![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/20/72f7e266f5fe9beac6e835d3b8c5d690.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f3/9a32734a8745acf3bf3b3d46f91fc67c.jpg)
全11巻、すばらしかった。日本人は皆読むべきだと思う。もちろんこれがすべてではない。(そんなことも書いてあって、すごい)
さらにはスピンオフも描く予定だという。それもなんていうか、テレビドラマの二番煎じではなく、本編で描けなかったことを書くのだという。期待したい。アニメにもなるらしいが、それはどうかなあ。でも「この世界の片隅に」が、漫画も、アニメもすばらしかったので、期待していいのかもしれない。期待したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c0/72c13c10630fa8f28e33eb1bfad19363.jpg)
以下、ネタバレあり。10行くらい空けます。
生きて捕虜になってくれた。ほっとした。史実に基づいているのだが、それでもこうして生き残ってくれて、良かったなあと思うし、吉敷をはじめ戦争が終わってから(!)亡くなってしまった人たちのことを思うと胸が痛む。この後のことを1巻だけ描くと言っている。半年後に出るらしい。
→ペリリューは、もうずいぶん何度もとりあげた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/23/19aea4bac6440473372a7b769b0df15f.jpg)
8巻が2月5日に出た。8巻の最初が「昭和21年秋」なのだ。最後の対米戦闘から1年半経ったところだ。長かったなあ、最終刊かと思ったのだ。
だが、違う。まだ続く。9巻は7月出版予定だそうだ。半年先だ。そう書いて、そしてあらためて実際に潜伏していた人たちの時間のこと、横井さんや小野田さんのことまでも考え込んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/90/fbf47028cc24e38abd2c25a9afa10443.jpg)
もちろんこれは僕にとって(だけ)の漫画100冊だ。最初の10冊は特別。
夢見る惑星 佐藤史生
空の色に似ている 内田善美
テレプシコーラ 山岸凉子
半神 萩尾望都
ポーの一族 萩尾望都
星に住む人々 樹村みのり
藤子不二雄異色SF短編集
きりひと賛歌 手塚治虫
童夢 大友克彦
寄生獣 岩明均
エロイカより愛をこめて 青池保子
Z 青池保子
失踪日記・アル中病棟 吾妻ひでお
カオスノート 吾妻ひでお
あだち充 どれもみんな同じ
百姓貴族 荒川弘
ぼのぼの いがらしみきお
Sink いがらしみきお
かむろば村へ いがらしみきお
I(アイ)いがらしみきお
うえぽん いしかわじゅん
至福の街 いしかわじゅん
もやしもん 石川雅之
茶箱広重 一関圭
百鬼夜行抄 今市子
私たちは繁殖している 内田春菊
ひぐらしの森 内田善美
草迷宮・草空間 内田善美
星の時計のLiddell 内田善美
蟲師 漆原友紀
エイジ 江口寿史
火消し屋小町 逢坂みえこ
グーグーだって猫である 大島弓子
AKIRA 大友克彦
ダーリンは外国人 小栗左多里
中国いかがですか 小田空
悪い子 樹村みのり
夕凪の街桜の国 こうの史代
この世界の片隅に こうの史代
がんばれ元気 小山ゆう
おれは直角 小山ゆう
あずみ 小山ゆう
ゴルゴ13 さいとうたかお
石の花 坂口尚
バジル氏の優雅な生活 坂田靖子
パエトーン 坂田靖子
ライラ・ペンション 坂田靖子
おたんこナース 佐々木範子
シリーズ春と夏と秋と冬 ささやななえ
七生子シリーズ 佐藤史生
カムイ伝 白土三平
百日紅 杉浦日向子
百物語 杉浦日向子
絶対安全カミソリ 高野文子
るきさん 高野文子
るーみっくワールド 高橋留美子
人魚シリーズ 高橋留美子
私もトルコで考えた 高橋由佳利
ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)
事件屋稼業 谷口ジロー
明治時代シリーズ 谷口ジロー
孤独のグルメ 谷口ジロー
遙かな町へ 谷口ジロー
キャプテン・プレイボール ちばあきお
あしたのジョー ちばてつや
のたりひねもす日記 ちばてつや
舟に棲む つげ忠夫
つげ義春 の ねじ式以外
ブラックジャック 手塚治虫
時計仕掛けのリンゴ 手塚治虫
アドルフに告ぐ 手塚治虫
はだしのゲン 中沢啓治
神聖喜劇 大西巨人原作・岩田和博脚色・のぞゑのぶひさ画
波津知子もみんなおんなじかな
刑務所の中 花輪和一
朱雀門 花輪和一
アロイス 萩尾望都
銀の三角 萩尾望都
11人いる! 萩尾望都
残酷な神が支配する 萩尾望都
メッシュ 萩尾望都
訪問者 萩尾望都
ヒカルの碁 の途中まで ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)
ダンシングジェネレーション−ニューヨークバード 槇村さとる
裂けたパスポート 御厨さとみ
あぶさんの12巻まで 水島新司
野球狂の詩の水原有紀が出てくる前まで 水島新司
風の谷のナウシカ 宮崎駿
クライマー列伝 村上もとか
垣根の魔女 村野守美
私家版鳥類図譜・「私家版魚類図譜 諸星大二郎
陸奥A子の短編
日出処天子 山岸凉子
山岸凉子の一連のこわい短編
大家さんと僕 矢部太郎
テルマエロマエ ヤマザキマリ
それではさっそくBuonappetito! ヤマザキマリ
C級サラリーマン講座 山科けいすけ
夢見る頃をすぎても 吉田秋生
海街ダイアリー 吉田秋生
夢見る惑星 佐藤史生
空の色に似ている 内田善美
テレプシコーラ 山岸凉子
半神 萩尾望都
ポーの一族 萩尾望都
星に住む人々 樹村みのり
藤子不二雄異色SF短編集
きりひと賛歌 手塚治虫
童夢 大友克彦
寄生獣 岩明均
エロイカより愛をこめて 青池保子
Z 青池保子
失踪日記・アル中病棟 吾妻ひでお
カオスノート 吾妻ひでお
あだち充 どれもみんな同じ
百姓貴族 荒川弘
ぼのぼの いがらしみきお
Sink いがらしみきお
かむろば村へ いがらしみきお
I(アイ)いがらしみきお
うえぽん いしかわじゅん
至福の街 いしかわじゅん
もやしもん 石川雅之
茶箱広重 一関圭
百鬼夜行抄 今市子
私たちは繁殖している 内田春菊
ひぐらしの森 内田善美
草迷宮・草空間 内田善美
星の時計のLiddell 内田善美
蟲師 漆原友紀
エイジ 江口寿史
火消し屋小町 逢坂みえこ
グーグーだって猫である 大島弓子
AKIRA 大友克彦
ダーリンは外国人 小栗左多里
中国いかがですか 小田空
悪い子 樹村みのり
夕凪の街桜の国 こうの史代
この世界の片隅に こうの史代
がんばれ元気 小山ゆう
おれは直角 小山ゆう
あずみ 小山ゆう
ゴルゴ13 さいとうたかお
石の花 坂口尚
バジル氏の優雅な生活 坂田靖子
パエトーン 坂田靖子
ライラ・ペンション 坂田靖子
おたんこナース 佐々木範子
シリーズ春と夏と秋と冬 ささやななえ
七生子シリーズ 佐藤史生
カムイ伝 白土三平
百日紅 杉浦日向子
百物語 杉浦日向子
絶対安全カミソリ 高野文子
るきさん 高野文子
るーみっくワールド 高橋留美子
人魚シリーズ 高橋留美子
私もトルコで考えた 高橋由佳利
ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)
事件屋稼業 谷口ジロー
明治時代シリーズ 谷口ジロー
孤独のグルメ 谷口ジロー
遙かな町へ 谷口ジロー
キャプテン・プレイボール ちばあきお
あしたのジョー ちばてつや
のたりひねもす日記 ちばてつや
舟に棲む つげ忠夫
つげ義春 の ねじ式以外
ブラックジャック 手塚治虫
時計仕掛けのリンゴ 手塚治虫
アドルフに告ぐ 手塚治虫
はだしのゲン 中沢啓治
神聖喜劇 大西巨人原作・岩田和博脚色・のぞゑのぶひさ画
波津知子もみんなおんなじかな
刑務所の中 花輪和一
朱雀門 花輪和一
アロイス 萩尾望都
銀の三角 萩尾望都
11人いる! 萩尾望都
残酷な神が支配する 萩尾望都
メッシュ 萩尾望都
訪問者 萩尾望都
ヒカルの碁 の途中まで ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)
ダンシングジェネレーション−ニューヨークバード 槇村さとる
裂けたパスポート 御厨さとみ
あぶさんの12巻まで 水島新司
野球狂の詩の水原有紀が出てくる前まで 水島新司
風の谷のナウシカ 宮崎駿
クライマー列伝 村上もとか
垣根の魔女 村野守美
私家版鳥類図譜・「私家版魚類図譜 諸星大二郎
陸奥A子の短編
日出処天子 山岸凉子
山岸凉子の一連のこわい短編
大家さんと僕 矢部太郎
テルマエロマエ ヤマザキマリ
それではさっそくBuonappetito! ヤマザキマリ
C級サラリーマン講座 山科けいすけ
夢見る頃をすぎても 吉田秋生
海街ダイアリー 吉田秋生
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e6/75dec5a67897e72fa892fe700ca79295.jpg)
ペリリュー 6巻 が出ているのを知って、買いに行かずにはいられなかった。あいかわらずすばらしい。(と言うのがはばかられるような内容なのだが。)次は7月だと書いてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/82/1114a7ba5b6cfb2bc7e55580c99dec49.jpg)
(アメリカの)軍産政癒着の本質を突いている。
戦争時の強姦(あるいは性欲)の話(→ペリリュー)まで書いてある。
後半はタイトル通りのろくでもない(失礼!いやおもしろいんだけどね)思いつきを書き連ねている印象だ。
「ペリリュー」のことで書いておきたいことがある。
もう文字通り生きるか死ぬかと言う状況下での自慰行為が描いてある。平和な我々は、なんて男ってばかなんだと思ってしまうのだが、いや、これこそが極限状況なのだ。生きるか死ぬかだからこそ、自分の遺伝子を残そうというのが本能なのではないか。トマトは枯れる寸前まで水を少しだけ与えると、うまいトマトができる。多くの植物が秋、枯れる前に実をつける。人間以外のほぼすべての動物が、子供が作れなくなれば、まもなく死ぬ。生物は皆、遺伝子だけは残そうとするのだと思う。(女性は違うのかもしれない。自分が死ねば、あるいは子供にやれる栄養がなければ遺伝子が残せない。やっぱり男っておきらくで、ばかなのかもしれない。)
もう文字通り生きるか死ぬかと言う状況下での自慰行為が描いてある。平和な我々は、なんて男ってばかなんだと思ってしまうのだが、いや、これこそが極限状況なのだ。生きるか死ぬかだからこそ、自分の遺伝子を残そうというのが本能なのではないか。トマトは枯れる寸前まで水を少しだけ与えると、うまいトマトができる。多くの植物が秋、枯れる前に実をつける。人間以外のほぼすべての動物が、子供が作れなくなれば、まもなく死ぬ。生物は皆、遺伝子だけは残そうとするのだと思う。(女性は違うのかもしれない。自分が死ねば、あるいは子供にやれる栄養がなければ遺伝子が残せない。やっぱり男っておきらくで、ばかなのかもしれない。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/1b/2b6fae839bc07c206375f988ff16df40.jpg)
すばらしかった。感動した。完成度の高い傑作だと思う。特にこの絵が良い。この絵だからこそ、時に重すぎる、悲惨な内容を際立たせていると思う。
まだ連載しているらしい。あまりに感動して、続きが早く読みたい気持ちと、重い内容から、先を読むのが気が重くなるようなそんな気持ちでいる。
漫画家として成功すると良いなあどころではない、どうやら大ヒットしているし、賞も得ているようだ。よかった。
ここ数年、映画「硫黄島からの手紙」「この世界の片隅に」(これは原作もアニメ映画もとてもすばらしい)など、戦争物のすばらしいものをいくつも知ることができた。戦争体験者がどんどん亡くなっていって、そういう時代にこういうすばらしい作品がいくつも生まれることはすばらしいことだと思う。