特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

クリスマスに読みたい本、観たい映画

2012-12-30 12:54:52 | おススメの本・映画
久しぶりの更新です。クリスマスの話題から・・・我が家のクリスマスケーキの写真です



来年は、三毛猫柄に挑戦したいと思います。形は上達してきたと思いますが、顔の飾りが・・・まだまだです(毎年挑戦してます)。

さて、今頃ではありますが、クリスマスに観たい映画・読みたい本を紹介します。まず、観たい映画は、



ディケンズの名作『クリスマスキャロル』です。内容は有名ですが、キリスト教的なお話に基づいています。とても感動するお話です。

そして、読みたい本は、



ロシアの文豪トルストイ作『くつやのまるちん』です。以前、偶然この絵本と出会いまして、それからトルストイの熱狂的ファンとなりました。トルストイは、『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』などの小説で有名ですが、晩年は非暴力主義などの思想でも有名だったそうです。日本では、白樺派の方々が影響を受け、日露戦争の頃には「お歳暮にトルストイ」と言われるほど有名な作家だったとか・・・。与謝野晶子を主人公にした映画『華の乱』をご覧になると、この時代のトルストイ人気が少しわかると思います。映画には、白樺派の有島武郎が登場しますが、トルストイの影響を受け領地を領民に分け与えようとする苦悩が描かれています。この時代、今見ると面白い。

さて、『くつやのまるちん』ですが、この絵本を読み、泣きました。私の好きな聖書の言葉「これら小さき者にしたことは私にしたことなのである」を子ども向けのお話にしたものだと思います。貧しく、悲しい過去を背負ったおお爺さんがいます。神様は、明日会いに行くとお爺さんに言いました。でも、いつまで待っても神様は現れません・・・。でも、次々と困った人が現れ・・・。困っている人は自分だと思いなさい・・・そんな教えなんですね。

と、ここでいつも思い出すのは、山谷キリスト教伝道所の皆様です。ここに行くことを決意した牧師様は、路上生活者が夢に登場し「昼間物乞いに行ったのは私だったのである」と言ったと・・・教会の紹介にあったと記憶しています。伝道所のこむぎ様、今もブログを見てくださっていますか?お元気ですか??

欧米では、クリスマスに寄付や募金をすると聞きますが、やはり困っている人を自分だと思いなさいという聖書の教えからだと思います。クリスチャンではありませんが、クリスマスには、私も募金をしています。今年は、原発避難区域に残されたペットレスキューをされている団体に寄付をしました。1月には、東電から賠償金が出るそうです。これも寄付しようと考えています。自分ができないことをしてくださっている方々に心から感謝しています。

最近購入した本です。



残されたペットを救うために20キロ圏内に飛び込むボランティアの方々、レスキューされたペットたちを預かっている方々が全国にいらっしゃいます。本当に有難うございます。

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