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ペリリュー ―外伝― 2 武田一義 / 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)

2023年08月26日 | 漫画
 ペリリュー外伝の2が出ていた。まだ書き続けているらしく来年3が出るそうだ。
 すばらしい作品は言葉を失う。ただ、日本人なら読むべきだと思うだけだ。

ペリリュー外伝1

2022年07月30日 | 日記
 ペリリュー本編のスピンオフ。そろそろ出ると聞いていたが「外伝1」なのだ.続きが出ると言うことか。うれしいが、2か3ぐらいまでにして欲しいなあ。それはなんていうか、すべてを語ってしまうよりも語りきれていない方が深みがあることが良くあるからだ。でも、アメリカ側からの話だったり、本編後の話だったり本編と変わらぬ質でとても良かった。

ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)

2021年08月01日 | 日記
 ペリリューの11巻が最終刊で7/29だかに出た。最終刊は、戦争後のことが描かれていて、これも僕の予想を超えたすばらしいものだった。
 全11巻、すばらしかった。日本人は皆読むべきだと思う。もちろんこれがすべてではない。(そんなことも書いてあって、すごい)
 さらにはスピンオフも描く予定だという。それもなんていうか、テレビドラマの二番煎じではなく、本編で描けなかったことを書くのだという。期待したい。アニメにもなるらしいが、それはどうかなあ。でも「この世界の片隅に」が、漫画も、アニメもすばらしかったので、期待していいのかもしれない。期待したい。

ペリリュー10来た (ネタバレ注意!)

2021年02月07日 | 漫画
 知り合いに、ペリリュー出ましたよ、と言われ、そうだ、出ているはずと、本屋に寄ったのだが、2軒とも売り切れてた!ネットで注文したら、翌日届いた。まったくなんて世の中だ。本屋はたまったもんじゃないなあ。
 以下、ネタバレあり。10行くらい空けます。












 生きて捕虜になってくれた。ほっとした。史実に基づいているのだが、それでもこうして生き残ってくれて、良かったなあと思うし、吉敷をはじめ戦争が終わってから(!)亡くなってしまった人たちのことを思うと胸が痛む。この後のことを1巻だけ描くと言っている。半年後に出るらしい。

ペリリューは、もうずいぶん何度もとりあげた

ペリリュー8 ちょっとネタバレ注意

2020年02月13日 | 漫画

 8巻が2月5日に出た。8巻の最初が「昭和21年秋」なのだ。最後の対米戦闘から1年半経ったところだ。長かったなあ、最終刊かと思ったのだ。
 だが、違う。まだ続く。9巻は7月出版予定だそうだ。半年先だ。そう書いて、そしてあらためて実際に潜伏していた人たちの時間のこと、横井さんや小野田さんのことまでも考え込んでしまう。

ペリリュー 7巻

2019年08月14日 | 漫画
 先月出る予定だというのでときどき本屋で見て回ったのだけれど見つけられず、ネットで調べて注文した。あっと言う間に来て、感心している。内容も変わらぬ質の高さで感心している。こんな絵なのに重い。明日は8/15、終戦記念日だ。だが、彼らはまだまだ戦いが続く。今の社会に暗澹たる気分になる。

漫画百冊

2019年03月31日 | 漫画
 もちろんこれは僕にとって(だけ)の漫画100冊だ。最初の10冊は特別。

夢見る惑星 佐藤史生
空の色に似ている 内田善美
テレプシコーラ 山岸凉子
半神    萩尾望都  
ポーの一族  萩尾望都 
星に住む人々 樹村みのり 
藤子不二雄異色SF短編集 
きりひと賛歌 手塚治虫 
童夢 大友克彦
寄生獣 岩明均
 
エロイカより愛をこめて 青池保子
Z 青池保子
失踪日記・アル中病棟 吾妻ひでお
カオスノート 吾妻ひでお
あだち充 どれもみんな同じ
百姓貴族 荒川弘
ぼのぼの いがらしみきお
Sink いがらしみきお
かむろば村へ いがらしみきお
I(アイ)いがらしみきお
うえぽん いしかわじゅん 
至福の街 いしかわじゅん
もやしもん 石川雅之
茶箱広重 一関圭
百鬼夜行抄 今市子
私たちは繁殖している 内田春菊 
ひぐらしの森 内田善美
草迷宮・草空間 内田善美
星の時計のLiddell 内田善美
蟲師 漆原友紀
エイジ 江口寿史
火消し屋小町 逢坂みえこ
グーグーだって猫である 大島弓子
AKIRA 大友克彦
ダーリンは外国人 小栗左多里
中国いかがですか 小田空
悪い子 樹村みのり
夕凪の街桜の国 こうの史代 
この世界の片隅に こうの史代 
がんばれ元気 小山ゆう
おれは直角  小山ゆう
あずみ 小山ゆう
ゴルゴ13 さいとうたかお
石の花 坂口尚 
バジル氏の優雅な生活 坂田靖子
パエトーン 坂田靖子
ライラ・ペンション 坂田靖子
おたんこナース 佐々木範子
シリーズ春と夏と秋と冬 ささやななえ
七生子シリーズ 佐藤史生  
カムイ伝 白土三平
百日紅 杉浦日向子
百物語 杉浦日向子 
絶対安全カミソリ 高野文子
るきさん 高野文子
るーみっくワールド 高橋留美子
人魚シリーズ 高橋留美子 
私もトルコで考えた 高橋由佳利
ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)
事件屋稼業 谷口ジロー
明治時代シリーズ 谷口ジロー
孤独のグルメ 谷口ジロー
遙かな町へ  谷口ジロー 
キャプテン・プレイボール ちばあきお  
あしたのジョー ちばてつや
のたりひねもす日記 ちばてつや
舟に棲む つげ忠夫
つげ義春 の ねじ式以外
ブラックジャック 手塚治虫
時計仕掛けのリンゴ 手塚治虫
アドルフに告ぐ 手塚治虫
はだしのゲン 中沢啓治
神聖喜劇 大西巨人原作・岩田和博脚色・のぞゑのぶひさ画
波津知子もみんなおんなじかな 
刑務所の中 花輪和一 
朱雀門 花輪和一
アロイス 萩尾望都
銀の三角 萩尾望都
11人いる! 萩尾望都
残酷な神が支配する 萩尾望都 
メッシュ 萩尾望都
訪問者 萩尾望都
ヒカルの碁 の途中まで ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)
ダンシングジェネレーション−ニューヨークバード 槇村さとる
裂けたパスポート 御厨さとみ
あぶさんの12巻まで 水島新司
野球狂の詩の水原有紀が出てくる前まで 水島新司
風の谷のナウシカ 宮崎駿
クライマー列伝 村上もとか
垣根の魔女 村野守美
私家版鳥類図譜・「私家版魚類図譜 諸星大二郎
陸奥A子の短編
日出処天子 山岸凉子
山岸凉子の一連のこわい短編 
大家さんと僕 矢部太郎
テルマエロマエ ヤマザキマリ
それではさっそくBuonappetito! ヤマザキマリ
C級サラリーマン講座 山科けいすけ
夢見る頃をすぎても 吉田秋生
海街ダイアリー 吉田秋生

ペリリュー 5巻を買った。すばらしい。

2018年08月21日 | 漫画

 先月に出ていたはずだが、今月の初めに買った。5巻もすばらしい。
 同僚に無理やり貸したのだ。なかなか返してくれない。読む気がないんだなあと思って、返してくれと言ったら、忙しくて、と言う。じゃあ、7月いっぱいだったら大丈夫だからと言ってさらに無理やり貸し続けた。8月最初に返してくれて、すばらしかった、実はこの絵で戦争物って、と思っていたのですが、すばらしいですね、と言うのだ。最初からすばらしいと言っていたじゃないか。でも良かったと思ってもらえてとても良かった。

発明マニア 米原万里

2018年06月03日 | 

 2003年から書き始めているものなのだが、最初の「夢送り込み装置」からして、安倍晋三(当時官房副長官)の「戦術核を使うことは……違憲ではない」という発言とその言い訳にならないというか恥の上塗りが書いてあり、小泉純一郎とか麻生太郎のことまで書いてある。
 (アメリカの)軍産政癒着の本質を突いている。
 戦争時の強姦(あるいは性欲)の話(→ペリリュー)まで書いてある。
 後半はタイトル通りのろくでもない(失礼!いやおもしろいんだけどね)思いつきを書き連ねている印象だ。


「ペリリュー」のこと、追記

2018年04月17日 | 漫画
 「ペリリュー」のことで書いておきたいことがある。
 もう文字通り生きるか死ぬかと言う状況下での自慰行為が描いてある。平和な我々は、なんて男ってばかなんだと思ってしまうのだが、いや、これこそが極限状況なのだ。生きるか死ぬかだからこそ、自分の遺伝子を残そうというのが本能なのではないか。トマトは枯れる寸前まで水を少しだけ与えると、うまいトマトができる。多くの植物が秋、枯れる前に実をつける。人間以外のほぼすべての動物が、子供が作れなくなれば、まもなく死ぬ。生物は皆、遺伝子だけは残そうとするのだと思う。(女性は違うのかもしれない。自分が死ねば、あるいは子供にやれる栄養がなければ遺伝子が残せない。やっぱり男っておきらくで、ばかなのかもしれない。)

ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)

2018年04月15日 | 漫画

 漫画家としてデビューする前にさよならタマちゃんと言うことになっちゃって、そして闘病記はすばらしいけれど、そのあとどうなってるんだ、漫画家として成功すると良いなあとかってに思っていて、ちゃんと他の作品を書いているらしい、本屋に平積みになっていて、ちょっと迷ったけれど、新品を買ってやった方が著作権料も入るだろう、4巻まで大人買いした。
 すばらしかった。感動した。完成度の高い傑作だと思う。特にこの絵が良い。この絵だからこそ、時に重すぎる、悲惨な内容を際立たせていると思う。
 まだ連載しているらしい。あまりに感動して、続きが早く読みたい気持ちと、重い内容から、先を読むのが気が重くなるようなそんな気持ちでいる。
 漫画家として成功すると良いなあどころではない、どうやら大ヒットしているし、賞も得ているようだ。よかった。
 ここ数年、映画「硫黄島からの手紙」「この世界の片隅に」(これは原作もアニメ映画もとてもすばらしい)など、戦争物のすばらしいものをいくつも知ることができた。戦争体験者がどんどん亡くなっていって、そういう時代にこういうすばらしい作品がいくつも生まれることはすばらしいことだと思う。