「オシロイバナ」はオシロイバナ科の花で春まきの1年草です。別名は「ユウゲショウ」。これは花が夕方から咲き始めるからだと思います。暖地では庭植えでも冬越しするそうですが、この地方では無理なので、種を採取して春にまきます。
花期は7月~10月、草丈は60センチ~100センチくらい。花里の花壇では前の方に植えてあります。花壇では草丈は重要です。間違えると見えなくなる花がありますので(笑)
花が終わると種がつきます。オシロイバナの種は黒くて大きくて採取が楽ですが・・・1本の花からたくさんの種が採取できるので大忙しです。
昨年、長年お花のボランティアをされている方からオシロイバナの種をたくさんいただきました。昨年は今年以上にたくさん咲かせることができたのですが・・・今年は減ってしまいました。乾燥した栄養分のない場所に植えた種は発芽しても成長せず、花里ガーデンはイチゴが繁殖し日陰となり発芽が少なく、残りの種から育てた花も冷夏で成長が進まず、最悪の結果となりました。たくさんいただいた花を減らすということは大変に心苦しいことであり、深く反省すると同時に、現在必死で種の採取をしております。来年は増やします。1つも無駄にすることなく。
今年の反省・・・コスモスやヒマワリは乾燥した栄養分の少ない土でも成長しますが、オシロイバナは肥えた黒土を好むようです。花里が植える花壇は、問題ありばかりですが、何とか土質を改善し、きれいなオシロイバナを咲かせたいと思います。土がよければ丈夫で花期も長くきれいな花です。ボランティア花壇には最適。いただいた花を絶やすことなく、オシロイバナの輪を広げたいと思います。