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明治憲法下では、軍隊は天皇に統帥されているだけで、議会に対してなんら説明責任すらない、という法的な原理?から始まって、大きな歴史的流れが記述されている。陸軍と海軍の足の引っ張り合いや、おろかさ、シベリア抑留のこと(ソビエトは分割統治できなかったので替わりに多量の兵力を労働力としてかってに取った)など、(こちらが無知なのだろうが)印象的だ。終戦後、結局アジアはヨーロッパの植民地になり、一部の日本兵たちが、民族独立運動の戦いの中に身を置いた、なんていうのも知らなかったとはいえ、驚いた。
図書館で借りたのだが、一冊買っておこうかな?