「ヤブラン」は、ユリ科の耐寒性常緑多年草。大変に丈夫な植物で、その上日陰を好みます。通常の「ヤブラン」は緑色ですが、日陰に映えるのは斑入り。写真の斑入りヤブランは日当たりの良い場所にあったせいか明るい色です。
夏の終わりにラベンダー色の花が咲きます。これを摘んで小さな花瓶に活けると可愛いです。
ヤブランは本当に丈夫。根が頑丈ですので土留めにもなります。株分けで増やしますが、掘り出すのが大変なほど頑丈に生えます。株分けも手では無理なのでハサミを使って切り分けます。小さな株も数年経つと大株に!
常緑ですので、一列に植えて花壇の縁どりにしても素敵ですし、日陰に強いので花木の根元に植えても素敵。
日陰だと葉の色が濃くなるようです。この葉は、春先にバッサリと刈りこむと新しいきれいな葉っぱがすぐに生えてきます。
この秋、県立南湖公園に続く道沿い(日陰)に、株分けした斑入りヤブランを植えていと考えています。日陰で土砂が崩れやすい場所ですので、株のはるヤブランは土留めをしてくれるでしょう。その合間に日陰に強い秋海棠などを交互に植える予定。増やしながらの作業ですので数年かかるかもしれません。