ナショナル・ストーリー・プロジェクト ポール・オースター/編 2019年01月29日 | 本 日本版の紹介を見たときは、どうだろう、アメリカとは気が合わないかと思ったのだが、そんなことなくてとてもおもしろかった。たしかにここに収められた話は替えのきかないような、たとえば本当に奇跡的な偶然なんかが多い気がする。 後書きがとても良かった。この本は9.11の2日後に出版されたのだそうだ。9.11後の、なぜアメリカが世界中に嫌われるのかを象徴するような挙国一致(とは書いてないけれど)とは別のアメリカがここにはあるのだ、と書いてある。そう、まさに少なくとも僕が嫌いな、許せないアメリカにひかれる部分、かなわないよなあと思うような健康なアメリカの精神がここにはある、と思える。 « 「誰も知らない」是枝裕和見る | トップ | ドル建て貯金 »
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