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ヴェラチーニ コンチェルトソナタ(鈴木メソッドVn教本から)

2021年01月09日 | チェロ
 スズキメソッドのヴァイオリン教本に後期バロックのVn奏者、作曲者、ヴェラチーニのコンチェルトソナタというのが入っている。なにがコンチェロトソナタだ、オリジナルにそんなものはなくて、作品2の「アカデミックソナタ(sonata academiche)」の、ソナタ8番とカプリッチョの8番というのから一部を適当に持ってきて順番を変えたり、切り貼りしたものらしい。ま、改訂はたいていこういった適当なもんだけどね。
 これをチェロピッコロで遊んだ。楽しめた。モダンでも楽しんだ。12度下げ、それからオクターブ下げでも。12度下げるとVnと同じポジション(と言えば良いのか)で弾けるのだが、やっぱりチェロでは低すぎて音楽が重くっておもしろくない。オクターブ下げだと、Vnより5度高いポジションになるのだが、難しいがそれらしく聞こえる。楽しめた。(自己満足。けっして人前でできるレベルではない)
 1楽章は改訂者が勝手に持ってきて勝手に変えているので、僕が弾く意味はほとんどない。
4楽章ということにしてあるガヴォットの(ダウンの)ワンボウスタッカートが練習になり、楽しめて、とてもよかった。でもオリジナルにはこんな指示はまったくなくただのスラーなのだ。まったくしょうがねえなあ、鈴木鎮一。



 楽譜を机の上に置いて写真を撮ったのだが、楽譜の下、カーディガンかなんかを着た、胸元に見えない?
 実際は、僕の足と椅子に置いたクッションと床なのだ。ちょっとおもしろかった。