格も持っている。
子供たちもみんな、彼女のまわりに集まってくる。
子供や動物は、とても素直に自分を可愛がってくれる人のオーラに
引き寄せられるのだろう。

でも"保母さん”を普通にイメージしてみる印象とはちょっと違う。

だって、”カッコいい!"のだもの。

背が高くって、足が長くって、スリムで、
ショートヘアにピアスが似合う。
深めに帽子をかぶって歩いていたら、
きっと”宝塚の人!”と思われるに違いない。

最近気づいたことは、彼女が育てているのは
実は子供だけではないのだ。

まわりの人みんな、を”後押しする達人”なのだ!

そんな彼女のまわりには、
自分の夢をかけて芝居に打ち込んでいる人や、
アジアの留学生で言葉もおぼつかない人や、
いわゆる”ニート”君なんかもいて、
みんな、彼女の”がんばってごらんよ”という後押しに
押されてがんばっているみたい。

彼女は人を裏切らない。

そんなオーラも出ている。
だから、彼女の”後押し”は
ちゃらちゃらしたその場かぎりのおべんちゃらとは違って
本当に効くのかもしれない。

(鶏肉と里芋の炊き込みご飯のおにぎり)

私も彼女に”育ててもらっている"一人。

朝、忙しいだろうに、彼女はたまに、
おにぎりや手作りパンをおすそわけしてくれる。

自分以外の人が作った手作りおにぎりなんて
小学生の頃以来かも。

手作りパンも
ベーコンエピやクリームチーズパン、
カレーパンなど力作ぞろいだ。

お昼を食べている暇があまりない私にとって
この差し入れは何よりのご馳走


こんな素敵な友達がいてくれることに
”感謝”












ラリマーの力

2006年11月29日 | パワーストーン
ラリマーの力

ラリマーとは、ドミニカ共和国の宝石商が娘の名前”ラリ”と
スペイン語の海”マー”を合わせて命名されたパワーストーン。

(これがラリマー)


”ひとめぼれ”が最近多い私ですが
このラリマーにもひとめぼれ。

パワーストーンのショップの奥のほうの
壁においてあったもの。
他のどの石よりも私を魅了した。
・・・というより、吸い寄せられた。

こんなきれいな海の色の石があっていいのだろうか・・・。

海が大好きな私は、3cm大のその石を見た瞬間、
ザザーっと白い砂浜によせてはかえる波の音を聞いた。

海の色だけではない。
空の色でもある。そこぬけに明るいカリブの空の色。

私は、カリブの玄関口、マイアミに旅行したことを思い出す。
マイアミ、というより、セブン・マイル・ブリッジをわたって
たどり着いたキー・ウエストを。

渋谷の危なっかしい場所にある
パワーストーンの暗いショップの中で
私はひとり、ラリマーの前でカリブの空の下にいた。

(私の大好きな海、そして空)



変化し続ける海と空のエッセンスを持っているこの石は
人生において物事に執着せずに絶えず変化していくように
促してくれる。
また、変化にともなう苦痛を和らげる作用もあり、
人間関係や環境など、自身をとりまいてきたものとの
別れが訪れた時、あるいは拘束された状況から抜け出したいときに
力を与えてくれる石だ。

そして、都会での生活や機械に頼った生活で、
忘れてしまった自然の感覚を取り戻してくれる。

まさに

今の私に必要な石。 その時はその石の意味や効用も知らずに
ただ引き寄せられて手に入れたものの、
意味を調べてみると、まさに今の私に必要なものだったのだ。

母の死を皮切りに、仕事上でも頼りにしていた人が離れる、
私の心を支えてくれていた人とも別れる、
可愛がっている姪っ子達も義兄の転勤でヨーロッパへ行ってしまう・・・。

今年は私の意志とは関係ないところで次々と
変化と別離が起こっていった。
それらに、執着せずに、自然の流れの中で生きていきなさい、と。

そして、最後にこのラリマーのすごい力をもうひとつ。

水色の石は、第5のチャクラ<のど>のチャクラに対応する。

ある夜、少し風邪をもらってしまったのか、
のどがざらついて、咳も出る。
すこし、のども痛いなあ。

皆さんも体験していらっしゃるように
夜、布団の中で咳が出ると止まらなくなる。
・・・・困ったなあ・・・・・

ふと、ラリマーが頭をよぎった。

私は布団から出て、ラリマーを取ってきて、
横たわりながら、のどにラリマーを置いた。

・・・・1分もしなかったと思う。・・・・

私は静かに、深い眠りに入っていった。

次の朝、咳が止まって眠れたことに驚いた私は
同時に、のどの痛みも無くなっていることに気づく。

すごい。

ラリマーの力。

これから、風邪の季節。
なんだか、乗りきれそうな気がしている。






*パワーストーン説明参照*
マダム・マーシ パワーストーンブック
森村あこ  パワーストーンより











新しいもの 古いもの

2006年11月28日 | work
新しいもの 古いもの

私は、中学・高校時代を英国を過ごした。
普段は全寮制の学校だったけれど
特に中学3年~高校時代には、休みはほとんど家に帰らず
英国人の家庭でホームステイをして過ごしていた。
数えてみると、30件以上のお家にお世話になった。

彼らから学んだことは、”物を大切にする”ということだ。

若くてきれいなお姉ちゃまもデートに持っていくときの
自慢のバッグは”おばあちゃまが使っていたとっておきのバッグ”。

家も古ければ古いほど、それが自慢だ。
200年以上たった家にお世話になったこともある。
休日にレンガを直したり、お庭を整えたり、
すこしづつ手入れをしてきれいに住まうことがステイタスだ。


(ガーデンで過ごすひと時を大切に)


昨日、仕事の関係でまた人生の先輩、
メンターとお話した。いずれも同じ業界の人。
50代後半。

なんかしっくりこなかった。

新しいもの、新しいものを取り入れて
それを追いかけてきた人だけあって、
古いものやそれを保ってきた人の想いを鑑みることなく
古い建物とか、古いスタイルのものに対して
”こんなのがまだあっていいの??”
という価値観だ。

私は、表参道ヒルズも六本木ヒルズも嫌いではない。
そういう空間では、
背筋をのばして
歩き方もきれいになる自分がいる。
今まで体験したことのない空気感も漂っている。
とても素敵な空間だ。

でも、やっぱり、たどり着くことで
変わらない場所。 ほっとする場所。
子供の頃や、家族と訪れたことを思い出させてくれる場所が
残っていてもいいと思う。
そういう場所がないと、東京はますます息苦しい場所になっていってしまう。

・・・・と感じはしませんか?

(修善寺虹の里で撮影)

私の好きな温泉旅館も”デザイナーズ旅館”が
大流行だ。 見事なライティングや空間づくりが
とても素敵に雑誌やテレビで紹介される。

そういうのもとてもいいと思う。

・・・だけど
ちょっとガタついたガラス窓から
入ってくるすきま風に冬の訪れを感じたり、
お部屋やお風呂に行く間の廊下が
ギシギシなる、あの音も好きだ。
ああ、ここであの有名な作家がこの景色を眺めながら
筆を運んだんだな、なんて想像するのも
古い宿ならではの、とっておきのひと時だ。

ベレー帽をかぶったお兄さんがお部屋まで
必要以上にニコニコして案内してくれるのもいいけれど、
やはり、
”足腰動く間は働かせてもらって、ありがたいです”
なんていいながら、
お茶を注いでくれる仲居さんのほうが、
好きだったり、心に残っていたりする。

新しいものを創造していくのはとても大切。
だけど、
古いものが何でも、"時代遅れ”という考え方は
私にはない。

日本も歴史のある古い国なのだから
私たちも
自信をもって
心をこめて
”古いもの”を大切していく・・・という気持ちも
持っていけたら、と思う。









アンチエイジング その1

2006年11月26日 | 女は見た目が100%・・??
アンチエイジング その1



突然ですが、貴方は、サザエさんはいくつだと思いますか?
・・・・・・そして、フネさんは?

こんな切り口でアンチエイジングの話を始めたのは
慶應義塾大学医学部教授で
米国抗加齢医学会認定医の坪田一男先生である。
先日、ホテルニューオータニで先生のレクチャーを
聞く機会に恵まれた。

私は、サザエさんは・・・35歳?
フネさんは・・68歳くらい?

先生の統計によると、ほとんどの方が
サザエさんは35歳前後、フネさんも60歳以上という
答えが返ってくるそうです。

答えは、サザエさんは24歳
フネさんは50そこそこ・・の設定らしいです。

このマンガが描かれたのは50年くらい前で
その当時のその年齢はこんな感じだったのでしょう、と。
今は、平均寿命が伸びているのにしたがって
みための変化もあるようです。


(軽井沢の道端で撮影)

先般、このブログの”朝摘みローズ天然水”の中でも
水の重要性を書きましたが、とにかく、水、水、水
細胞の中に、水を多く取り入れること。

運動すること。

知的チャレンジをすること。

たばこはダメ。 お酒は少量ならOK。

・・・このくらいまでは、まあ、想像出来る。

驚いたのは、炭水化物を摂取しないほうがいいということだ!
(パン、ご飯、パスタ、大好物は炭水化物ばかり)


炭水化物を摂取すると、血糖が上がり、インシュリンが出る。
このインシュリンが沢山出ると加齢が進むそうだ。

お昼におにぎり、なんてメニューはオススメしない、と
先生がおっしゃっていた・・・

すごく前向きで若々しい先生の元気なレクチャーが終わった後、
休憩所で同席していたおじ様たちが・・・

”たばこはダメ、好きなメシもダメ、ぢゃ、
長生きしてもしょうがないもんなあ・・・。”
と、言いながら
たばこをスパスパ・・・。

すぐ後の立食パーティー会場では
おすしのコーナーにまず列が出来る。
皆口々に”あっ、これ炭水化物だねえ・・・。”

パーティーでは気をつけて、炭水化物を避けた私。
でも、その日の夕食。

”栗ご飯炊いたよぉ~”

ホクホクの栗と日本酒の香りがプ~ンとして、
新米がピカピカ光ってる!上出来!!


あっ
ダメだったんだ、こういう食事・・・。

アンチエイジングにも、”決意”が不可欠。
貴方はTRYしてみますか??






シュウ ウエムラの力

2006年11月26日 | 女は見た目が100%・・??
シュウ ウエムラの力

今晩のニュースは、高知県室戸岬が大雨で大変だというのが
トップだった。 
室戸岬・・・といえば、最近”シュウ ウエムラ”の
スパが出来たところで注目を浴びている。
私も次の四国は、ここを目当てに行こうと決めている。

”女は見た目が100%・・・”を意識する以前から
シュウ ウエムラの商品で2アイテム欠かせないものがあった。
(大事な2アイテム)

アイブロウペンシルとビューラーである。
ここであえて、紹介するのはやはり
"プラダを着た悪魔”でも、この"シュウ ウエムラのビューラー”が
美容部の社員の台詞として登場していたので
これはやっぱり”スグレモノ”として世界の逸品なのだと
確信したからである。

先日、このアイブロウペンシルが短くなってきたので
買い足そうとしたときに、ショップのお姉さんが
”こちら、お茶の成分の入ったクレンジングで、
アンチエイジング効果がございます・・・・”といって
サンプルを袋の中に入れてくれた。
とてもお肌のくすみなどをとって、お肌の調子をよくしますよ、と
まあ、売り場のお姉さんらしい説明だった。

しかし・・・考えてみれば
昔の人(・・今でもやっているひとも多いと思うけれど)
お茶がらでたたみを掃除すると
たたみがきれいになる、といった掃除方法もあったなあ。。

と、いうことは、

お肌もお茶の成分できれいにお掃除してもらえるということだろうか・・・?

早速、家に帰ってお試しした。
高価なものだと思うと、いつもより念入りにクレンジング&マッサージする。

ほのかなお茶の香り・・・。
う~ん、渋い。
丁寧に洗い流す。 気分がいい。

効果を感じたのは翌朝である。
いつもよりしっとりしていて、いい感じ。
(思い切って購入!)

これが、シュウ ウエムラのお茶のクレンジングである。

目下、仕事から帰り、このクレンジングを使って
ほのかな、渋めの香りを楽しみながらの
クレンジングが私にとってちょっぴり楽しい時間。
このグリーンの色にも癒されます・・・。

これから冬にかけて、乾燥の季節。
シュウ ウエムラの力で乗り切れますように!!



ゆるゆる ゆったり四万十の旅

2006年11月25日 | せずにはいられない・・旅の話
ゆるゆる ゆったり四万十の旅



ご存知のとおり、四国は上下に短く、左右に長い。

そして、観光名所が右と左に点在しているので
まず、交通手段の確保がポイントとなる。

四万十川は、実は私が小学生の頃から
秘かに憧れていた川。

まず名前が個性的。 そして、当時から”最後の清流”と言われていた。
どんなにきれいなのか、想像するだけでワクワクしていた。

最初の勤務先では、週のうち、3日くらい国内の出張があり、
北は北海道から、南は沖縄まであちこち行ったが
四国だけは、足を踏み入れたことがなかった。

四国に行くなら、憧れの”四万十川”を絶対見てみたい

(特急 南風号)

高知から中村まで、2時間5分。
特急 南風に揺られての汽車旅となる。

のどかな山間の風景あり、土佐湾の風景あり、
人がすんでいないような寂しげな里もあり、
振り子式の電車なのか、
わりと左右に揺さぶられ、いつしか心地よい眠りに誘われる・・・。

やっと2時間後に中村駅に到着。
ここは、四万十川観光の拠点だ。

宿へ向かうタクシーの中から、四万十川とそれにかかっている
赤い鉄橋が見える・・。

”あの橋の名前は何ですか?”
”ああ、あれね、あれは 赤い鉄橋。”
・・・・あれれ???そのまんまじゃない。
もっといい名前つけないのかなあ・・・。

(これが最後の清流 四万十川)

穏やかだ。 そして、ぜんぜん流れている感じがしない。
悠然と たおやかに ただ そこにある。

透明な川は、鏡のようにすべてを美しく映し出す。
川底には、小さい魚が安心して 泳いでいる。
その水は、とろみのあるようにも感じる。

岩を駆け下りる勢いのある川がシュワッとしたサイダーなら、
四万十は、抹茶の葛湯みたいだ。

(舟母船)

川下りはやはり、笠をかぶって舟母船。
ゆるゆる・・・時間の止まったような風景の中
静かに舟はすすむ。

若い人は中流あたりでカヌーだろうか?
舟母船には、私くらいの年の人は誰もいない。
乗っている人も、船頭さんたちも、”ゆるゆる、のんびり”・・・。

(元漁師だった船頭さん)

そこここに、漁をしている人をみかける。
うなぎは結構とれて、いい値段になるらしい。
舟につんである竹筒のようなものを見せて、うなぎ漁の仕方を
熱心に話してくれた。

同じ地球の、同じ日本の国の中でも
時間の流れ方が
東京とは全然違う。
時計なんかなくても、一日、自分の体内時計とおひさまの角度で
過ごすことが出来そうだ。

さんざん、うなぎの話を聞いたので、
舟から降りた後の昼食には”四万十うなぎのおすし”を食べた。
あっさりしてた。さすが、”清流育ち”。

移動に時間がかかるので、すこし”ゆったり”めのスケジュールを
組んでおでかけになったほうがいいかもしれない。

子供連れだったら、”トンボ公園”もオススメ。
色々な生き物がきれいに展示飼育されていた。

ただただ、"四万十川”に出会うためだけに
ここまで足をのばすのも悪くない。

ゆったりした時間を感じたい方にオススメの四万十の旅。

(ゆるり四万十川)












シンクロニシティ

2006年11月24日 | スピリチュアル
シンクロニシティ

私には最近、よくこの"シンクロ”がおこります。

シンクロニシティとは、最近色々本が出ているので
ご存知の方も多いと思います。
端的に言えば、”意味ある偶然の一致”。(佳川奈未さんの定義)
わかりやすく言えば、”本当の自分”が知っている
”予知能力”が現れてくる、それが現実となる、ということでしょうか。


(熱海ハーブガーデンで撮影)


例えば、私の最近の例で言うと、

・車を運転しながらある人の事を考える。
 ・・・ふと目の前の車のナンバーを見ると
 その人のバースデーのナンバーが・・・!!

・普段忙しい方なので、電話は遠慮しているけれど
 どうしても、電話しなければいけない用事があり、
 受話器をとろうとした瞬間、その相手から電話がかかってきた。

・注文してしばらく取り寄せに時間がかかるといわれていた
 商品が、"今日くらいには、欲しいなあ・・”と思っていたら
 その商品が届いた。

・ふと、子供の体調が気になったそのすぐ後に
 学校の養護の先生から”少し熱があるので迎えにきてほしい”と
 連絡が入る。

・一度は行ってみたい憧れのホテルだったところから、
 (仕事上の関係で)招待状が届く。

などなど・・・。

もしかしたら、貴方にもそういった偶然が
いくつもおこっているかもしれませんね。

シンクロは、自分の意識を”ほんとうの自分”に
むけていると起こりやすいようです。

私は、今まであまり、自分の奥深いところにいる自分に
意識をあてることがなかったかもしれません。
まわりの、
子供であるとか、母であるとか、あるいは他人であったり、
いつもその人のことばかり考えて
その人が欲しているものばかりに気をとられていたかもしれません。

・・・自分の立場が母親だったり、あるいは
相手が病人だったから、仕方ないことではありました。・・・

でも、”Happy-san”になろうと決めた時から
少しづつ自分の奥深いところを見つめるようになり、
・・・結果、それがこういうシンクロを引き起こすように
なっているのかな、と思います。

たたみの宿

2006年11月23日 | 旅館&Hotel
たたみの宿 

今日は寒いので、体があたたまる温泉のお話。

立教大学社会学部観光学科卒業の私が大学時代に学んだことは
”いかに遊ぶか”ということ。
これは、授業をサボって映画を観に行く、といった意味も
あるけれど、れっきとした、学問としての”遊び”であるとか
”余暇”であることを学んでいた。

当時、バブル最盛の時期で”リゾート法”なるものが出来、
あちらこちらにリゾート開発がすすめられていて、
ホテルもどんどん出来ていった時期。
そんな中、私たち"岡本ゼミ”の岡本先生は
"日本人がなぜ、たたみでくつろげるのか”ということを
書いた先輩の卒業論文をとても高い評価をしていた。

当時の私の興味はやはり”浦安のディズニーランドのホテル”であって、
”たたみ”には興味がわかなかった。

私が”日本旅館が世界最高のリクリエーション施設だ。”と
思うようになったのは、この10年くらい。

玄関で靴をぬいで、一息しながら抹茶を頂き、宿帳に記入して、
部屋に行き、浴衣の柄を選んで着て、景色を楽しみながら、温泉へ。
夕食は上げ膳据え膳、お布団の中では指圧マッサージ・・極楽だ。

”やせるかな” ”肩こりがなおるかな” "お肌がきれいになるかな”
などと心の中いっぱいに楽しい期待をしながら
湯につかる。

その後はごろり、とたたみで寛ぐ。
とっても日本人になった気分。

・・・・これだ 
これが岡本先生が高い評価をしていた
日本人とたたみの関係・・・。

この西伊豆土肥にある”たたみの宿 湯の花亭”は
この論文の存在を知らないかもしれないが
徹底的に”たたみ”にこだわった宿である。

ロビーや廊下、部屋はもちろんのこと、
なんと風呂場までたたみで敷き詰められている。
そして、温泉の中まで・・・・・・・・

特別な防水のたたみを使っているのだろうけれど
経営者の哲学というか、コンセプトに忠実というか、
温泉や景色、料理の良し悪しよりも、
”たたみ”に徹底してこだわりを持つ宿の姿勢に脱帽。


素足で心行くまで日本人として寛ぎたい人、
そして、海を眺めながら
自分の部屋で温泉につかりたい人・・・
にオススメの宿です。



BAR friend

2006年11月23日 | friends
バー・フレンド

バーで一人女性が・・・・

映画やドラマに出てくるようなワンシーンだけれど
実際のところ、自分が一人で行けて
しかも、そのバーと自分の雰囲気がマッチしていて・・・と
いうのは私の未開拓のフィールドだった。

ひとつ、見つけた。

(万平ホテルのステンドグラス)

軽井沢の万平ホテルのバーだ。

毎夏ホテルに泊まっていても
その扉だけは入ったことがなかった。
ましてや、一人で・・・なんて勇気もなかった。

2005年の夏に姉と二人でバーデビュー。

その後はひとりだ。
マスターの小澤さんはとっても人気があって
有名な小説家の先生も
”小澤さんがいるから、万平のバーに行く”と
言うくらい。

バーに最初に行ったときから、私は何が飲みたいか
自分では言わない。
その日の私の雰囲気とか、表情から
小澤さんがきれいな色の特別なカクテルを作ってくれる。
全部、”original"で"special"だ。

(冬の夜のホテル)

軽井沢にその年初めての雪が降った夜、
私はひとりでバーで水色のカクテルを飲んでいた。

そこに、とってもキレイな女性が一人で入ってきた。
”小澤さん、焼きそば食べたい!”と言って
ビールと焼きそばを美味しそうに食べている。

年は・・・私と同じくらい?
気負いなく、一人でバーカウンターに座っているのが
とっても素敵だ。


きっかけはお花の話?イギリスの話?ガーデンの話?
多分そんなことから、共通点があって
二人 (・・・と小澤さん)の会話が盛り上がった。

彼女は有名なガーデンデザイナーで
東京と軽井沢で仕事をしている。
東京では明治神宮前の新しいファッションビルの
中庭をてがけてる。

すごくキレイなのに、すごくきさくで
大好きになった。

以来、軽井沢の、万平ホテルのバーに行くと
彼女も来てくれて、一緒に飲むようになった。
東京でも会えるはずだけれど
”じゃ、またバーで。”というのが
私たちの合言葉。

この年代になると、ただ”仕事"といっても
”責任”が重くつきまとう。
お互い仕事の内容が違ってもそんなことも話せるし、
旅好きなので、今までのアドベンチャーを語り合ったり、
そう、もちろんな話も。

また来年の1月に
寒い寒い軽井沢で再開の約束をしている。
私の誕生日祝いだ。

”じゃ、またバーで。”
”バーで・・・。”




自分と友達の距離

2006年11月23日 | friends
私の特技の一つは”友達”をつくることかもしれない。
幼稚園の頃から、
家ではおとなしいが、外に出て友達に囲まれて(・・・つるんで?)
いるほうがイキイキしていたように感じる。

でも、普段は一人だ。(修善寺虹の里で撮影)

買い物をするときも、スポーツクラブへ行くときも。

よくそんな場面でもたいがい女性は友達と一緒だ。

私は自分の時間は自分と向き合う時間。

買い物も自分のほしいものと自分との対話で決める。
他の人の意見がほしいときはそのお店の人に聞く。
だって、その人はそのお店の商品を良く知っているSpecialistだ。

銀座松屋のサングラス売り場のお姉さん、すごい感性だった。
おかげでもうそのサングラスが手放せない。
他のは買っても、なかなかしっくりこないのだ。

銀座三越のDunhillのショップの方のアドバイスもよかった。
自分ではなかなか選ばないカフスだったけれど
贈った方にとても喜んでいただけた。

スポーツクラブも、自分の時間の空いた時間に行く。
誰かと待ち合わせて行くなんて、私には出来ない。

スポーツクラブで汗を流すときも、自分の体と対話する。
普段使っていない筋肉をゆっくりのばしてあげる。
ああ、こんなところが硬くなってる。ああ、ここ伸ばすと気持ちいい・・。
今日は、体調がいまひとつみたいだから、ここまでにしておこう・・・。

きっと誰かと一緒だったら
相手のことも気になってしまって、奥深い自分とはお話できない。


(秋の日比谷公園で撮影)


でも、私の友人たちは、”ここぞ!”というときには
すごい愛情で私を生かしてくれる。
友達がいたから、30数年生きてこられた、といっても
過言ではない。
何年か会うチャンスがなくても、
本当にお互いが必要とするときには、ちゃんと会えるし
時間を超えて、お互いを励ましあい、支えあい、
アドバイスをくれたり、もちろん、私がそうしてあげることも出来る。
それは、男女を問わず、いい友人はずっといい友人だ。

親元を離れて24時間生活をともにしていた中学・高校時代の友人たち。

一番刺激しあった大学時代の友人たち。
大学から、就職、そして、恋愛、結婚・・・
ここまでの流れをともに歩んできた大切な友人たち。

最初の就職先で出会った先輩、そして同僚。
仕事を超えたお付き合いもいまだに続いている。

イギリスが好きで入った日英協会の友人たち。
人生の夢を語り合うことの出来るとっておきの仲間。

子供の保育園で知り合ったママフレンド。
仕事を持ちながら、子育てを懸命にしていたいわば戦友。
でも、お互いの仕事にもいい影響を与えあうことの出来る
Super Carrier Womanたち。

子供の幼稚園そして、学校のママフレンド。
子供の話、勉強の話・・・もするけれど
最近は子供の話だけではなく、
女性としての、
自分自身のことも話合える。

・・・・それぞれみんな
とってもとっても素敵な友人たち。

friendsのカテゴリーではそんな
私の素敵な友人をご紹介します。





軽井沢 ~秋~

2006年11月22日 | 軽井沢Story
秋の軽井沢。

新幹線を降り立つとヴァイオリンの高い音が聞こえてきそうな
張り詰めた、冷たい空気に包まれる。
それは、透明で、澄んでいて、冬に向かって急いでいる空気。

まわりの山々が黄色に染まっている。

夏の、輝くような緑の軽井沢が
ほんの数ヶ月で色を塗り替えた。



静かになった旧軽井沢の別荘地を車で走る。

それぞれの庭が、パレットのように
赤、黄、オレンジ・・・美しく染まっている。
ああ、こんなに美しいお庭があるのに、
きっと持ち主は今頃、東京で気忙しく過ごしているに違いない。

夏は、キラキラ光る緑色の制服を着ている木々たちも
秋は、自分が何者であるかを主張するように
美しく変身している。

人が少なくなった町に猿が姿を現す

私は、3時間くらい車で秋の軽井沢をドライブした後、
いつものあの場所へたどり着く。



私は、クラシックホテルが好きだ。

日光の金谷ホテルのゆったりとした客室、
箱根の富士屋ホテルの中庭の池を見ながら食べるアップルパイは絶品。
奈良の奈良ホテルのお茶粥、
横浜のニューグランドホテルのしっかりした”洋食”、
蒲郡プリンスの銀器を贅沢に使った礼儀正しいBreakfast・・・

そして、万平ホテル。


ごったがえしていた夏とは違って
静かな佇まいが、より秋の深さを感じる。

”おかえりなさい”。
スタッフの方々はみんなそう言って出迎えてくれる。

ちょっぴり敷居が高そうなホテルなのに
すごくみんながフレンドリーで温かい。
それが、万平ホテルの一番素敵なところだ。

夏の軽井沢を体験済みの方、
是非、今度は静かな晩秋の軽井沢へ。

あまり静かなので
人恋しくなって、誰かに恋してしまうかもしれないけど・・・。








  

クリスマスリース

2006年11月22日 | 見つけたHappyたち
今年のクリスマスリース作りました。

早いもので、そろそろクリスマスの準備。
街ではクリスマスツリーもおめみえ。

私の帰り道、車で東京プリンスホテルの前を通るのだけれど
本館とパークタワーの建物のイルミネーションも始まった。

本当はこれから、東京は秋が美しいので
葉がすべて落ちて、寂しくなった時に
キラキラとイルミネーションが映えるのだけれど。


今、日比谷公園はこのくらい秋です。銀杏はまだ色づいていません。


さて、クリスマスリースの話。

今年はドライ&プリザーブドで作りました。

ベースは秋色アジサイ。
バラはプリザーブドです。(大中小使います)
 他の花材は
白い松かさ(キラキラひかってきれいなもの)
瑠璃玉アザミ、ドライオレンジ、赤い実、
小菊の白いドライフラワー、赤いリボン。


クラシックに仕上げました。
ポイントは、ワイヤリングしたリボンを10個くらい
側面につけてから、花材をつけていくこと。

フラワーアレンジメントレッスンを主宰して
早16年になりますが(学生時代からはじめてました!)
毎年、どんなクリスマスリースにするかを
考えるのがちょっとしたイベント。
生徒さんたちも心待ちにしているレッスンのひとつ。


今はまだ、家の中にあるけれど、
葉が落ちて、風が透明に透き通って、
朝 吐く息が白くなった頃、
家の白い玄関の扉の横にかける。

日が暮れて、凍りつきそうな夜、
赤いリボンのクリスマスリースが
玄関で出迎えてくれると
ポッと心が温かくなるのだ。

皆さんは今年、
どんなリースを作りますか?




プラダを着た悪魔

2006年11月22日 | 映画・コンサート・演劇
プラダを着た悪魔観ました

予告編を観たときから、絶対観たいと思っていたけれど
もう~とっても良かった

まず、NYが舞台の映画にありがちだけど
アップテンポの音楽にあわせて
ストーリーがどんどん進んでいく。
音楽のセレクションがまたGood!

とにかく、
キレイになりたい人、
女性で仕事を持っている人、
女性の管理職の人、
今へこんでいる人、
自分の道を探している人、
ダイエット中の人、

・・・・とにかくすべての女性にオススメかも。

メリルストリープが本当にキレイ
女性は
"見た目が100%”かもしれないけど
”年齢は関係なし”というのを感じる。


単純かもしれないけど
とてもSimpleにがんばろうって元気が出てきた。
単純に元気が出てくるって
大切なことかも。







朝摘みローズ天然水

2006年11月21日 | 女は見た目が100%・・??
朝摘みローズ天然水

ご存知のとおり、人間の体のほとんどは”水”。
”キレイになる”基本はやはり水でしょう・・。

実は私は"水”にはちょっとうるさい。
というのも、前述した母の病状を少しでもよくすべく
”奇跡の水””健康になる水””肝臓にいい水””難病がなおる水”
などなど、本で調べたり、タンクを持って汲みにいったり、
取り寄せたりしていたからだ。

でも、今日は、”キレイになる”水の話。

先日、アンチエイジングの認定医(米国抗加齢医学会認定医)の
坪田一男先生の講義でもとにかく"水が大切”とおっしゃっておられた。
よい水を充分に飲むこと。

それから、今の私に加えたらいい色、というのを
カラーセラピストの先生や
占いの先生に見てもらったときには
”ローズピンク”と言われたことがある。
洋服など身につけるだけではなくて、
お風呂にバラの香りのものをいれたり、お茶として飲むのもいいですよ、と
言われた。
もう一色は緑。大自然の緑。癒しの緑。

朝、仕事に行く前に立ち寄ったローソンに
新製品 ”朝摘みローズ天然水”とある
早速、手にとり購入。
緑豊かな嬬恋高原の天然水に
ブルガリアのダマスクローズの甘い香りを溶け込ませたものだ。

アンチエイジングの先生お勧めの上質の水に
プラス 私に必要なバラの香りが含まれているなんて


すっきりしたミネラルウォーターを飲みたいなあ、と
思うときもあるけれど、この
”ふんわり、柔らかな、甘い感じの・・”ものが
私には足りないのかなあ、と思い
自分自身に注ぎ込むように飲んでる。

そうそう、そして、Specialな
”Open Your Heart”というエッセンスを10滴くらい
注ぐのも忘れずに。

私もまだまだスピリチュアル初心者であまり詳しくはないのだけれど
フラワーエッセンスとか、色々ある中で
私のはMasakoさんという素敵なスピリチュアルカウンセラーの
先生が調合したもの。

さぁ、体内からhappyになるぞっ

女は見た目が100%・・・??

2006年11月21日 | 女は見た目が100%・・??
女は見た目が100パーセント
~いい人なだけじゃ幸せになれない!~

これは、浅野裕子さんの本の題名である。
新聞広告で知り、強烈な題名だなあ、と思い
すぐAmazonで注文したのだった。

本が到着して、職場の男性陣に本のタイトルを見せた。
実のところ、”そんなことないよっ”と否定してくれると期待していた。

・・・・ところが、

”ある意味、あたってますよね”

おおう! そうなんだ。

おかしなことに、こんなことに30代しかも
後半になってはじめて気づいたのだ。


母のイメージのバラ(熱海ハーブガーデンで撮影)


私にとって、”きれいな人”は母だった。
母の時代の、中原淳一の”ジュニアそれいゆ”に
当時の浅丘ルリコさんとか朝丘雪路さんとかと
肩を並べて、モデルをしていたくらいだ。

母はどんなに疲れていても、夜中でも
きちんとお肌のお手入れを入念にしていた。
いつも具合悪そうなので、そんなことしないで
早く寝ればいいのに、といつも心の中で思っていた。

すごいのは、母は悪性リンパ腫という病気に犯されていて
度々危ない状況に陥っていた。
そんな中、ICU(集中治療室)に移された時だ。

集中治療室の係りの看護士さんに
”これは、昼間のクリーム、
これは、夜間のクリーム、間違えないで塗ってください”と
お願いしたら、

”何言ってるんですか!!”と怒られたこともある。

そのくらい、美しくいることに懸命だった。

私は、すごいなあ・・・とただただ感心しているだけだった。

そんな私だったけれど、遅ればせながらではあるけれど
Happyになるために、”キレイになろうっ”と思いはじめた。

これからこの”女は見た目が100%”のカテゴリーの中で
実際にTRYした”キレイになろうっ”体験を載せていくので
ご期待下さい。