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ペリリュー 楽園のゲルニカ 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著)

2018年04月15日 | 漫画

 漫画家としてデビューする前にさよならタマちゃんと言うことになっちゃって、そして闘病記はすばらしいけれど、そのあとどうなってるんだ、漫画家として成功すると良いなあとかってに思っていて、ちゃんと他の作品を書いているらしい、本屋に平積みになっていて、ちょっと迷ったけれど、新品を買ってやった方が著作権料も入るだろう、4巻まで大人買いした。
 すばらしかった。感動した。完成度の高い傑作だと思う。特にこの絵が良い。この絵だからこそ、時に重すぎる、悲惨な内容を際立たせていると思う。
 まだ連載しているらしい。あまりに感動して、続きが早く読みたい気持ちと、重い内容から、先を読むのが気が重くなるようなそんな気持ちでいる。
 漫画家として成功すると良いなあどころではない、どうやら大ヒットしているし、賞も得ているようだ。よかった。
 ここ数年、映画「硫黄島からの手紙」「この世界の片隅に」(これは原作もアニメ映画もとてもすばらしい)など、戦争物のすばらしいものをいくつも知ることができた。戦争体験者がどんどん亡くなっていって、そういう時代にこういうすばらしい作品がいくつも生まれることはすばらしいことだと思う。

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